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 まず今週末にせまった、「中四国稽古会」のお知らせからです。
 日時:7/22(土)PM6:00〜9:00
 場所:東広島市西条町寺家2918新宮神社 神楽殿
 稽古会に参加希望の方は、
 i_taka_s50_4_7syunpou@yahoo.co.jp(礒部)まで。
 無想会会員の方は、LINEででも連絡していただければ助かります。
 沖縄空手道無想会の会員の方々、そして非会員の方々もマナーを守って頂けるのなら、大歓迎ですので、奮ってご参加ください。
 
・・・・

 さて新興・那覇手としても良い、剛柔流の代表形としても良い、

 サンチン(三戦)の形と、

 首里手・沖縄手クーシャンクー(観空)の初動が同じだとは、

 誰も思いもつかないことでしょう。

 しかし、もう沖縄空手道無想会の会員の皆さまや、

 弊会の日本縦断セミナーに、ご参加された方なら、

 「それも、ありそうだな・・・?!

 との感想が出るはずです。

 現代のサンチン(三戦)の形は、東恩納寛量師の高弟であった宮城長順先生が、

 自らの修行の後に中国に行かれて、彼の地から怒責作用ともいわれる呼吸法で、

 身体を操作する。というものが付け加えられました。

 さらにこれは、宮城先生がハワイなどに行かれ、

 彼の地でレスリングなどの補強運動(いわゆる筋トレ)なども、取り入れられています。

 これらの行為は、従来の唐手を、

 さらに、武術的に鋭角化するというものでは無く・・・、

 首里手の形や業・技の動作が、糸洲安恒師によって体育化・体操化していったのと同様に、

 すべて近代社会の中核に導入させるための、

 体育化・体操化の結果だとわたくは捉えています(文責・筆者=新垣)。

 ですから、サンチン(三戦)の形を武術的に修行するには、

 呼吸で身体操作をする方法を、完全に除去しなければなりません

 その際に、身体を固める動作も除去すべきか?

 サンチンの歩き方の特徴である「静歩行」では無く、動歩行にすべきか?

 などなどの疑問も、生じるはずです。

 首里手、あるいは沖縄手のサンチン(三戦)ならば、

 それらの身体操作は、怒責作用を消去したのと同じ理由で、

 除去すべきである!という回答が、出てくる可能性が高いです。

 なぜなら新興・那覇手の祖である、宮城長順先生の師であった東恩納寛量師が、

 琉球王国が崩壊して明治になった時に、サンチンやセイサンを移入させる遥か以前に、

 すでに、琉球王国時代の沖縄には唐手・佐久川が移入したであろう、

 サンチン(三戦)の形が存在していたからです。

 それらには、上記の動作が皆無としても良いからです。

 これが、筆者(=新垣)が古流・那覇手と呼ぶ流れです。

 サンチン(三戦)どころか・・・、

 ローチン(六戦)も、サイファ(九法)も、セイシャン(十三)も、

 セイウンチン(四十五戦)も、クルルンファ(九龍法=九十九)も、

 そしてスーパーリンペー(壱百零八)も・・・、

 その他合わせて、十六の形の全て が存在していたのです。

 その時に移入されたサンチン(三戦)は、

 いわゆる首里(手)サンチン(三戦)と呼ばれ、

 近年まで実在していました(現在、修行されているかは不明です)。

 それらのサンチンは、開手のため「熊手サンチン(三戦)」、

 あるいは「ショウ(松の漢字か?)・サンチン(三戦)」などと呼ばれていました。

 本部御殿手という流派を創作した、上原清吉師が若い頃(壮年?)に演じた

 「ジッチン」という形も、開手の首里サンチン(三戦)だった可能性が非常に高いです。

 ただ、ここで明確にしておきますが・・・、

 コブシ(閉手)では無く、開手で行い、怒責作用の無いサンチン(三戦)の形は、

 東恩納寛量師も同様なのです

・・・
 注・正確に記せば、東恩納師のそれは、怒責作用は無し
   開手から閉手への変革は師自身によるものか、   
   または弟子の宮城先生からなのか? の詳細は不明です。
・・・

 ただ東恩納師は、琉球館を護衛していたアーナン(護衛兵の意味)

 軍事教練であった、16の形すべてでは無く、

 僅か5、6の形を教授しています。

・・・
 注・この部分、書き飛ばしています。ご興味のある方は、

 拙著「沖縄空手道の歴史を参考にしてください。
・・・

 
 東恩納寛量師が、明治期に福建省の琉球館の近くにある湖城道場で学んだ形は、

 すでにその数まで減少していた可能性もあります。

 なぜなら清朝、並びに緑営の衰退と、琉球王国の崩壊によって、

 沖縄と清国との交流が禁止になったために、琉球館の公式廃止

 それに伴う、琉球館を護衛していた、アーナン(中国護衛兵)の撤廃のため、

 湖城道場において、どれだけの形が伝承できていたのか不明だからです。

 いずれにしろ、

 開手で、怒責作用の無い、サンチン(三戦)こそが、武術としての形です。

 現在の、コブシ(閉手)で怒責作用で身体操作をするサンチン(三戦)が、

 近代化に邁進していた日本・沖縄社会へ融合するための

 体育・体操としてのサンチン(三戦)の形としても、間違いは無いはずです。

 さらに武術としてのサンチン(三戦)は、相手から自分の襟首を掴まれた時に、

 解脱法として、
 
 クーシャンク―の動作、いわゆる「空を観る動作」があった確率は、

 非常に高いです。


 なお、武術としての解脱法の意味を喪失してしまった・・・、

 
 いわゆる、現行の「観空の動作(空を観る動作)」は、

武術の動作が、完全に様式化してしまって、

まるで意味を持たなくなった。

 ことの、著明な例です。

 武術として伝承された沖縄空手には、

 そのような動作の入り込む余地は、皆無です。

 さらに、筆者(=新垣)は、中国武術には門外漢であると明記した上で記しますが・・・、

 中国清国軍事教練にも、

 そのような動作が、入り込む余地は無かった。

 はずです。


次に、「中四国稽古会」のお知らせです。
 稽古会お知らせ
 日時:7/22(土)PM6:00〜9:00
 場所:東広島市西条町寺家2918新宮神社 神楽殿
 稽古会に参加希望の方は、
 i_taka_s50_4_7syunpou@yahoo.co.jp(礒部)まで。
 無想会会員の方は、LINEででも連絡していただければ助かります。


注・下記のように今年の12月に、アメリカの本部道場にて日本人空手家向け、特別直伝稽古、並びに昇級・昇段審査を行う予定です。
 詳細は沖縄空手道・無想会の空手を沖縄で、沖縄同好会、代表氏のブログにも記してありますが、さらなる事項は決まり次第、随時告知する予定です。

沖縄空手道無想会
新垣清・最高師範
直伝
 「第13回・日本縦断セミナー’17、秋・初冬期」
東京・大阪・沖縄

東京
10月21日(土曜日)
9:00〜11:00   BumB(東京スポーツ文化館) マルチスタジオA 
             初回限定&会員特別稽古


12:00〜17:00 BumB(東京スポーツ文化館) マルチスタジオA  
            本セミナー

10月22日(日曜日)
9:00〜12:00  BumB(東京スポーツ文化館) マルチスタジオA
            本セミナー
13:00〜15:00 BumB(東京スポーツ文化館) マルチスタジオA
            本セミナー
15:30〜      BumB(東京スポーツ文化館) マルチスタジオA
            昇級審査
審査終了後       場所未定
            懇親会

大阪
(場所・スケジュール未定)
10月28日(土曜日)
10月29日(日曜日)

沖縄
(場所・スケジュール未定)
11月4日(土曜日)
11月5日(日曜日)

 の予定です。
 注・セミナー内容、準備するものなどの詳細は決定次第、告知いたします。
 なお、日時、場所が変更になる場合がありますので、御了承ください。




日本人空手家向け、特別直伝稽古、並びに昇級・昇段審査
沖縄空手道無想会・世界総本部道場
(アメリカ・ユタ州)
12月5日(?未定)−12月8日(直伝稽古)
12月9日(昇級・昇段審査)
現在までの詳細は、下記をクリック



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を、以下の通り、更新しました。

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