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昨日のManaさんのコメントに触発されたから、というほどでもないが、長年アメリカ系企業で働いてきた経験から、アメリカという国、あるいは、アメリカ人とは、つくづく自己中、ゴーマンだと思っている。ちょっと悪口を書いてみよう(旦那は日本語で書いたブログなんて読めないからね)。
アメリカは、というか、アメリカ人は、というか、よくよく井戸の中の蛙である。
昨日、天皇皇后両陛下にお辞儀をしたことを批判した米メディアについてふれたが、王室も持たぬ200年余の新興国のせいか、王室・皇室に対する接触の仕方もよく知らないのであろう。お辞儀をしたって何ら自己卑下になることはないという文化も知らないばかりか、正しいお辞儀の方法を伝授する人間も、訪日前に伝授しておくべきだと考える人間も、オバマ大統領の周りには一人としていなかったらしい。お辞儀が問題になるならば、片方の膝を90度に折りながら握手をする拝謁スタイルでもよいだろう。故ダイアナ妃もこのスタイルで今上陛下に会われていた。
だいぶ昔に聞いた話だが、アメリカに、柔道をたしなむ若造がいた。しかし、彼は、対戦のたびに、相手に頭を下げるのが死ぬほど嫌いで、
「ぼくはキリスト教徒だから、お辞儀はしたくない」
という主張を、なんと「裁判所」に訴え、それについて勝訴を得た、という。
この男一人が勝訴判決を得たからといって、全米の柔道愛好家のルールや礼儀作法に影響を及ぼすわけではなかろうが、いやはやしかし、である。いくら訴訟狂いの国民とはいえ、お辞儀の意味が微塵もわからぬ大バカだ。私に言わせると、「それなら最初から柔道なんかやるな」である。
アメリカは、あまりに国が大きく、自国の中で充足しているせいか、英語以外を話そうとしないし、世界中でアメリカと同じように英語が通じてあたりまえだと思っている。英語が通じない国に来ると、自分が一言もその国の言葉を学ぼうとせずに「なんでこの国は英語が通じないんだ」などと叫ぶ。もとから自国の外には興味がないため、外国オンチは悲しいほどで、
「スペイン?それってメキシコにあるの?」
「あなた日本から来たの?それならあなた中国人ね」
などという地理オンチぶりを遺憾なく発揮する人が珍しくない。一生、アメリカの外に出ない人はゴロゴロいる。国民の7〜8割くらいがパスポートを持っていないそうだ。
そして、度量衡は、あいかわらず世界中でこの国だけ「ヤードポンド」を愛用している、というか、世界ではメートル法が標準だということすら知らないし、興味もないらしい。
私の勤務先も米国系であるが、Global企業と銘打っていながら、彼らの井の中の蛙ぶりもまた、実に典型的である。彼らにとって「Global」というのは、つまり、世界中のすべてでアメリカのやり方が通用すること、なのだ。
あるとき、本社の弁護士(注:アメリカは日本ほど司法試験が難しくなく、弁護士の質もピンキリで、数も死ぬほど多い。企業法務部に勤める弁護士はほぼ「キリ」のクチ)から、いきなりバーっと添付ファイルが送られてきて、
「これを全代理店にサインさせて○月○日までに提出させよ」
という指示がついていた。なんだかわけがからない。添付されたファイルを読んでみると、
「私は、XXXX年XX月XX日米国連邦法・XXコードについて熟知しており、同コードに則って作成された貴社の本ガイドラインを読み、これにすべて同意いたします」
といった内容が、半端でない量の英文で書かれている。
「なに〜これ?」
「私らだって米国連邦法・XXコードなんて言われたって全然わからないわ。だのにこれを代理店全部に配ってこのままサインさせよ、っていうわけ?」
「説明会のようなことしないの?」
「和訳はどうするの?」
といった意見、疑問が出された。それをそっくり米国本社に振ってみると、
「説明会は開かない。とにかく黙ってそれにサインさせること。和訳が必要だったら任せる」
とまあ、いかにも英語だけで世の中全てが解決できると思っているアメリカ人の反応が来た。
これが逆に、日本人から外国人に対する指示だったらどうであろう。
「XX法とはどういう内容の法律か」
「今なぜこれにサインさせることが必要か」
といった詳細な説明を時差に応じて何回も行うであろうし、言うまでもないが英訳をせずに配布することは絶対にありえない。
日本人の他者に対する思いやりのなんと深いことよ。
アメリカ人は、自己中なだけでなく、「受け取った人がどう思うか」といった細やかな配慮もなく、そして、一般的な人間は、結構バカかもしれない。
ついでに言えば、我々はこのゴーマンな指示を、まだ何もしないでほったらかしてある。
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可能ならばそのまま放置しておいてください。でもまあアメリカは根性が悪いと言うよりも他への心配りがないのではないでしょかね。それを自己中というのでしょうがね。
2009/11/17(火) 午後 10:23
初めまして。私はウガンダ在住ですが、ウガンダにもそういうアメリカ人が確かにいます。行儀が悪く近寄るのも嫌ですが、野放しになっています。
2009/11/18(水) 午前 1:38
だからアメリカ人というのは嫌われやすいのでしょう。全てが自己中心とは。
そのゴーマンな指示は放っておいてください。
2009/11/18(水) 午前 2:35 [ yajimatakehiro2007 ]
色々な国民性がありますね
でも・・・
劣等感のかたまりで粘着質な「あそことあそこの国」よりは、
ずっと付き合いやすいかと^^;
2009/11/18(水) 午前 7:06 [ - ]
おはようございます。
変なコメントで桃実さんを怒らせてしまった見たいですね。
ある知人が半年近くアメリカに住んで学究活動をしていたそうです。その人にアメリカ人がいったそうです。
「牛肉がすきか」
「好きだ」
「安い牛肉が食べたいか」
「ああ」
「アメリカの牛肉は安いか」
「ああ、安い」
「じゃあ、どうして日本政府はアメリカの牛肉を買わないのか」
こんな会話に辟易したそうです。
寄せ集めの国アメリカ人は、アメリカンウェイというわけのわからない言葉で世界を誤魔化し、自分を誤魔化しているのではないですか。世界の知らない、桃実さんの言う井の中の蛙がなんと多いことか呆れるほどです。
2009/11/18(水) 午前 7:33 [ mana ]
さっきニュースで読みましたが、あのお辞儀がアメリカ人の
ナショナリズムを刺激したようで・・・
一方で中国は 「まあいいのではないの?」と ぽちん
2009/11/18(水) 午前 7:55
日米の比較文化論としても極めて優れた記事です。
転載させていただきます。
傑作
2009/11/18(水) 午前 10:22 [ 敬天愛人 ]
aen*さん、はい、あまりに配慮がないので、「やらないよ」といって今のところ放置しております。本社の方も他にいろいろ案件があるのか、つっつかれる頻度は日に日に減ってきております。
2009/11/18(水) 午後 10:07 [ 桃実 (Momomi) ]
ナイショさん、みんながバカだってことは勿論ありません。頭のいい人々のグループは図抜けて頭がいいです。が、そうでない層の人口はかなり厚くて、とっても手ごわいです。
2009/11/18(水) 午後 10:08 [ 桃実 (Momomi) ]
photougandaさんはじめまして。野放しにしておいてください。
2009/11/18(水) 午後 10:09 [ 桃実 (Momomi) ]
yajimaさん、はい、いまのところこのゴーマンな指示は放置しております。ったく、書類を読ませてサインさせるということがどれほど大変な意味を持つか、弁護士資格があっても全然理解していない、ということです。また、世の中みんな自分達と同じ英語の読解能力を問題なく有していると思い込んでいるらしいのであきれます。
2009/11/18(水) 午後 10:11 [ 桃実 (Momomi) ]
桜花さん、そうですね、米国と米国企業の悪口をいいましたが、それでも私は日本企業に勤めるよりは、米国企業の方が勤めやすいのです。しかしこの自己中ぶりはなんとも。「どこかの国」とはあまり接点がないのでわかりません。残念。
2009/11/18(水) 午後 10:12 [ 桃実 (Momomi) ]
manaさん、決して怒ったわけではありません。かねてからアメリカの「中華思想」ぶり(アメリカなのに中華思想ってのも変ですが)には腹が立つことしばしばであったところ、こんな分厚い添付ファイルが送られてきてキレてしまったわけで。
ちなみに私だったら「安くてもおいしくないので食べない」と言います。
2009/11/18(水) 午後 10:14 [ 桃実 (Momomi) ]
ナオミさん、あの「お辞儀」の一件、物議をかもしているようですね。ったく、東洋の礼節を理解しない彼らですから救いようがありません。仮にも世界最古の王朝の主ですぞ。お辞儀して何が悪い。
中国では、よほど重大な件でお礼、ないし、謝罪(めったにしないけど)をするとき以外は、お辞儀をしないそうですね。
2009/11/18(水) 午後 10:16 [ 桃実 (Momomi) ]
敬天愛人さん、きゃ〜、こんな怒りに満ちた駄文を。
でもありがとうございました。
2009/11/18(水) 午後 10:18 [ 桃実 (Momomi) ]
どこでも同じようなもんなんですね。
うちの会社も米国企業なのでアホなアメリカ人には辟易しています。ですが、アジアパック本社のオーストラリア人もかなりアホです。
景気が悪いからって、日本の顧客に出す請求データをオーストラリアから遠隔で勝手に改竄し値上げしておいて、「約款を変えたから問題ない」と言ってきました。
「おいおい日本ではそれって詐欺っていうんだよ。」という文句をつけるべくメールを送るとすぐに不在通知が戻ってきて、そいつは1週間の休暇に入っていました。
日本じゃありえないっつーの、、、(怒)
2009/11/20(金) 午前 0:44
よっしーさんのブログにも以前「日本で働くガイジンの中華思想」についての記事を拝見したような気がします。ひどいヤツですね。お客様をバカにして。そんなヤツはろくな人生を送らないでしょう。しかし日本のお客様はだいたい鵜呑みにして支払ってしまうのではないでしょうか?「疑う」という習慣があまりないので。
2009/11/20(金) 午前 6:31 [ 桃実 (Momomi) ]
旧日本軍が中国や朝鮮におこなった仕打ちを考えれば、日本人は何も言えないような気がする。
2009/12/27(日) 午前 6:56 [ nanking_atrocities ]