ザーカイのひとりごと

聞く耳を持つものは聞きなさい。ルカ4:23

荒野の旅の記録

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旅の終わりに・・・

ここに、このような祈りを書き記すことができることを嬉しく思います。
決して、短い旅路ではありませんでした。
モーゼが導いた旅ほど長くはありませんでしたが、わたし達家族の「荒野の旅」も、時には苦しく、時には渇き、時には無言の叫びがありました。
でも、一つだけ明確なことは、
わたし達は弱い者ですが、わたし達の信じる方は強い方である・・・・ということです。
すべて、聖書に書かれているとおりでした。
もし、本当に神を知りたい、求めたいと思うなら、聖書に登場する人々の後に続いていけばいいのです。
それ以外に、あなたの生活のレベルで神を知ることは無いでしょう。

もし、あなたが知識レベルの神で満足を得ることができるのなら、どうぞそのままでいらしてください。

でも、もしもあなたが、神を知り尽くしたい、神をとらえたい、神にとらえられたい・・、と望むのでしたら・・・。

今日がその日です。

神に従う日です。

静まって、主の御前に立ってください。

主は、あなたの父となってくださいます・・・・。



「私は、主が私たちに与えると先祖たちに誓われた地に入りました。
きょう、あなたの神、主に報告します。」
申命記26:3

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。
アーメン

光・・・・。
 
 
 
震災から7が月。
 
 
 
何かが、
 
変わってきています。
 
 
 
 
元船乗りさんは、
 
定年で船を下りて、
 
貯えで、「My ボート」を作りました。
 
船から下りた船乗りの間で、
 
「Myボート」を持つことは、一種のステータスでした。
 
海暮らしを無事に終えた証・・・・。
 
 
 
 
 
 
ボートを眺めて、
 
港でその日を過ごすことが、
 
何よりの楽しみでした。
 
 
 
 
 
 
3.11、
 
その「Myボート」は波にさらわれたまま、
 
戻ってきていません。
 
 
 
「きれぇに無くなって、せいせいしたぁー。中途半端はいけねぇ。かえって金がかかる。」
 
「オイラは、良い方だー。現金で払ったからよぉ。友達は退職金をはたいて家さぁ、建てたんだぁ。」
 
 
 
Q:晩酌我慢して、もう一度、Myボート作りますか・・・。
 
「・・・・。ここ(行政の借り上げアパート)では無理だぁ。港まで遠い・・・。村に戻れたらよぉ・・・。」
 
 
 
 
 
震災から7ヶ月。
 
寡黙な海の男が、
 
ようやく話してくださった思いでした・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あなたは、
 
「絶望」を見たことがありますか。
 
 
 
 
 
昨日、ある老夫婦を見かけました。
 
素朴な感じの夫婦でした。
 
きっと、
 
これまでの人生は、
 
第一印象の通り、
 
素朴で、
 
誠実な人生だったでしょう。
 
 
 
 
 
ただ一つ、
 
不釣合いだったのは、
 
ご夫婦の目・・・でした。
 
 
 
素朴な印象とは打って変わって、
 
その目には、
 
深い、
 
深い、
 
悲しみが映っていました。
 
 
 
 
悲しみは、
 
残念ながら、
 
わたし達の人生につきものです。
 
 
 
でも、
 
彼らのまなざしに映っていたものは、
 
「絶望」。
 
 
 
 
 
 
光はある。
 
「闇は光に打ち勝たなかった。」
 
 
 
 
もどかしさの末に、
 
ただ、
 
神を待ち望むばかりでした。
驚くような出会いが与えられた。
 
その方は、福島第一原発で働くエンジニア。
 
あまり時間がなかったので、
 
ズバリ質問した。
 
 
 
「大丈夫でしょうか。」
 
 
エンジニア:
「大丈夫じゃないですね。」
 
 
「大丈夫ではないのですか。」
 
エンジニア:
「原発は死んでいませんよ。まだ生きています。
殺す方法がないのです。」
日本のエンジニアの頭脳が集結して対策を練っていますが、原発が生きている以上冷却し続ける以外に打つ手がないのです。
遠隔操作でできることには、どうしても限界があります。
最終的には、人の手で行うなければならないことがあります。
でも、これだけ線量が高いと、施設内に人を送ることが出来ません。
施設のカバーリングを行っていますが、原発が生きている以上、いつでも危険と隣り合わせです。」
 
 
 
「fukushima50は、今も人を換えて存在しているのですね。」
 
 
 
エンジニア:
「fukushima50の話は、聞いたことがありますが、実際の方々がどなたかは知りません。誰も知らないようです。
でも、作業員は東電の社員だけではありません。
施設のカバーリングをしているのは、建設業系の会社の作業員です。
年間の被爆線量を超えない3ヶ月未満の単位で、交代して作業をしています。」
 
 
 
「作業終了まで、あと何回のサイクルが必要だと思われますか。」
 
 
 
エンジニア:
「20サイクルは必要でしょう。」
 
 
「どうして、福島の作業に志願しましたか。」
 
 
エンジニア:
「単純に、エンジニアとして福島第一を見たかったのです。興味が強かったからです。」
 
 
「しかし、リスクの方が興味より大きいですね。それでも福島に来て、何を得ましたか。」
 
 
エンジニア:
「人間が触れてはならない領域を侵したのだと思いました。
神がいることは、なんとなく知っていました。
でも福島に来て、人間の力の限界を見ました。いつ何が起こってもおかしくない状況で、大きな事故もなく、とりあえず無事に予定されていた作業を終えることが出来ました。
それは、神の存在を強く感じました。
何かが緊迫した状況を守っている・・・と。」
 
 
 
 
 
 
 
神は、
 
わたしたちが限界にいる時に、
 
もっとも強く現れてくださるのだろうか。
 
 
 
 
それとも、
 
日々、
 
現れてくださっているのに、
 
わたしたちが、
 
見向きもしないだけなのであろうか・・・・・。
 
 
 
 
どれだけの方が、
 
「生きる神」を体験しているのだろうか。
 
 
 
 
 
 
日曜日に世界各国の教会で行われる礼拝、ミサ・・・。
 
そこに、
 
「生きる神」は居るのだろうか。
 
 
 
各地の日曜礼拝の中に、
 
ほんとに、
 
「生きる神」が居るのだろうか・・・・。
 
 
 
 
イエス・キリストは、
 
各地に出て行かれました。
 
 
 
彼は、
 
一つのところに留まりませんでした。
 
 
ひたすら、
 
ひたすら、
 
「天の父」を伝えに、
 
出て行かれました。
 
 
 
 
 
わたしたちも、
 
彼を
 
見失うことなく、
 
追いかけていかないと、
 
「生きる神」に
 
出会うことは
 
無いでしょう・・・・・。

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