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姑が他界して2年が過ぎ、3回忌が終わった。
夫は妹、弟2人の4人きょうだい。
長男として、晩年の姑のお世話を献身的にしてきたのを傍で見ていた私は、つい最近まで続いた相続争いは情けないとしか言えないものだった。
妹、次弟、末弟は所詮外に出た者だから1:3に分かれ、話し合いはずっと平行線で、結局調停で漸く決着つけたという有様だ。
「絆」と言う言葉が持て囃されるこの頃、そんなものは、金銭が絡んだらあっという間に吹っ飛んでしまうと思う。
だから、「絆」をあまり好意的に、美しい最強の言葉、みたいに取り扱うと苦い思いをする、ガラスみたいなものだから過信せず用心した方がいいと私は思っている。
私は、結婚以来40年以上も同居してきてその間、姑には随分酷い言動で泣かされてきた。
そもそも、ブログの動機がそんな憂鬱な毎日から逃れたくて始めたくらいだから。
「人は、生きたように死ぬ」
「棺を閉めた時にその人の人柄が分かる」
と、誰かに聞いた事がある。
姑の死はまさにそれを実証していると私は思った。
調停の結果は、調停員に
「今の法律では殆んどの場合長男、又は最後まで親の世話をした者にとって、報いられるような結果にはならないから」
と、同情されたそうだ。
「親の死後は、付き合わない」
と、縁切り宣言していた義妹は、何事も無かったかのように涼しい顔をして3回忌に現われた。
姑に生き写しのようなこの義妹には二度と会いたくないと思って清々していた私はがっくり。
3回忌が終わっても、すっきりしないなんて、やっぱり姑からの開放はまだまだ先か・・・トホホホ
今年は遅れている彼岸花、姑は嫌いだった。
あんなに美しい「天上の花」とも言われる彼岸花を、桜に優るとも劣らないくらい大好きな私は、彼岸花がますます愛おしくなるのだった。
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故人の不徳なんですよ
遺産相続でもめるのは
金で義理や人情や仁や徳を忘れるように育てのは
その本人なのですから
2011/10/3(月) 午前 11:21 [ あ-ちゃん ]
いろいろあったのですね〜。。
たしかにお金がかかわると、ほんとにややこしくなりますね。
2011/10/4(火) 午前 0:08 [ NON ]
あーちゃんさん、本当に、本当にそう思いました。
通帳残高の明細書を請求した義妹の金銭感覚は故人そっくりです。
2011/10/4(火) 午前 11:34
NONさん、お金は宝物かもしれないですが、人間関係を狂わす魔物にもなってしまうんですね。
夫の弟妹との付き合い、これから頭痛の種になりそうです。
2011/10/4(火) 午前 11:39
長男と結婚して義理の妹たちの世話をしていた母が、「旧民法下で嫁いで来たのに・・」と言っていましたよ。戦後民法が変わりましたからね。
また、養子に行きその家の全財産を継いでも実家の財産分与も法律上は要求できますからね。
2011/10/26(水) 午前 7:35
Yumejiさん、後を継いだ長男も苦労しますが、血縁関係にある者と、そうでない他人(配偶者)では嘆きの程度が全く違うと思いました。
財産分与に私は無関係ですが、金銭に関係なく人的な苦労がいっぱいあって、いつまでも本当に割り切れない思いがします。
2011/10/26(水) 午後 9:30
そうですね。当方も裁判にまでなりましたが一番苦労した母は無視され(当然無関係)血縁のある息子の私が「被告」という名前にされました。
たくさんの親類を被告にして戦う一部の親族(原告)がいるとは本当に情けなかった思い出です。
2011/10/27(木) 午前 7:09
Yumejiさん、一見民主的で人に優しい憲法かもしれませんが、日本古来の家族制度を根本から覆し、残るは骨肉の争い、みたいな醜い争いが起こり、今後に禍根を残すだけと言う情けない結果です。
私は、結局のところ今後、墓地の管理、法事などふりかかってきますから、つくづくこの争いには全く納得いきません。
2011/10/31(月) 午後 8:28