楽しいトホホホ生活

毎日酷暑。でも8月になればすぐに立秋だよね。

人間模様

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半年位前に、合唱団に入ったTさんは、合唱の経験がまるでない、との事だったので、ソプラノかアルトで取り合えず歌うこととなっちた。
ところが、慣れないから当然と思うが全く歌えてないらしいと言うので、アルトの中で随分辛く当たる人たちがいる。
空気を察したTさんが
「難しいから、やっぱりもう少し簡単な童謡なんか歌っているところないかしら」
と言い出した。
普通は、そんな事言わずにもう少し頑張って練習してみたら、みたいに引き止めると考えていたら、
その人たちは待っていたかのように、市内にある別の合唱団を指し、
「あそこに行ったらいいんじゃない?」
と即座に言ったらしい。
 
「ひどいよ、それなら、メロディが多いソプラノで歌ってみたら。高音は無理に出さなくてもいいよねぇ」
と、言ってソプラノの人たちに言ってみると
「ああ、Tさんは楽譜も読めないらしい。ルーズだし・・・。そんな歌えない人でもいいの?」
と真っ先に言ったのがつい最近まで小学校の教師をしていたAさん。
「楽譜が読めなくても立派な流行歌手いるよ。読めても下手な人いる。(それ、あんた)」
あっけらかんとした顔で言うのを唖然と眺めていた。
子ども達に何を教えていたんだか・・・
今、幹事をしているアルトのKさんも、
「Tさんは、舞台で綺麗な衣装を着るのが楽しみだ、って言ってたけど、笑っちゃうよね」
と、せせら笑うように言う。
「それがどうして悪いの?いいじゃないの動機なんか何だって!」
私より年配のKさんは続けて、
「井戸端会議は嫌いだから、他の人が何言ってるか気にしない」
と気取った感じで言うので、
「いじめはね、いじめる人、いじめられる人、それを見て見ぬ振りをする人、傍観者もいじめに消極的に加担しているのと同じなの」と言ってやった。
 
みんな人生経験だけは長いんだけど、冷た過ぎると思う。
確かに、何事も鈍感でルーズ、礼儀を知らなさそうなTさんにも何か原因があるかもしれないけれど、これって「いじめ」じゃないのかな。
 
邪魔者を排除する空気は許してはいけないと思う。
こんな雰囲気で、Tさん、ソプラノで練習についていけるかなぁ・・・
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漸く春らしく、梅が咲き、鶯が鳴き、桜もチラホラ咲き出した陽気な季節なんだけど。
趣味の世界の、ちっぽけな集団の中での陰険な言動、嫌になる。
ホント、トホホホだわ。
 
 

避難する人

趣味のサークルで一緒のHさんは、娘さん一家が、東京から神戸に引越しするから半年サークルを休むらしい。
娘さんの夫は東京での仕事なので、2人の乳幼児と娘さんのみが神戸に引っ越すとのこと。
理由は、例の放射能汚染の危惧から逃れるためだそうだ。
で、神戸なら安心だろうからと、私たちの県を通り越して西へ移動するのだそうだ。
 
何で母親がくっついて行くの?とみんなが訊ねると
時々東京に行く娘さんの留守の間の子守りとか、色々・・・だとか。
それで、今年中娘の家に行くっていうのも大変な話なんだけど、彼女は、以前お産の時も半年以上娘さんの所に行っていたので、今回も娘さんからの強い要望に応えて子守りに駆けつけることに。
娘さんも、すっかり母親を当てにしているけれど、幸せな親子であるには違いない。
 
それにしても、放射能の汚染から逃れる為とはいえ、何だか複雑な気分になってしまう。
一体、この灰色の雲に覆われたような事態、いつ収束するんだろう。
そして、このような親子がこれからも出てくるんだろうか、と思うと、にわかにこの辺りも安穏としていられない気もしてくる。
それとも、「神経質すぎ」「過保護」と一笑に付していいもんだろうか・・・
自分の立場になったら、同じことしているかもしれないし。
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碧南の「はなしょうぶまつり」で水辺を彩る涼しげな花を観ていたら、束の間、忘れることが出来たけどね。
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同級生バスツアー

中学校の同級生36名で年一回の日帰りバスの旅に出かけた。
子どもの頃に同じ学び舎で過ごした人と言うのは、こうして年月を経ても子どもの頃のイメージが取れず、会話や談笑1つとっても独特の雰囲気がある。
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行先は、乗鞍岳。
畳平駐車場に着いた時には、雲が広がって、バスターミナルや山荘の灯りが「霧のロンドン」みたいな風情を醸し出していた。
気温は、下界では猛暑と言うのに13度。
寒いのなんの。
でも、銀嶺荘で休憩後晴れ間を見計らって魔王岳まで2,700m位の途中まで登った。
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空気が薄いからか、息切れがしてすぐ疲れた。
昨年、この駐車場辺りに熊が現われて怪我をされた方がいたのを知っていたので、熊には充分気をつけるようガイドさんに言われたが、そんな事も忘れて冷気を楽しんだ〜
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同級生

高校の同級生だったSさんが、私の住む街へ最近度々現れるそうだ。
今は、参議院議員選挙の真っ最中で、その関連訪問だ。
以前、私たちのコーラス指導に来てくれたのだが、金銭的なトラブルや妙な運動に団員を巻き込む出来事が何回もあって、とうとう辞めざるを得なくなったのだが、その際、市内のブティックに未払いのお金が13万円近くあってそのまま来なくなった。
ブティックの主人は困り果て、内容証明便で請求書を送ったり自宅までもらいに行ったのだが、払わずそのまま放置してある彼女が、どんな顔してコーラス団員の家を訪問するんだろう、と思うと呆れてしまう。
 
それに、いくら元知り合いだと言っても今の時期戸別訪問しても大丈夫なんだろうか。
 
私は、かつて彼女をきつく詰ったから、家に絶対に来ないだろう。
支払いについても、メール
 
テブィックママの悩みを伝えたから、いくら厚顔な彼女も来ないだろう。
選挙になると、違反スレスレの活動をしなくてはならない彼女の生活も同情したいが、やっぱりお金にルーズな人は信用出来ない。
 
訪問する前にブティックの支払いをしなさい!と言いたい。
これじゃ折角の訪問も逆効果だろう。
彼女の不誠実な行いは、支持政党にとってもマイナスだと思うが・・・
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ウォーキングしている堤防のカンナは今年も真っ赤な花を瑞々しく咲かせている。
花も葉も茎も今が一番若々しくて美しく鮮やかだ。

別れ

3年間の闘病生活を送っていたUちゃんが亡くなった。
中学3年生の丁度今頃だった。
足に違和感を覚え、病院に行ったのが病との壮絶な闘いの始まりだった。
Uちゃんは、小学1年生からピアノのレッスンに来ていて、音楽が大好きな子どもだった。
ちょっと不器用だが、それも情熱で吹き飛ばすくらいに上達し、得意な曲はランゲの「花の歌」。

中学生になってからは、合唱の伴奏を率先して引き受け、「旅立ちの日に」はとても綺麗な音色で弾けていたが、卒業式は闘病中のため、車椅子で病院から駆けつけたのだった。
22時間の大手術にもめげず、ニコニコと卒業式に出ていたことを、来賓で出席していた私は鮮明に覚えている。

その後も、肺に転移したり、再び足にも転移が見つかり切断したのだが、辛い抗がん剤にも打ち克ち、元気に松葉杖をついてピアノに通ってきた。

元々X JAPANのファンだったので、ピアノ曲も彼らのヒットナンバーから選んで練習した。
たまたまX JAPANのピアノ楽譜を持っていた私は、
「これ1冊、全部弾けるようになるといいね。プレゼントしよう〜」
Uちゃんははにかみながらも嬉しそうに、大人びた顔をして
「ええ〜、いいですか?有難うございます」
と喜んでいたのは、何度目かの束の間の退院していた時だった。

ある日、明日からまた入院する、と言う時の事。
「そうだ!Uちゃんがピアノ弾いているところ写そう」
と言って、写真を撮った。
写メールでUちゃんの携帯電話に送り、
「病院で、時々ピアノの事思い出してね、またお見舞い行くから」
明るい声で、Uちゃんに言ったものだ。

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そんなつもりではなかったが、今日、急いで写真屋さんでプリントアウトして白い木のフレームに入れ、通夜の会場でお母さんに渡した。
いつも、レッスン送ってきていたお母さんに会ったとき、お互いに涙で言葉にならなかった。

「ピアノがあの子の唯一の支えでした・・・」
「Uちゃんは、3年間ホントによく頑張ったわよ。これは、Uちゃんの生きた証と思ってもって来ました」

会場には、最後に練習していた「SAY ANYSHING」など、XJAPANのナンバーが静かに流れていた。
Uちゃん、XJAPAN好きだったものねぇ。



天国に行ったら、心置きなくピアノの練習してね。
お疲れ様・・・合掌

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