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再び小川一水先生の著作から抜粋。全4巻、導きの星でございます。ジャンルは何だろう?歴史大河SFかな?SFの定義は宗派に分かれてるからよくわからない^^;
・amazonより引用
銀河に進出して数多くの異星人と邂逅した地球は、文明の遅れた彼らを宇宙航行種族にすべく“外文明支援省”を設立。“外文明観察官”を派遣して、秘密裏に援助を開始した。だが、若き観察官・辻本司と三人の美少女アンドロイドが発見した「スワリス」との意外な接触(と失敗)が、やがて銀河全体を波乱へと巻き込んでいく…。期待の若手SF作家が描く、ハートフル・ファーストコンタクトSF。
主人公である辻本司と、その部下になる3人のアンドロイドの出会い(?)は結構コミカルに描かれます。巻末の報告書によると彼女らは辻本の指示を ”弾力的” に解釈し、想定と別の任務をこなしていくことになります。これだけを書くと、最近のライトノベルのようなソフトSFかと思われますが、もう一人の主人公【スワリス】達が辻本たちの任務を通して歴史を刻んでいく過程が壮大に書かれています。読み進める内に、スワリス達の発展が地球とほとんど大差ない事に気付くことでしょう。
この作品は、巻ごとが起・承・転・結に上手く分かれており、各章ごとのまとめ方も非常に秀逸です。読んでいて飽きることはないでしょう。
巻が進むにつれ、主人公が外文明監察官といった仕事を選んだ理由、3人のアンドロイドの行動理由、銀河に広がった外文明群の行く末など,お勧めしたい点はたくさんありますが、ネタばれはやめた方がいいのでこのくらいにしておきましょう。
SFが好きな方、歴史が好きな方にお勧めする一冊です。
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