|
以前から読んでいたが、なかなか難解で進まなかった寺内大吉著「化城の昭和史」を遂に読み終えた。
映画館で、感動のあまりしばらく呆然として席を立てなくて、しばらくその場にいる。
そんな経験をした事があるが、この「化城の昭和史」は、下巻を一気に(と言っても2〜3日要したが)読み終えたとき、その感情に似た思いを覚えた。
時は、暫定税率の問題から、ガソリン価格が上がったり下がったりで喜ぶ人や安堵する人、深刻意な被害を被る人もいて大騒ぎ。
昭和の前半の時代から比べれば遥かに長閑な風景かもしれないが、いつの世も国を司る人々の思惑で、ほとんどの国民は振り回されるんだな・・・とも思う。
5.15事件や2.26事件について、私は真剣に読んだ事がないので詳細は殆んど無知な私にとって、この本を読み通すのは、かなり根気がいったが、読み進む間にいつの間にか熱中していた。
だが、まとまった時間を取れず、何度も後戻りしては読んでいた。
それが、ここにきてえらい風邪を引いてしまった。
声は嗄れて出なくなり、頭痛と悪寒、おまけにモノモライが目に出来て充血し腫れてしまったので、医者以外は外出もせず、ずっと大人しく寝ずにはいられない状況だった。
そのお陰で一気に読み終えたが、病気中にこの重い内容の本を読むのはかなり応えた。
而も、最後に近付くに従って、胸がドキドキするくらい主人公の「改作」と一体化した気分であった。
「宗教とは、民衆の為の阿片の作用をする」とは、別に「信念の浄化と、精神、意志の鍛錬の道としての宗教」もある。(「改作」の言葉より)
この本を読んで得たことは、法華経や日蓮の事だけではない。
しかし、宗教は自由とはいえ、阿片のような作用も起こす、とは、それも国の運命を左右するくらいの作用を起すような不安定な国にだけはなってはいけない。
|
はじめまして!
通りすがりにお邪魔させて頂きました^^
宜しければ私のところにも遊びに来てくださいね〜^^
失礼します^^
2008/5/2(金) 午後 3:50 [ jun ]
読み終えましたか???
よかったです、それなりにいい感想を持ってくれて
この本を読み終えて
改作
尾崎の本も読みました
やはり仏教とは素晴しいものだと思うし、それ携わる人たちは
もっとその素晴しさを世に広めて欲しい
文中にある
「自分ら愚かな者に慈悲の涙を投げかけてくれる仏陀」
そんな仏の姿を多くの人に知ってもらいたいですね
2008/5/2(金) 午後 4:14 [ あ-ちゃん ]
aatyanさん、何とか最後まで読み終えましたが、曇った鏡に映したみたいな感じなので、もう一度上から読み直しています。
さすがに二回目は読んでいても綺麗に磨かれた鏡のように、「ふんふん」と頷きながら読んでいます。
「???」が多かったので…
改作が誰をモデルにしたのかも検討がつきません。
しかし、私にとってはかなりインパクトのある書籍ではありました。
おそらく現実の私の周りでは誰も紹介してくれないと思います。
本当にaatyanさんに感謝致します。
有難うございました。
バスツアーの帰る車中からコメントしています。
2008/5/3(土) 午後 8:14
hikabuさん、コメント有難うございます〜
2008/5/5(月) 午後 4:50
「化城の昭和史」。
これは知りませんでした。
読んでみたいです。
2008/5/10(土) 午前 6:04 [ 風 ]
hakuさん、私は日本史(世界史もですが)苦手で2・26事件や5・15事件も詳しいことは知りませんでした。
なかなか手に入らないらしいので、ネットで購入しました。再読していますが、陸軍や政府の要人の名前がいっぱい出てきて、読書ノート作りたい気分です。
2008/5/10(土) 午後 8:07