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***2010年、映画マイベストファイブ***
毎年恒例になりました。この企画。昨年僕が観た映画の中で、これは!!、と思う作品のベストファイブを発表したいと思います。 選考基準です。 ①スクリーンでもう一度観たい映画であること。 ②DVDをコレクションしたくなる映画であること。 ③上記ニ点を両方満たす事。 なお、期間につきましては、昨年の1月から12月までとさせて頂きます。 では発表です。 まずは ***邦画部門***
第一位 「告白」 第二位 「のだめカンタービレ最終楽章後編」 第三位 「最後の忠臣蔵」 第四位 「ちょんまげぷりん」 第五位 「アウトレイジ」 次点 「悪人」、「キャタピラー」 ***************** 邦画部門ですが、昨年、特にある傾向が見られました。 それはダークでダーティな内容を扱った「暗黒映画」に、とても優れた作品があったという事です。 これらが、2010年という年に固まって上映されたという事は、なんだかこれからの時代の流れを象徴しているかの様です。 「アウトレイジ」「告白」「悪人」それにちょっと毛色は違いますが「キャタピラー」も大変暗い内容の映画です。この中で「告白」は、脚本、キャスティング、演出、映像、音楽、ほぼ全て完璧と言える作品です。 暗くて残酷で、救い様のない状況を描いたこの作品。全く、愛という言葉が挟み込めない内容の映画であるに関わらず、もう一度観たくなってしまうのです。 中島監督はカラフルな映像を作る人として知られています。いままでプロモーションビデオ等の仕事をされていた方です。そのためお得意の映像処理によって、作品の持つ、陰湿さや、しつこい暗さを持つ、「毒の部分」を吹っ飛ばしてしまったのです。正にそれは映画界に「ドッカーン」の内容でした。ここまで表現されてしまったら、もう僕は降参するしかないです。正直な所、僕は余り好きな監督さんではないのです。しかし、中島監督の圧倒的な力量に、批判の余地はないと思いました。 ゆえに一位です。 2010年は、暗黒映画の当り年でしたが、あえて、楽しい映画を上位にランクインさせました。「のだめ」はやはり、映画の楽しさを存分に味わせてくれますね。 そして、特筆すべきは「ちょんまげぷりん」でしょう。これは全く僕自身予想もしていませんでした。ここまで面白い映画だったとは。 なお、「悪人」「キャタピラー」に関してはDVDをコレクションしたいか?と問われれば、ちょっと疑問でした。そのため次点とさせて頂きました。深津絵里さん、寺島しのぶさん、お二人の熱演はお見事でした。賞賛の拍手を送りたいです。 ***洋画部門***
第一位 「インビクタス/負けざる者たち」 第二位 「しあわせの隠れ場所」 第三位 「オーケストラ!」 第四位 「ミックマック」 第五位 「NINE」 次点 「月に囚われた男」、「パイレーツ・ロック」 ********************** さて、洋画部門。 はっきり言って、この何年か、クリント・イーストウッド監督作品以外に、評価出来る内容のあるハリウッド映画は「アバター」ぐらいでしょうか? なぜ、イーストウッド監督は、こんなにもやすやすと傑作を「量産」出来るのか? それも短期間のうちに。 今回僕が一位に挙げた「インビクタス/負けざる者たち」もそのうちのひとつです。 「硫黄島からの手紙」「チェンジリング」「グラン・トリノ」この監督、ほんとにあっという間に、やすやすと作ってしまうんですよね。 ハリウッドの全ての才能は、次にクリント・イーストウッド監督が何を作るか、そこに集中しているんじゃないか?そんな穿った見方までしてしまいます。 そんな中、久々にサクセスストーリーの王道を行く作品が生まれました。 それが「しあわせの隠れ場所」です。この映画、実に爽快感があります。 観終わってすっきりした気分で映画館を後に出来ます。こういう映画を待ってたんですよね。 フランス映画も健闘しています。「ミックマック」は、暗くなりがちな内容を実に巧みにコメディーとして、映画作品に仕上げてあります。「オーケストラ!」はちょっとドタバタ調ですが、作品の盛り上がりは「のだめ」以上です。音楽映画の逸品といえるでしょう。 次点にはなりましたが、大健闘をみせたのがイギリス映画「月に囚われた男」です。 ほぼ一人芝居であることを忘れてしまうような作品です。脚本がしっかりしてるんですね。そのチャレンジ精神はあっぱれでした。 ************** 皆様、色々と異論はあろうかと思いますが、全くの個人的な感想を元に選考した結果ですので、お気を悪くなさらない様に。 |

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