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今日、「10万円から始める!初めての人のための資産運用ガイド」という本を読みました。
帯には、銀行預金だけではもう足りない!不安定な時代だからこそ実はもうみんな始めています!の文言。
中々、センセーショナルな帯見出しです。
さて、内容を語る前にまずは以下の図表をご覧になってみてください。
日興アセットマネジメントさんのサイトからお借りしてきた図表です。
確かに高くなっています。ラーメン1杯344円だったのか…
でも、中には「30年前と今とじゃ、そりゃ違うでしょ!」と思われる方もいるかもしれません。
そんな方は、以下の比較を見てみてください。
総務省のデータを基に、三井住友トラスト・アセットマネジメントさんが算出したものを引っ張ってきました。
もちろん、算出はあくまで算出であり、今後、どういった方向に行くかは神のみぞ知るなのですが…
まずはバター1箱200g。
2014年に410円だったのが、2015年は425円 (↑3.7%上昇)
次に、上の図表にもあるトイレットペーパー1パック12ロール。
2014年は318円だったのが、2015年は 327円(↑2.8%上昇)
トイレットペーパーはむしろ2013年から2014年の上がり幅の方が半端ではないですね。
さらに同じく牛肉100g。
2014年には190円だったのが、2015年は圧巻の239円 (↑25.8%上昇)
これはヒドいの一言ですね。
これにはもちろん様々な理由がありますが、確かなのは経済成長が原因の1つであるということ。
本題からは反れるので説明は簡略化しますが、基本的に好景気となり、経済成長していくと物価は上がります。
そこでさらに、以下の図表をご覧ください。
これも日興アセットマネジメントさんのサイトからお借りした図表です。
結構、ショッキングな話だったのですが、物価上昇下においては黙っていてもお金の価値は目減りしていく。
今回読んだ本の話に戻りますが、ここが今回、最も印象に残った解説でした。
いやまあ、ご存知の方はいらっしゃると思いますし、経済学部出身の方なら何処かで習っているはず…
(え?お前も経済学部出身じゃないのかってハハハ、嫌ダナァ… ダメ学生ですみませんorz)
とにかく、物価上昇年率2%という局面では、
今年1000万円だったものが、来年は実質980万円になってしまっているということなんです。
※ちなみに日本は2%前後の経済成長率を目指し、昨年はそれを達成しています。
経済成長率=物価上昇率というわけではないとは思いますが、日本経済が成長する限り、
物価が上がっていくという基本構図は変わりませんね。
閑話休題。
上記の物価上昇率2%が仮にそのままの状態で30年続いてしまったとしたら…
1000万円の預金の実質価値は552万円にしかならなくなってしまうということを↑の図表は意味しています。
一方で1000万円定期の金利は0.03〜0.06%程度。単純計算で数字にして3000円〜6000円。
語弊を恐れず一言で言えば雀の涙のような利息です。
1000万円といえばイメージできないくらい大きな金額なんですけどね。
預金利息を5000円と仮定したら、30年間分の受取利息は単純計算で15万円にしかなりません。
1000万から448万円も価値が減って、15万円利息がつくという状態です。
まぁ、30年間ずっと金利が同じというのは今のところはない事態ではありますが(※上がるとは言っていない)
つまり、何が言いたいか。
自分の年金はリスクを背負ってでも自分で増やしていかなければならない時代が来たということ。
預金だけしていては、30年後にはお金の実質価値は半分になってしまう可能性がある。
そして、支払ってさえいればお上が運用し、支給してくれた時代はまもなく終ってしまう可能性が高いです。
時代が悪い!上の世代が悪い!自分たちは被害者だ!
嘆くのは簡単ですが、対処を講じなければいけないのもまた事実です。
そこから逃げていても何も解決しません。
もちろん、投資信託や債権や株式、FX云々。
これらは絶対安全有効な方策ではないですが、現状では資産形成という意味では取らざるを得ない選択肢ではあると思います。
「預金さえしておけば安心」
「資産を失うリスクを負いたくない」
こう考える方が特段多いのが日本という国の国民性であると思うのですが、
今回読んだ本ではこれを「リスクを取らないリスク」と表現されていました。
勿論、何らかの変革が起きて、こういった概念が全て壊されるような事があれば話は別です。
ですが、このままの状態で行ってしまった時は、1000万円の資産を預金しっ放しであれば、552万円になってしまうという事なのです。
自分個人の考えとしては、正直なところ、投資なんてバクチみたいな事はいらない!
少しずつでも貯金して将来へ備える事が一番だ!とずっと思っていたのですが、考えが変わりました。
無論、と言いますか、言うまでもなく、生活資金や余暇資金、そして何かの備えとしての預金は大事です。
理想としては生活・余暇資金に100万、そして何百万かは貯蓄としての預金でしょうか。
安全性において、預金に勝る金融商品は存在しないと言っても過言ではありませんからね。
そして、何とか貯蓄の中から少しだけででも良いから資産運用にもお金を充てて、
リスクを取ってでも将来の資産は自分で増やさなければいけないと痛感しました。
ちなみに、このリスクという単語。
「リスク」とは「危険度」のことだと思われている方もいらっしゃると思います。
自分もお恥ずかしながらそのクチなのですが、本来の「リスク」の意味は「予測不可能さ」という意味。
たとえば、定期預金であれば満期がいつで金利が何%でと契約においてきちんと決まっている。
さらにペイオフ解禁となって久しい今でさえ、一金融機関の預金につき1000万円とその利息までは保証される。
つまり、未来が確定的に見えているに等しいんですね。
一方で債権・株式はそうではありません。
業績好調で高い配当が付くかもしれませんし、価格が上がるによって売却収益が出るかもしれない。
(※前者はいわゆるインカムゲイン、後者はいわゆるキャピタルゲインと呼ばれています)
逆もまた然りです。大損となる可能性も多々秘めています。
確定的な未来が見えない。
それがリスクの本来的な意味なのだそうです。
そこで…
本で紹介される資産運用のスタンスとして、
「貯蓄の中から少しだけでも」が非常に大事なことなのだそうです。
資産運用(投資活動)がバクチみたいな事であるのは変わりません。
どれだけ必要性があろうとバクチはバクチ、ギャンブルはギャンブルなんです。
生活資金をつぎ込んでまでギャンブルに嵌ってしまい、人生が崩壊してしまう人がいます。
資産運用も同じです。リスクが避けては通れないものですから。
本質的にはギャンブルである以上、理性を持って、厳格に、当面使わない資金で行う事。
これを徹底しなければなりません。
それはつまり、薄給の中から、当面使わない資金をどうやって捻出するかという話に…ゲフンゲフ
その辺の節約術は世の奥様方の方がずっとお詳しいと思われますね(笑)
とにかく、資産運用に熱中するあまり、
生活資金や将来の最低限の備えとしての貯蓄まで使ってしまっては絶対にダメということ。
本末転倒とはまさにこの事です。
そういう意味で月1万円でも2万円でも出来る積立型投資信託というのがあるとの事なのですが、
ある意味ではこれは興味をそそられる金融商品ですね。
今回読んだ「10万円から始める!初めての人のための資産運用ガイド」という本を読んでの感想は以上です。
思いのほか、色々な疑問が沸いて、調べに調べてしまいました(苦笑)
リスクを負いたくない人ほど資産運用は一考の価値がある。
これが数あるこの本から得た収穫の中でも、最も大きなものでした。
ちなみに資産運用における取るべきリスクの在り方という項もあるのですが…
ここはまたの機会にしたいと思います(笑)
それにしてもなぁ…
好景気の時は、給料は据え置きで物価は上がる傾向にある!
不景気の時は、物価は据え置き(あるいは微減?)で給料は下がる傾向にある!
どっちも得してねーじゃねーか!←
偶には(スポーツに)燃えたり、(アニメやマンガに)萌えたりする以外の記事も良いですよねw
それではここまで読んでいただきありがとうございました!
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