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さて、吉例となりました、年間映画ベスト5を発表したいと思います。 2012年は洋画16作品、邦画18作品と、さほど多くの映画を鑑賞することが出来なかったのが残念です。その中から、僕の独断と偏見で、これは!!という作品を取り上げたいと思います。 選考基準は以下の通りです。 ①映画館でもう一度見たい作品であること ②DVDをコレクションしたい作品であること ③上記ニ点を両方満たす作品であること では発表です。 まずは洋画部門 第一位「アーティスト」 第二位「戦火の馬」 第三位「コッホ先生と僕らの革命」 同三位「最強のふたり」 第五位「ソハの地下水道」 *************** 続いて邦画部門 第一位「BRAVE HEARTS 海猿」 同一位「テルマエ•ロマエ」 第三位「あなたへ」 第四位「鍵泥棒のメソッド」 第五位「鬼に訊け 宮大工 西岡常一の遺言」 次点「アウトレイジ ビヨンド」 ***講評*** 洋画部門ですが、僕の一番のお気に入りは、なんといっても「アーティスト」なんですね。 3D映画全盛の21世紀の現代に、あえてモノクロ、しかも無声映画という大胆な手法をとりいれたこと。そしてなにより、それが映画を観る楽しみを再発見させてくれたことに、敬意を表したいと思います。この映画を創ろうという勇気ある行為に僕は拍手を惜しみません。 第二位の「戦火の馬」 さすがスピルバーグ。映画監督としての手腕は全くさび付いていません。「写真」(故黒澤明監督は自分のとった映画を”シャシン”と呼んでいました。)の撮り方が素晴らしいんです。他の映画監督はもっとスピルバーグに学んでほしいですね。 「コッホ先生と僕らの革命」と「最強のふたり」はもう、本当に甲乙付けがたい素晴らしい作品です。よってどちらも三位ということにさせて頂きました。第五位に入った「ソハの地下水道」 女流監督アグニェシカ•ホランド監督の大変な力作です。是非、鑑賞をお勧めします。 さて、邦画部門 第一位が二作品ということになりました。しかも、どちらの作品もフジテレビ系列の作品なんですね。 「テレビ局が作った映画なんて……」とコアな映画ファンはお思いでしょうが、僕はとても感動致しました。 どちらの作品も、映画とはどういう表現方法なのかを熟知している監督がとっているんですね。だから「絵」の力があるんです。「BRAVE HEARTS 海猿」はおそらく「海猿」シリーズの中でも最高傑作でしょう。 上映時間116分というのも大変優れた編集であることを物語っています。無駄なカットはひとつもありませんね。 また、「テルマエ•ロマエ」は、あの「のだめ」シリーズを撮った監督さんなんです。 優れた原作、脚本があって、そして適材適所のキャスティングが絶妙でした。これも上映時間108分。出演の皆さんの顔も濃い人ばかりですが、作品の中身もギュッと濃いのです。 第五位に入りました「鬼に訊け 宮大工 西岡常一の遺言」は宮大工の棟梁、西岡常一さんの貴重なドキュメンタリーです。これは是非後世に語り継ぐべき偉業です。 それを映像化した意義は大きいものがあります。仕事とはどう取り組むべきなのかを優しく、そして厳しく我々に伝えてくれます。建築に興味のある方、そして表現を仕事にされておられる方には、是非ご覧になることをお勧めします。 なお、セカイのキタノブランドである「アウトレイジ ビヨンド」は次点とさせて頂きました。 以上、私の独断と偏見に基づく2012年映画ベスト5でした。 |

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