西日本新聞社北斎、検閲避け名入れず? 作者不明だった西洋風画の謎 シーボルト収集品目録と一致 オランダのライデン国立民族学博物館に所蔵され、長く作者不明だった6枚の絵が江戸時代後期の浮世絵師、葛飾北斎(1760〜1849)による西洋風肉筆画だったことが、昨年判明した。そもそも、なぜ長年の間、作者が分からなかったのか。同博物館シニア研究員のマティ・フォラー氏が長崎市発行の学術誌に寄せた論文を基に、絵画の謎に迫る。 作者不明だった最大の理由は、署名や落款がなかったこと
このうちの1枚「江戸湾を臨む東海道品川」は、江戸湾の月明かりの光景が美しく広角に描かれているのが印象的。月夜の暗い場面を巧みに捉えており、月光の加減を東海道の路面に差す人影だけで表現している。左手の波間に反射する月光も繊細に描いている。 シーボルトの性格が謎の解明に役立った
画匠とは、出島出入り絵師の川原慶賀(1786〜1860)を指しているとされる。当時は外国人と日本人の接触が制限された鎖国下。日本側はオランダ人が安易に別の絵師に接触しないよう規制をかけ、署名や落款を入れられるのは川原だけだったようだ。シーボルトが北斎から絵画6枚を受け取ったのは江戸だったが、長崎から離れた地域でもこうした不文律が尊重されていたらしく、検閲のような検査もあったという。このため、北斎はわざと作者不明にすることで「抜け道」にしたとみられる。 「富嶽三十六景」の成功につながった可能性も
1826年5月にシーボルトが江戸に上った際、オランダ人が定宿としていた旅館を北斎が訪問したことが分かっている。北斎は晩年にも画法の研究を怠らずに続ける努力家。フォラー氏は論文で「遠近法を中心とする西洋画法について、北斎やシーボルトが旅館で議論したのではないか」と推測する。 西日本新聞社
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絵画
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江戸後期の浮世絵師・葛飾北斎(1760〜1849)の肉筆画「鶏竹図(けいちくず)」が見つかった。来年のえとでもある鶏が描かれており、東京の美術商が11月末、デンマークでの競売で落札した。鹿鳴館を設計した英国人建築家ジョサイア・コンドル(1852〜1920)の旧蔵品とされ、日本では存在がほとんど知られていなかった。 朝日新聞社
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オランダの博物館所蔵,北斎の西洋画だった 作者不明6枚http://mainichi.jp/articles/20161023/k00/00m/040/039000c毎日新聞 葛飾北斎が江戸の日本橋を描いた水彩画=ライデン国立民族学博物館提供 オランダのライデン国立民族学博物館に所蔵され、作者不明とされてきた絵画6枚の作者が、江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎(1760〜1849年)だったことが同館の調査で分かった。長崎市で22日にあった「国際シーボルトコレクション会議」で、同館シニア研究員のマティ・フォラー氏が発表した。西洋画の特徴がみられ、フォラー氏は「北斎が西洋の技法をよく理解していたことが分かる。非常に画期的だ」と話している。
絵画は水彩画5枚と石版画1枚で、日本橋や品川など、江戸の街並みが描かれている。江戸後期から幕末にかけて日本に滞在したドイツ人医師、シーボルトが集めた作品の一部。落款やサインはなく作者は不明だったが、シーボルトの子孫が保管していたシーボルト直筆の目録に6枚の絵のことが記録されていることをフォラー氏が確認した。目録には「北斎が我々のスタイルで描いたもの」という記述もあった。
日本画では墨で輪郭を取って色付けするが、見つかった水彩画は縁取りせずに描く西洋画の技法が用いられている。また、画面の3分の2を使い、空を大胆に描く構図にも西洋画の特徴がみられる。これまでの北斎の絵画ではみられなかった特徴という。
シーボルトは1823年、江戸時代の鎖国期に長崎オランダ商館の医師として来日。フォラー氏によると、シーボルトが残した記録には、1826年に江戸に上った際「上手な絵師と会った」という記述があり、この際に北斎から絵画を受け取ったとみられる。フォラー氏は「西洋人が描いたと思っていたので、とても驚いた」と話している。【今手麻衣】 |
ハチ蜜の森キャンドル芸術とはなにか? ( 平成23年2月)
芸術を学ぶということは絵や音楽を学ぶということだけでなく、人間の最も大切な人間性そのものを学んで行くこと。
私達は画家や彫刻家だけを育てたい訳ではないのです。芸術的発想を持ってこれからの世の中にいろんな形で貢献できる日本のリーダー達を育てて行きたいのです。テレビ番組作りも雑誌もグラフイックも教育も立派な芸術的行為です。これからは一番重要な奥深い中心に芸術的発想をおいて社会が作られていく。そんな時代が来ることを考えた時に、芸術を学ぶ意味がもっと鮮明になる時代だと思います。 私は顔料でない蛍光塗料を使って、誰も見てなかったような、見ても描けなかったような月光に照らされた滝を表すことができました。心の奥深い部分に横たわっている神秘的な思いとか、現代人の心が置き忘れてしまったなにかに触れて人間性を回復してもらいたい。そう思って描いた作品です。 長年のもやもやが、払拭されました。芸術的発想を持った職人としてさらに研鑽します! ※千住氏の描いた滝の絵は、吉永小百合さんのアクオステレビのCMでも紹介されています。 ハチ蜜の森キャンドル |
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