気の向くままに

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今日、「10万円から始める!初めての人のための資産運用ガイド」という本を読みました。

帯には、銀行預金だけではもう足りない!不安定な時代だからこそ実はもうみんな始めています!の文言。

中々、センセーショナルな帯見出しです。

さて、内容を語る前にまずは以下の図表をご覧になってみてください。




イメージ 1


日興アセットマネジメントさんのサイトからお借りしてきた図表です。
確かに高くなっています。ラーメン1杯344円だったのか…
でも、中には「30年前と今とじゃ、そりゃ違うでしょ!」と思われる方もいるかもしれません。

そんな方は、以下の比較を見てみてください。
総務省のデータを基に、三井住友トラスト・アセットマネジメントさんが算出したものを引っ張ってきました。
もちろん、算出はあくまで算出であり、今後、どういった方向に行くかは神のみぞ知るなのですが…


まずはバター1箱200g。
2014年に410円だったのが、2015年は425円 (↑3.7%上昇)


次に、上の図表にもあるトイレットペーパー1パック12ロール。
2014年は318円だったのが、2015年は 327円(↑2.8%上昇)
トイレットペーパーはむしろ2013年から2014年の上がり幅の方が半端ではないですね。


さらに同じく牛肉100g。
2014年には190円だったのが、2015年は圧巻の239円 (↑25.8%上昇)
これはヒドいの一言ですね。



これにはもちろん様々な理由がありますが、確かなのは経済成長が原因の1つであるということ。
本題からは反れるので説明は簡略化しますが、基本的に好景気となり、経済成長していくと物価は上がります。

そこでさらに、以下の図表をご覧ください。


イメージ 2

これも日興アセットマネジメントさんのサイトからお借りした図表です。
結構、ショッキングな話だったのですが、物価上昇下においては黙っていてもお金の価値は目減りしていく。
今回読んだ本の話に戻りますが、ここが今回、最も印象に残った解説でした。

いやまあ、ご存知の方はいらっしゃると思いますし、経済学部出身の方なら何処かで習っているはず…
(え?お前も経済学部出身じゃないのかってハハハ、嫌ダナァ…  ダメ学生ですみませんorz)

とにかく、物価上昇年率2%という局面では、
今年1000万円だったものが、来年は実質980万円になってしまっているということなんです。

※ちなみに日本は2%前後の経済成長率を目指し、昨年はそれを達成しています。
  経済成長率=物価上昇率というわけではないとは思いますが、日本経済が成長する限り、
  物価が上がっていくという基本構図は変わりませんね。

閑話休題。
上記の物価上昇率2%が仮にそのままの状態で30年続いてしまったとしたら…
1000万円の預金の実質価値は552万円にしかならなくなってしまうということを↑の図表は意味しています。


一方で1000万円定期の金利は0.03〜0.06%程度。単純計算で数字にして3000円〜6000円。
語弊を恐れず一言で言えば雀の涙のような利息です。
1000万円といえばイメージできないくらい大きな金額なんですけどね。


預金利息を5000円と仮定したら、30年間分の受取利息は単純計算で15万円にしかなりません。
1000万から448万円も価値が減って、15万円利息がつくという状態です。
まぁ、30年間ずっと金利が同じというのは今のところはない事態ではありますが(※上がるとは言っていない)

つまり、何が言いたいか。

自分の年金はリスクを背負ってでも自分で増やしていかなければならない時代が来たということ。

預金だけしていては、30年後にはお金の実質価値は半分になってしまう可能性がある。
そして、支払ってさえいればお上が運用し、支給してくれた時代はまもなく終ってしまう可能性が高いです。

時代が悪い!上の世代が悪い!自分たちは被害者だ!
嘆くのは簡単ですが、対処を講じなければいけないのもまた事実です。

そこから逃げていても何も解決しません。

もちろん、投資信託や債権や株式、FX云々。
これらは絶対安全有効な方策ではないですが、現状では資産形成という意味では取らざるを得ない選択肢ではあると思います。


「預金さえしておけば安心」

「資産を失うリスクを負いたくない」

こう考える方が特段多いのが日本という国の国民性であると思うのですが、
今回読んだ本ではこれを「リスクを取らないリスク」と表現されていました。
勿論、何らかの変革が起きて、こういった概念が全て壊されるような事があれば話は別です。
ですが、このままの状態で行ってしまった時は、1000万円の資産を預金しっ放しであれば、552万円になってしまうという事なのです。

自分個人の考えとしては、正直なところ、投資なんてバクチみたいな事はいらない!
少しずつでも貯金して将来へ備える事が一番だ!とずっと思っていたのですが、考えが変わりました。


無論、と言いますか、言うまでもなく、生活資金や余暇資金、そして何かの備えとしての預金は大事です。
理想としては生活・余暇資金に100万、そして何百万かは貯蓄としての預金でしょうか。
安全性において、預金に勝る金融商品は存在しないと言っても過言ではありませんからね。

そして、何とか貯蓄の中から少しだけででも良いから資産運用にもお金を充てて、
リスクを取ってでも将来の資産は自分で増やさなければいけないと痛感しました。


ちなみに、このリスクという単語。

「リスク」とは「危険度」のことだと思われている方もいらっしゃると思います。
自分もお恥ずかしながらそのクチなのですが、本来の「リスク」の意味は「予測不可能さ」という意味。

たとえば、定期預金であれば満期がいつで金利が何%でと契約においてきちんと決まっている。
さらにペイオフ解禁となって久しい今でさえ、一金融機関の預金につき1000万円とその利息までは保証される。

つまり、未来が確定的に見えているに等しいんですね。


一方で債権・株式はそうではありません。
業績好調で高い配当が付くかもしれませんし、価格が上がるによって売却収益が出るかもしれない。
(※前者はいわゆるインカムゲイン、後者はいわゆるキャピタルゲインと呼ばれています)
逆もまた然りです。大損となる可能性も多々秘めています。

確定的な未来が見えない。
それがリスクの本来的な意味なのだそうです。

そこで…

本で紹介される資産運用のスタンスとして、
「貯蓄の中から少しだけでも」が非常に大事なことなのだそうです。


資産運用(投資活動)がバクチみたいな事であるのは変わりません。
どれだけ必要性があろうとバクチはバクチ、ギャンブルはギャンブルなんです。
生活資金をつぎ込んでまでギャンブルに嵌ってしまい、人生が崩壊してしまう人がいます。
資産運用も同じです。リスクが避けては通れないものですから。

本質的にはギャンブルである以上、理性を持って、厳格に、当面使わない資金で行う事。
これを徹底しなければなりません。

それはつまり、薄給の中から、当面使わない資金をどうやって捻出するかという話に…ゲフンゲフ

その辺の節約術は世の奥様方の方がずっとお詳しいと思われますね(笑)


とにかく、資産運用に熱中するあまり、
生活資金や将来の最低限の備えとしての貯蓄まで使ってしまっては絶対にダメということ。
本末転倒とはまさにこの事です。

そういう意味で月1万円でも2万円でも出来る積立型投資信託というのがあるとの事なのですが、
ある意味ではこれは興味をそそられる金融商品ですね。


今回読んだ「10万円から始める!初めての人のための資産運用ガイド」という本を読んでの感想は以上です。
思いのほか、色々な疑問が沸いて、調べに調べてしまいました(苦笑)

リスクを負いたくない人ほど資産運用は一考の価値がある。

これが数あるこの本から得た収穫の中でも、最も大きなものでした。
ちなみに資産運用における取るべきリスクの在り方という項もあるのですが…
ここはまたの機会にしたいと思います(笑)



それにしてもなぁ…

好景気の時は、給料は据え置きで物価は上がる傾向にある!

不景気の時は、物価は据え置き(あるいは微減?)で給料は下がる傾向にある!

どっちも得してねーじゃねーか!←


偶には(スポーツに)燃えたり、(アニメやマンガに)萌えたりする以外の記事も良いですよねw
それではここまで読んでいただきありがとうございました!
往年の南海で名捕手、強打者として活躍し、ヤクルト、阪神、楽天で監督として指揮を振るった野村克也。
通称ノムさんの著書。
 
『それでもプロか!』
 
凄いタイトルに惹かれ、思わず購入してしまいました。
プロ意識とは恥の意識だ、
人前で恥ずかしいプレーは出来ない。恥ずかしい会話や振る舞いなど決してできない。
 
この本の主題は、野球界のみならず、一般社会でも通じるものだと思います。
仕事はプロフェッショナル。出来ない事、至らぬ事を恥ずかしいと思えるか。
 
それで心を壊してはどうにもならないので、時には出来ない自分を労わり許す事も必要だと思いますが、
今は出来なくてもそれを恥と感じられるか否かというのは大事な事だなと思いました。
 
 
大まかに分けて項は以下の通りです。
 
本物の試合
強いチームは正攻法で良い。弱いチームはいかに奇策を組み込むか。
 
本物の選手
変わる勇気を持てるか。今の巨人の野球は積極性の勘違いだ。
 
本物の監督
いかに信頼を得られるか。いかに自信を持たせられるか。
 
本物のキャッチャー
分析、観察、洞察できるか。
 
本物のプロフェッショナル
プロ意識とは恥の意識
 
 
何れも凄く勉強になる事でついつい読みふけってしまいました。
 
余談ですが、本は、特にこういった類の本は著者の何十年の人生経験が詰まっていると思うんです。
だから、本を読むという事は、他人の人生を読むのと同じ。
つまり、たった数十分。長くても数時間足らずで、一人分の人生を吸収できるという事だと思います。
なので本を読むという事は、自分の感性や人格に厚みを持たせるためにもやはり大事だなと思う次第です。
 
 
閑話休題。
また、同時に今、野球チームで捕手をやっている事を思い出しながら読む事が出来て楽しかったですね。
 
 
 
ちなみに。
我らがチームは草野球に毛の生えたレベルのトーナメントではありながら、
一昨年は市大会を勝ち抜いて全道大会出場、今年は別大会で準優勝を飾る事ができました。
一応、自分は捕手として試合に出ています。(※活躍しているとは言っていない)
 
このくらいのレベルだとアウトローの速球はまず長打されないんですよね。
そこは投手陣も分かっていて、基本はそこでという合意があります。
個人的には困ったらインハイ速球を推したいのですが…
それだと投手陣が怖さで気持ちよく投げられないようなので、残念ながらそれは封印中です(苦笑)
まぁ、自分は「打たれたってええやん!勝負しようや!打たれてもボクのせいじゃないし(笑)」ですからねw
我ながら酷いキャッチャーだなwwwプロフェッショナルの欠片もないwww
 
 
と、そんな戯言はさておき、もう1つこのレベル帯でのみ通用する意外なセオリーが自分はあると思います。
それが、内角高めからゾーンへ入ってくる目先の変わるカーブは中軸級の打者以外にはまず打たれない。
特にチャンスで押せ押せの状態でない限り、初球から変化球を強振してくる打者はまず居ない。
 
もしかするとエースが長身投手なせいもあるかもしれませんが、
外に外れるカーブは見送られてカウントを悪くする事が多かったんです。
なので、打者の打てそうな雰囲気、打撃に自信がありそうかを見ながらこの球も使う事は多いですね。
 
あとは併殺や二塁封殺狙いで内野ゴロを打たせたい時は変化球がセオリーと思いがちですが、
このレベル帯だと、コース的には打ち頃な真ん中低めの速球(但し球が上ずるとNG)は意外と効く、とか。
投手にがっつり低めを意識させるために、普段よりもっと低く構える事は大事ですが。
 
あとは、カーブにタイミングが合わずポンポンとカーブで連続ストライクが取れた時、
ここであえてもう1つカーブというのは意外と通用した印象です。
 
相手の打者の狙いは真っ直ぐ一本だったのでしょう。
インハイの甘々なカーブに全く手が出ず、「え?またカーブかよ」という感じで恨めしそうにこちらを見た時は
m9(>q<) <ざまぁ見やがれ! でしたねw
小学校で捕手に指名されて以来、一塁や投手をやった後もずっと捕手に苦手意識を持っていましたが、
初めて捕手って面白いと思った瞬間でした。
 
 
配球的な意味では、個人的には逆も嫌いじゃないんですが…
ウチのピッチャー、真っ直ぐ連続で追い込んだ後の三連続真っ直ぐのサインにはまず頷いてくれないんですw
真っ直ぐ二つで追い込まれたら普通は曲げて三振と思うだろうからそこで裏を掻こうとしてるだけなのに…
 
なので一度試した事。
真っ直ぐ2つで追い込んだ時、返球時に投手に声かけをするんです。
 
「良いの来てますよ!もうそろそろ“曲げ”(※カーブ)行ってみましょ!」
 
要求:外角スライダー
 
結果、中途半端に手が出て三振。
 
(>q<)m9 <ナイスボール!
 ↑捕手iguseu
 
その時投げていたエースは、正直、カーブもスライダーもちょっと軌道とスピードが違うだけで
結構似たようなボールだけに、名前が違っても効果は一緒だと思っているので堂々の目標達成でしたw
 
「ねえ?今、絶対カーブと見せかけて真っ直ぐ来ると思ったでしょ?ね、今どんな気持ち?ね?どんな気持ち?」
 
 
 
コホン…
 
 
とにかく…
狙い球を外されたバッターの悔しそうな顔がゾクゾクして堪らないぜ(小声)
余談ですが、自分は周りから「iguseuって球技をすると性格が変わる」と言われたり言われなかったり。
丸いモノを見ると好戦的かつ嗜虐的になるとか…前世は狼男か何かかな?←
 
ただその後負けた試合の初回、相手は物凄く野球の上手そうな佇まいの右打者。
様子見で要求した初球の外に外れるカーブをガツンと左中間に持っていかれたのは衝撃でした。
やや高さが甘かったとはいえ、コースは絶妙。
それを「え、この釣り球あそこまで持ってくの!?」と。
このトップバッターの打球が衝撃的で投げさせる球が極端に減ってしまい、結果コールド負け。
この時はいかに自分が草野球用のセオリーしか持っていなかったかを痛感しました。
 
 
って、本について語っていたつもりが、いつの間にか自分の捕手論に…(苦笑)
やはり著者の影響を受けてしまうものなのでしょうかね。
 
 
 
本の内容に戻りますが、ノムさんが大谷翔平について言及しています。
 
知っての通り、私は二刀流には反対だった。二兎を追う者は一兎も得ず、そう思っていたからだ。
しかし、プロ二年目の彼を見て考え方が変わった。
まず、バッティング。コースに対し素直にバットを出し広角に長打を打ち分けるセンスがある。
これが生粋のホームランバッターだとそうはいかない。王はレフトに打球が飛ばないが大谷は違う。
 
一方、ピッチャーとしても160キロ以上の速球を投げる。それだけでもう素質十分だ。
速い球を投げる力は一昼夜にして出来るものではない。球が速い、足が速い、遠くへ飛ばす、これは天性だ。
大谷の場合、速い球は既に持っているのだからあと1つ、相手が嫌がる変化球を1つ覚えればそれで十分。
 
二投流も、あれだけのレベルでバッティングとピッチングが出来るなら大賛成だ。
こうなれば今まで誰もやっていない事をやるというのも大いに魅力である。
10年に1人の逸材はよくいるものだが、プロ野球80年の歴史であんな選手はおそらく初めてだろう。
大谷が本塁打王と最多勝を両方獲ったら面白いなぁと夢は広がる。
そう応援したくなるような雰囲気をまた彼は持っている。若いのに非常に謙虚。
自惚れたようなところはないし、何事に対しても姿勢がいい。性格が良いのだろう。
これから増々ファンは増えていく一方であるはずだ。
 
 
ノムさん、ベタ惚れじゃないか!(笑)
 
これで張さん(張本)、ノムさんは陥落。
あとは落合さんを陥落させれば野手陣のご意見番トリオは完全制覇ですね!w
 
突然ですが…タイトルの通りです。
完全に気まぐれですがお許しください(>_<)
 
そうですね…このブログの名前を取って、気の向くままに文庫。とでもしておきましょうか。
随時、更新していけたらいいなぁなどと思っています。
自分の部屋の本棚(お気に入りの本だけすぐに読めるようにしてあり、あとの本はダンボール詰めです^^;)
にあるものがメインですが、余所で読んだものも面白ければ入れるかもしれません。
 
 
では、さっそく…
 
※漫画、画集、設定資料集などの類は抜いています。ライトノベルは入っています。
※作者別に五十音列で並べてみました。
 
◎:超オススメ ○:オススメ △:面白い 無印:まぁまぁ
 
(あ行、10冊)
△・アーネスト・ヘミングウェイ「老人と海」(海洋小説)
○・荒巻義雄「紺碧の艦隊」(戦記シミュレーション小説)
◎・池井戸潤「ロスジェネの逆襲」(経済小説)
◎・池井戸潤「下町ロケット」(経済小説)
○・池井戸潤「ルーズヴェルト・ゲーム」
○・池上永一「シャングリ・ラ」 (SF小説)
○・岩崎夏海「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」 (青春小説)
◎・虚渕玄「Fate/Zero」 (ファンタジー小説orライトノベル)
◎・太田典生「毎朝1分で読める栄養剤」 (自己啓発書)
△・落合博満「采配」 (エッセイ)
  ・落合博満「コーチング」(エッセイ)
 
(か行、5冊)
○・川田修「かばんはハンカチの上に置きなさい」
△・川原礫「ソードアート・オンライン」 (ライトノベル)
○・桑田真澄「心の野球」(エッセイ)
  ・見城徹(幻冬舎編集長)&藤田晋(サイバーエージェント社長) 「憂鬱でなければ仕事じゃない」
△・ケント・M・キース「それでもなお、人を愛しなさい」 (自己啓発書)
◎・黄文雄「日本人は何故特攻を選んだのか」(戦争ドキュメンタリー)
△・近藤麻理恵「人生がときめく片づけの魔法」 (自己啓発書)
 
(さ行、6冊)
○・斎藤茂太「いい言葉は、いい人生をつくる」 (自己啓発書)
◎・司馬遼太郎「坂の上の雲」(歴史小説)
 ・司馬遼太郎「項羽と劉邦」(歴史小説)
◎・宗田理「ぼくらの七日間戦争」 (青春小説)
◎・宗田理「ぼくらの校長送り」 (青春小説)
○・宗田理「ぼくらのコブラ記念日」(青春小説)
 
(な行、2冊)
△・長友佑都「上昇志向」(エッセイ)
○・野村克也「人生を勝利に導く金言」 (エッセイ)
○・野村克也「それでもプロか!」
 
(は行、5冊)
◎・長谷部誠「心を整える」 (エッセイ)
◎・浜辺祐一「救命センター当直日誌」 (医療ドキュメンタリー)
◎・浜辺祐一「こちら救命センター 病棟こぼれ話」 (医療ドキュメンタリー)
 ・百田尚樹「永遠の0」(戦争文学)
○・藤井非三四「レアメタルの太平洋戦争」(解説書)
 
(ま行、5冊)
○・村上春樹「海辺のカフカ」 (冒険小説)
 ・村上春樹「ダンス・ダンス・ダンス」(冒険小説)
 ・村松謙一「命の再建弁護士」(企業経営再建ドキュメンタリー)
 ・森繁和「参謀」 (エッセイ)
 ・守屋淳「クラウゼヴィッツの戦略」(解説書)
 
(や・ら・わ行、4冊)
◎・柳田邦男「マッハの恐怖」 (航空事故調査ドキュメンタリー)
△・柳田邦男「死角・巨大事故の現場」 (ノンフィクション)
   ・横山篤夫「兵士達が見た日露戦争」
◎・和田竜「のぼうの城」 (歴史小説)
 ・渡辺和子「置かれた場所で咲きなさい」(エッセイ)
 
 
 
興味あり(未読作品)
・山崎豊子「不毛地帯」
大本営の中佐がシベリアに抑留された後、商社マンとして辣腕を振るう話との事。
 
・萩原浩「僕たちの戦争」
現代に生きる19歳のフリーターと、戦中を生きる19歳の特攻隊員が、突然入れ替わってしまう話との事。
 
 
 
いかがだったでしょうか。
実家の部屋の本棚にはもっとたくさん本があるのですが…
一人暮らしのワンルームマンションの本棚ではこれが限界でした。
本棚には漫画もありますし←
 
この本は読んだ事がある!というものがあればぜひ語り合いましょう(^^
ここで挙げてあるものは基本的に全部好きな作品なので。
 
自分なりに書評も作ろうとしてみたのですが諦めました←
またの機会に…できればいいなぁ。
 
それではここまで読んでいただきありがとうございましたm(__)m
凄く興味を惹かれた本が書店にあったので買ってきました。
 
著者:藤井非三四 「レアメタルの太平洋戦争」
 
なぜ日本は金属を効果的に戦力化できなかったのか。
兵器生産の本質を突いた今までにない渾身の書!
 
 
 
艦これをプレイする提督の皆様にとっては、色々な意味で興味深いのではと思います。
先に言ってしまいますが、こういった解説分析系の書籍の中では本当に白眉の出来。
個人的には、柳田邦男の「死角 巨大事故の現場」と並ぶ双璧に位置付けたいくらいです。
 
早速ですが、主な章を挙げていきたいと思います。
 
第一章 戦争のタンパク質「銅」
第二章 戦争の骨格となる「鋼(鉄)」
第三章 ベースメタルに加わった軽金属「アルミニウム」
第四章 金属工業のビタミン「レアメタル」
第五章 国産兵器が抱えた問題点
第六章 失敗した総力戦体制の構築
 
凄いところはミクロ視点とマクロ視点、両方でかなり詳細な解説が加えられている事です。
金属的見地から見た戦争の全てがわかると言っても過言ではない、そんな一冊です。
幾つか興味深い話題を挙げてみたいと思います。
 
まずは、日本で正式採用されていた三八式歩兵銃を例にして、
いかに戦争が膨大な金属消費を伴うかについて言及した項についてです。
その実弾を解体すると大まかに言えば以下のようになるそうです。
 
・弾芯(弾丸そのもの)
・薬莢(弾丸と装薬を内包するケース)
・装薬
・雷管(起爆装置)
 
これらが合わさって一発の弾丸ができ、いかにそこに銅が必要不可欠かが語られます。
空前絶後の消費と言われた日露戦争で、日本軍が戦役を通じて消費した弾丸が89万発だったのに対し、
続く第一次世界大戦ではドイツが5億発、フランスが3億発の弾丸を消費しているそうです。
いかに戦争が、天文学的な数の銅を消費する行為であるかがお分かりいただけると思います。
 
余談ですが、弾丸一発の価格はいつの時代も煙草一箱の価格に連動するのが一般的だとされているそうです。
空薬莢を回収して数回の再利用を前提としたうえで、戦争当時の物価で一発四銭五厘から七銭五厘だとか。
 
 
 
次に、空母「大鳳」爆沈と金属資源の関係性についてです。
揮発した軽油に引火し、大爆発を起こして沈んだという事はご存じの方が多いと思います。
 
でも何故、たった一発、それも直接は関係ない部位に命中した魚雷が轟沈の引き金となったのか。
どうしてガソリンが漏れるというあってはならない事態が引き起こされたかはあまり知られていません。
 
そして、この本ではそれはパイプにあると言います。
ガソリンのような可燃物を通すパイプには銅とニッケルの合金である白銅が最良と言われているそうです。
理由は以下の通り。
・鉄に比べて銅は摩擦時に火花がきわめて出にくい事
・銅は錆が生じにくく異物が混入しないため、強度が保たれやすい事
・銅は展延性・柔軟性に富んでいるため、衝撃吸収効果がある事(衝撃をまともに受けず、受け流しやすい)
 
さて、大鳳は戦況悪化にともない戦局挽回の切り札として艤装は急ぎに急がれました。
そして、合金に使われるニッケルは100%南方産で慢性的な資材不足であった事から白銅製のパイプは
まともに使用できず、艦内を巡るパイプは白銅ではなく鋼鉄で出来ていたと言います。
 
それはつまり、簡単に火花が起き、錆が発生しやすく衝撃に脆いパイプであるという事。
その中をガソリンが通過していたという事になります。
 
そして日本という国はどうあがいてもそんなパイプを空母に取り付けるしか方法がなかった。
資源がある南方との輸送路を潜水艦と航空機によって完全に抑えられていたのですから…
 
空母や飛行機が無ければ資源を守るための輸送路は守れない。
けれど、資源が無ければ空母や飛行機は作れない。
日本は完全な負のジレンマに陥っていました。
 
それでも空母は必要だ。何でも良い、とにかく早く戦力化しろ!
そんな国全体の焦りから大鳳は欠陥を抱えたまま戦場に駆り出され、大きな悲劇を招いてしまった。
 
それが空母「大鳳」沈没の真意だったとか。
 
 
ちなみに空母繋がりでは、地球上で最も含有量の多い金属資源は意外な事にアルミニウムだそうです。
その原料であるボーキサイトは全世界で150億トンの埋蔵量が確認されており、
それを他の代表的な金属資源と比較すると金の1950万倍、銅の1500倍、鉄の1.5倍だとか。
赤城さん歓喜←
 
ただし、アルミニウムが何故近代に至るまで銅や鉄のように主要金属としてメジャー化しなかったかというと、
ひとえに製錬が難しいから。(何故、難しいかは書いてありますが、面倒になってきたので割愛←)
赤城さんがっかり←
 
他にもたくさんありますが、疲れてきたのでこの辺にします^^;
尻すぼみになってしまって申し訳ないですが、この辺で…ここまで読んでいただきありがとうございました(^^)/
このコーナーは自分(=iguseu)の独断と偏見という名の好みによって選んだ本について、
自分なりの書評と簡単な感想を綴っていこうというコーナーです。
 
今後、続くかどうかはわかりませんが、
とりあえず定番化を目指して頑張っていきたいと思います。
 
なお、月別ではありません(笑)
こちらは面白いと感じた本があった時に随時更新していきたいと思っています。
 
それでは早速・・
 
 
※補足説明
 
〜 作者名 「 作品名 」 〜 
 
書評
 
感想
 
の順です。
 
 
 
 
〜 宗田理「僕らの七日間戦争」 〜 
 
時は昭和の終わり。
人生の成功とは有名な大学に進学する事であり、一流企業に就職する事。
親も教師もそんな思想に凝り固まっていた時代。
そんな時代のもとで、徹底的な管理教育に抑圧されていた中学生が、ある日、大人に対し「戦争」を挑む。
 
舞台は「解放区」と称した川べりの廃工場。
廃工場に立てこもり、自由気ままに振る舞いながら、様々な仕掛けで大人達を撃退する男子。
男子が見せる「中学生としての抵抗」を、同志として密かに外から支援する女子。
 
眉を顰める大人達からは教育的指導に従わない「問題児」と揶揄され、
こんな蛮行は今すぐ止めなければ「キミ達の将来に響く」と言われながらも、
彼ら彼女らが戦った七日間は、いつしかかけがえのない物になっていた…
 
その後、齢を重ねても深い絆で結ばれる事になる彼ら、「ぼくら」を描いた、通称「ぼくらシリーズ」の第一作。
「ぼくら」の出会いと最高の思い出、是非ご堪能ください。
 
 
 
 
 
 
小説のヒットを受けて映画化されたこの作品が女優、宮沢りえの初めての主演作といえば、
この小説の年季の入り方がお分かりいただけるのではないかと思います。
 
自分はこの小説に登場する「ぼくら」と同じ中学生の時にこの作品を読んだのですが、
その時に感じた感情の高ぶりは今でも忘れられません。
血沸き、肉躍るとはまさにこの事か!という感じでした。
 
自分達の正義を振りかざし、廃工場を前にして小うるさい事を口にする親や教師といった大人たち。
それを中学生達が痛快に捻り上げるその展開は、まさに「いいぞ!もっとやれ!」そのもの。
 
今となっては親や教師の言い分もわかりはするのですが、当時は100%「ぼくら」に感情移入していましたね。
今でも時々読むのですが、一度読んでしまうとどうも童心に帰ってしまいます(笑)
 
オレもこんな事やってみたいなぁ・・
本当にそう思っていた自分がいました(苦笑)
 
 
この体験を原点として、その後、中学、高校、大学、社会人となっても友情を育んでいく彼ら彼女ら。
「ぼくらシリーズ」はその中で起こった様々な体験や事件を通して、より絆を深めていく様を描いたシリーズもの
ですが、作品1つ1つはきっちり完結しているので、壮大な続き物というわけではないので読みやすい…ハズ。
 
もし興味を持った方がいらっしゃれば是非お読みいただければと思います。
それではここまで読んでいただきありがとうございましたm(__)m

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