ふ〜みん日記♪

自分の身体と心なのに思い通りにならないね

甲状腺癌(初診〜診断確定)

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家族に対して説明することをカミングアウトと言うのどうかはさておき・・・

夫は珍しく早く帰ってきた。(私が退院するまでは本当にいい夫になっていました・・・)
本日聞いたことをすべて話した。
実は夫は気が弱い人・・・
しばしの沈黙の後、「手術すれば治るんやろ・・・」と聞いてきた。
なぜかイライラしてしまった私は「そう思いたいんやけど・・・手術してみんとわからんてさ。」と冷たく言ってしまった。
全く素直じゃないよね。と後で自分でそう思った。

子供には、「甲状腺と言うところに悪いできものがあるから手術して取ってくるわあ。」と説明した。
小6の娘よりも高校生2年生の息子のほうはが反応して、「手術すれば治るんやろ」と少しうるうるしている。
男の子はこれだからいくつになってもかわいい。
ちなみにこの息子は、あのヒット曲「千の風にのって」が嫌いだ。
「私のお墓の前で泣かないでください・・・」と言う出だしが、私が死んだらどうしようと思わせてしまうらしい。
話題になった時期と私の手術の時期が重なっていたことが大きな理由のようだ。

名古屋にいる娘には冬休みに帰省するまでは話さないことにした。
1人暮らしの娘に不安な思いをさせたくなかったのだ。

とりあえずこれで私の長い告知日が終わった。ふう・・・

H19.12.6
午前中に告知を受けてそのまま午後は出勤することになっていた。
お昼は病院のレストランで済ませた。
初診日同様食欲はあった。

主人は今の時間帯は電話に出ることが出来ないことはわかっているので、おいといて・・・
さて・・・職場に説明しなければならない。
同じグループの人に少し話してはいるが、「癌」とは言いたくなかった。
もちろん別に詳細に説明しなくてもいいのだが、
へたすると睡眠時間を除くと家族よりも一緒にいる時間の長い仲間をごまかし続けるのもいやだし・・・
仕事上での配慮もお願いしなければならない。

めんどくさくなった
午後休んじまうか・・・
いやこれからのことを考えるとあまり休めない・・・

食事をしながら、車を運転しながら気持ちを整理した。
結論はありのままに近いことを話すことにした。
それが私らしいと思った。

気持ちが固まると気が楽になった。

職場で話すとみんなびっくりしていた。
「癌」と言う言葉を使わずに「悪性の腫瘍」と説明した。(同じことなんだけどね^^;)
みんなは心配してくれた。でも変な同情がなかったので助かった・・・
このあたりは私の性格を知っていてくれるのでありがたい。
病気休暇も快くいただけそうだ。
でも
直属の上司、所属長、グループの仲間以外には話さないことにした。

頑張って出勤してみたものの
精神的な疲れがどっと出て、仕事にならなかった。

今は、かなり誰にでもカミングアウトしているが、
この頃は本当に誰にでも知られるのがいやだったんだな。

告知

H18.12.6
細胞診の結果を聞く日だ。

数日前から、「なんともなかったですね。手術もしなくていいですよ。」と言われることを願った。
今日が正確な告知日になるのだろうが、初診日にそれに近いことを言われているので意外と気持ちは落ち着いていた。

癌と確定されることも怖かったが、手術自体がいやだったのだ。
実は私は帝王切開2回、子宮筋腫の摘出術1回と過去に3回も手術を経験している。
だから、手術後のつらさが身にしみている。

いつものように診察室に入ると、いつものように冷静な主治医が座っている。
いつもと違うのは、看護師が2名も立ち会っているということ。
先生は、戸をあけて診察室に入ってくる私をみて、さらに後ろをみた。
おそらく誰かが付き添ってきたと思い込んでいたのだろう。
夫は今日はついてくるとは言わなかった・・・
私もついてきてと言わなかった・・・
本来ならば検査の日よりも今日ついてきてもらうべきだったんだなとはじめて気がついた。

「結論から言うと、悪性でした。」
「検査の結果は、5段階の5で一番悪かったです。」
・・・一・番・悪・い・・・ 急に目の前が暗くなり、突然、死を意識した。
「それはかなり進行していると言うことですか?」
と私が聞くと、それまで表情一つ変えなかった主治医が、座ったまま自分のキャスターつきの椅子をすごい勢いで転がして、私とひざがくっつく位のところまで近寄ってきた。
そしてとてもやさしい表情になって
「そうではなくて、細胞診の判定のことです。1、2は良性、3,4は悪性か良性かはっきりしない、そして5は悪性に間違いないということです。」と説明してくれた。

診断名は「甲状腺乳頭癌」
紙に書いて病気について丁寧に説明してくれた。

先生は
「僕は本人に本当のことを伝える主義です。逆に言うとこの癌はそれくらい心配ないということです。
10年生存率95%です。」
「進行の遅いおとなしい癌だから、手術は緊急と言うほどではないけど早期のほうが回復が早い。」
「いくらおとなしい癌でもほうっておくといつかは命にかかわる。」
「手術してみないとわからないが、エコー等の状況から左半分だけ摘出すればいいと思う。」
と、先生はあまり酷なことを言ってもいけないし、あまり安心させて手術しないと言い出されても困るし・・・とバランスに気をつけて話していることが伝わってきた。
私のことを考えてくれていることがありがたかった。

「手術はいつにしますか?1月にしてしまったほうがいいけど。」
 職場の協力で、前もって1月には仕事を入れないように調整してきた。
「いつでもいい」と言う私の意見を聞いて
「それでは1月11日はどうでしょうか?これならば2月には職場復帰できますよ。」
年度末で忙しい時期と重ならないし、3月には次女の小学校の卒業式も控えている。
私もちょうど都合よかったのでその日に決定した。

「術前検査は手術1ヶ月前のデータしか採用されないので、1週間後にしましょう。」
「その時に家族の方に説明したいので一緒に来てもらってくださいね。」と言われた。

喘息は、全身麻酔にリスクを伴う。
呼吸器内科をこの後受診予定なので、先生宛に手紙を持たされた。
呼吸器内科の主治医は手紙を見て、「大変だね。でも大丈夫だからね。」と言ってくれた。
この主治医もあまりしゃべらない人だ。
でもこれだけ言ってもらえれば心強い。

今日もまた両主治医の株が私の中であがった。
この先生達に任せようと腹をくくることが出来た。

恐怖の細胞診

H18.11.27
いよいよ細胞診の日が来てしまった・・・と朝から憂鬱でした。

2,3日前から時々首が締め付けられるような気がして吐き気がする。
わたしってこんなに神経質だったっけ???と自分で自分に突っ込みを入れてみたりしました。

予約は午後2時。午前中は出勤しました。
職場の同僚の「頑張ってね」という声に押されてお昼に職場を出ました。
看護師さんより「食事はしてきてもかまわないけど、気持ち悪くなると思ったら抜いてきてね」と言われていました。
”にわか”神経質になっている私は昼食を食べないことにしました。

本日はたまたま主人がお休みでした。
ついてくるというので(めずらし〜い)、助手席の人になりました。

主治医が検査すると言うことでしばらく待たされました。
主人は待たされたことによって早くもついてきたことを後悔している様子・・・
まったくもう・・・こっちは不安なんだよ〜 (プンプン)

30分くらい待ってようやく名前を呼ばれました。
エコー室のベッドに横になると主治医登場。
エコーでの押さえ方がとってもソフトでした。つらくないように気を使ってくれてるみたいでした。
意外と気を使うタイプなのかな。
ちょっと主治医の評価が上がったぞ!

「じゃあ針を刺しますから動かないでね。」と言われて怖くてぎゅ〜っと目を閉じて手を握りしめました。どきどき・・・バクバク・・・
ちくっとしたけど、思ったよりも痛くない。
「それじゃあ細胞を吸引しますね。」と言われた直後に看護師さんがなにやら引っ張ってました。
細胞が取れたと言うことで、1回で無事に終了。
多分10分間くらいでした。
思っていたよりもあっけなかったです。二度としたくはないけど・・・

結果は1週間後に聞くことになりました。

ベッドから起き上がった途端にめまいがして少し気分が悪くなりました。
待合室の夫に訴えると「昼飯食ってないから腹減ったんやろ・・・」
「なあんだと〜 もう少しいたわれ〜!」と思いましたが、売店でおにぎりを買って食べたら気分がよくなりました。
・・・はい あんたのいうとおりはらへってただけでしたわ!・・・

首の表面の痛みはすぐになくなりましたが、中のほうにず〜んとした痛みがしばらく残りました。

H18.11.15 その3
病院を出たのは、お昼に近かった。
本日は検査等にどれくらいの時間がかかるのかわからなかったので、仕事は1日お休みをいただいている。
仕事がたまるのが気にはなったが、今から出勤する気力も体力もなかったので、予定通りに休むことにした。

以前から気になっていた和食のお店のランチを食べようと思った。
車を運転しながら、少し現実的に考える思考が戻ってきた。
それと同時にランチのことを考えている自分を「冷静だね」と妙に感心してしまった。

そのお店は半個室だった。
11時を少し過ぎた時間だったのですいていた。

ランチを注文した後の待ち時間に職場の先輩にメールで結果を報告した。
「大丈夫?」という趣旨の返信がすぐに返ってきた。
それをみたら、急に涙が止まらなくなった。
でも人に弱いところを知られたくないいじっぱりの私は、「大丈夫です。まだ確定したわけじゃないし、明日出勤する時は元気です。」と返信した。

涙はどんどんあふれてくる。半個室でよかった・・・
「癌かあ。あまり人には言いたくないよなあ・・・」と思った。
癌=死、かわいそうな人と思われるのがいやだったのだ。
ランチが運ばれてくるときに、お店の人に泣いているのを悟られないようにするのが大変だった。

でも食欲は衰えていなくて完食した。
こんなときにも食欲はあるんだなあ・・・久しぶりにメタボ予備軍でもあることが気になった。

ところで
こんなときは、一番先に報告するのは夫ですよね。
でも、これはまた今後書いていくことになると思うけど、私たちの夫婦関係は微妙な状態なのです。
だからメールしても何の返信もない可能性があって、傷つきそうで怖くて連絡しませんでした。

まっすぐ家にかえるのがいやで、これもまた以前から気になっていた老夫婦の喫茶店に行きました。
コーヒーとケーキをいただきながらぼんやりと外の景色を見ていました。
ここはゆったりとした時間が流れていました。
そのときに夫から「どうやったんや?」と電話がかかってきました。
状況を説明しました。心配はしていたようでした。
正直言って救われました。孤独感が少しだけ軽減しました。

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