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「断捨離」®という言葉が巷で聞かれるようになって久しい。
私も日頃から母に、「着ない服、使わないものは捨ててね」と言っているが、2年前に死んだ父のスーツ類はまだ後生大事にとっている。母は、
「高いカネかけて作ったのに、死んじゃって・・・・」
とつぶやく。私なんか、いくら高いカネかけたにしても、もう着る人もいないんだから、思い切って処分すべきだと思うのだが、まあ、母という立場からしたら、父に対する未練もあって、捨てにくいことは確かだろう。これらは母が死んだら処分することになりそうだ。
それでも、父が持っていたガラクタを含めたブツの数々の処分を頼まれたので、実家に行ってみた。
入院中にでも聞いていたのか、落語家(志ん生)のカセットテープと、再生専用カセットテーププレイヤーが出てきた。今となっては懐かしい昭和のアイテムである。あいにく、落語を聞く趣味がないので、あっさり処分となった。
腕時計は死ぬほど好きな人だった。若い人向けのGショックなんかも持っていたし、それ以外にも4つも5つも出てきた。死ぬ直前に高島屋で二十数万円の腕時計を買ったこともあった。母が「お父さんは、何を言っても聞く人じゃないから」としぶしぶ付いて一緒に購入したが、翌日、父は、急に寿命を悟ったのか、返品に行った。返品に応じてくれた横浜高島屋には、心から感謝している。これらは保存した。
その他、出てくるものに、なぜ父が持っていたのか、不可解なものが多々あった。
仕事を引退した後は、住んでいる団地の植栽のボランティアをしていたのだが、
1.金属製の巻尺
これが3つも4つも出てきた。2メートルから3.5メートル計れるものである。
2.コンパス
円を描く必要があったとは思えないが、2つも3つも出てきた。
そして、これ↓。ものの名称がわからない。どなたか教えていただけないだろうか。
見ての通り、薄いステンレス(と思われる)の長さ5センチの小さな金属板が、9枚ついて1セットになっている。
おのおのの表面についている数字は、その板の横幅を表し、0.25ミリずつ違っている。
そのため、全部束ねて片一方をそろえた状態で撮影すると、
こんなふうに0.25ミリずつ違う斜度が付くのである。
これは一体、何のための道具だろうか?教えてください。
蛇足だけれど、こんなものも出てきた↓。いまやなつかしのアイテム、フィルムケース。
昔はよく主婦の友なんかに、「これで小物を整理しましょう」などと出ていたものだ。
イマドキは、珍品である。取って置こう。
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2011年10月17日
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