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なぜか分からないのだが、私は以前から「タスマニアデビル」に強い関心がある。
この生き物は、名前の通り、オーストラリアのタスマニア島にしか住んでいない。しかし、入植してきた白人種らに、姿形が気持ち悪いとか、鳴き声が不気味だとかいって嫌われまくり、ただただ殺されることを奨励されてきたといいう、気の毒きわまりない動物である。
そんな勝手な白人種どもが、いざ絶滅を心配される数まで減少させると、手の平を返したように保護し始めたのだが、デビル特有の、顔にできる癌のせいで、個体数が一層激減している。巣穴にメスを呼び込むときも、体に食いついて引っ張り込むという獰猛な性質があり、癌にかかった口で別の個体に食いつくことで、癌がますます伝染するという、悲劇の上に悲劇的な性質を持っている。
以前、オーストラリア人の友人に聞いたところ、シドニーのタロンガ動物園で飼われていると聞いた。いっそのこと、これを見にシドニーに飛ぼうかと思ったくらいだったが、最近、何かの拍子で、6月から、多摩動物公園で2頭(同腹の姉妹)飼われ始めたことを知った。
わくわくして行って見たのが、あちゃー、だった。
まさか、夜行性だったとは。もう、日がな一日、小屋で眠っているのである。何度も時間を置いて見に行ったけど、私がこれほど思いを寄せていることも我関せずで、2頭ともぐーすか寝ていた。
わずかに、歩き回っていたときに撮れた1頭の写真。ガラスに人の陰が反射しているが、私の姿ではありません、念のため。
シドニーに飛ぶ前に、夜行性であることを知ってよかった。
大金かけて飛んで、寝姿しか見られなかったらと思うと。
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