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 「クーシャンク―(公総管)」観空」などと呼ばれる形の一部の動作は

 糸洲安恒師が武術として伝承された沖縄空手の体育・体操、

 スポーツ化するために「チャンナン(江南)」の形を分割して、

 平安(ピンアン)の形シリーズとして創作した際に、

 平安三段に導入されています。

 この平安三段の形の中頃に、

 武術的にはどうしても辻褄が合わない部分があります。

 まあ、「平安の形自体が、武術じゃないから、ドーッって事ないよ!

 って済ませば、それはそれで良いのですが・・・。

 「クーシャンク―(公総管)」の形は、すくなくとも琉球王国時代においては、

 「武術としての形」として伝承されたので(?)

 これは「非常に、ドーッってこと、ありだよ!」となります。

 沖縄空手道・無想会は、
「武術として伝承された沖縄空手の再興」

 を謳っているのですから、この部分の武術的解明を果たさなければ、

 形の修行をする価値がありません。

 じつは「クーシャンク―」は大きく分けて、「北谷屋良(チャタン・ヤラ)のクーシャンク―」と

 首里の松村宗昆系統の「クーシャンク―」の二種類があります。

 大きな違いは、「北谷屋良」系統の方が、形の出だしが原型に近いということです。

 その出だしの部分を、松村は手刀(本来は喉輪)に変化させています。

 この稿、続きます。
 
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この記事に


 「観空の形」には、「観空」の動作は本当に存在するのか?
 
 などと、非常にヤヤッコシイ題が本ブログの主題です。

 沖縄空手を代表する形は、「ナイファンチ(内帆船・南方拳)」と

 「クーシャンクー(公総管)」の形です。

 クーシャンクー(公総管)の形は、日本本土に空手が移入された後に、

 船越義珍師によって、「観空」という名称に変更されます。

 この形の最初の両手を挙げて、目線を上に向ける動作が、

「空を観る」動作として解釈されたからです。

 まあ、本ブログをお読みになっておられる方ならば・・・、

 この「空を観る」という解釈、あるいは「空と一体となる」、

 または、「己を空とする」などという解釈は、

 すべて後付けだとは、気づかれていると思います(でも・・・、ナンか、恰好良いけどね!)。

 しかし、わたくしは実は、この

 「ク-シャンク―(公総管)」、あるいは「観空」の形の、

 両手を広げ合わせて、自分の頭の斜め前方へ上げる、所謂

 「空を観る」動作の存在自体が、後付けだと思っています。

 この稿、続きます。

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お知らせです。
8月に行われる沖縄空手国際大会を記念して、
沖縄空手道無想会でも、大会に合わせて
           新垣清師範直伝の空手セミナー
を開催いたします。
なおこれは、弊会独自のセミナーで、大会主催のセミナーとはまったく別のものですので、お間違えの無いようにお願いします。
日時と場所は、以下のとおりです。
お申込は、3月中に申込HPを開設致しますので、そちらからお願いいたします。
開 催 日:平成30年8月6日(月)
会  場:沖縄船員会館、二階、第一会議室
     沖縄県那覇市前島 3-25-50
受付時間:18:00〜18:30
セミナー:18:30〜21:30
懇 親 会:21:45〜23:15懇親会(※会場未定)
講習料金:3,000円
懇親会費:3,500円前後を予定


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沖縄の古武道?


 わたくしは自らのナイファンチの修行によって得た、

 武術としての沖縄空手の心身思想・操作によって、全ての武道、武術、

 そして少し広げて、格闘技全般を理解して行こうとしている人間です。

 そしていま現在は琉球古武道、または沖縄古武道と称されるものの

 「棒の手(棒術)」を修行し直しいます。

 沖縄の(所謂)古武道にはこの他にも「(サイ)の手」、「鎌(カマ)の手」、

 「(エーク)手」などがある(?)とされます。
 
 しかし、今現在のわたくしの想いとして・・・、
 
 沖縄の現在やられている大部分の棒術は、果たして「実戦で使えるのか?」っと

 言う部分があるからです。

 沖縄の心身文化には奇想天外、あるいは奇妙奇天烈と呼んでも良い、

 「ナイファンチ(南方拳・内帆船か?)の形」

 という、人類の心身文化史上で、特異かつ究極のモノが存在します。

 ならば、琉球王国時代の武人であれば、
 
 このナイファンチの形を見極めた人間の認知度によって、

 他の古武道と言われる武器術をも、修行していたはずです。

 ならば・・・、上記の武器術は、ナイファンチの心身思想と同等なもので、

 現在も修行・伝承されているのか?

 っというのが、わたくしの個人的な心境です。

この記事に

剣は自らの身を隠す


 自分の修行した棒の手、そしていま行っている棒の手の、

 試行錯誤から出てきたのが、以下の想いです。

 日本剣術では、真っ向上段から振り下ろすにしても、

 袈裟斬りにするにしても、相手を斬る自分の刀は、

 己の身を、その刃筋で守っているはずです。

 そうでなければ、命が幾らあっても足りません。

 ならば身体を大きく使って、剣筋を伸び伸びと大きくするなどという

 現代の竹刀競技の身体操作などとは、それこそ真逆なはずなのです。

 それを現代においては、日本剣術の修行者、

 そして、指導者もやってしまっている場面が多くあります。

 これは糸洲安恒師以後の空手が、体育・体操、

 そしてスポーツとして変革されたために、

「武術的には、まるで使えない!」 

 っということと、同じです。

 それと同時に、それらの変革にようやく今頃になって気づいた自分の目に、

 今まで気づかなかった、(古流の)日本剣術において達人と言われた人々の

 剣の操作がようやく、理解できるようになってきました。

 アッ、「今ごろ遅い!」 っというツッコミは無しね!

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