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昨日は、天皇誕生日であった。平成の最後の天皇誕生日であるし、ついでに言えば、2019年は天皇誕生日という祝日のない年となる。
一般参賀に行ってみようかな、とも思ったのだが、あとでニュースを見たら、8万3000人以上の人々が皇居に詰めかけたそうで、今上陛下の人望、おそるべし、行かなくてよかったかも、と感じ入った。
王室を嫌って新大陸に逃げてきた人々の子孫が書いた現憲法だが、皇室が廃絶されなくてよかった。ひとえに、マッカーサーを感服させた昭和天皇の功績が大きい。
今上陛下ほど、ご公務に熱心な天皇は歴代まれだそうだ。85歳の御年までご公務に励まれ、さぞお疲れになったことだろう。ご退位後は、美智子様とお二人、ごゆっくりお過ごしになっていただきたいものだ。
さて、なぜ昨日皇居に行かなかったかというと、理由は恥ずかしいほど即物的だ。
京急線の、横浜駅から1駅川崎寄りに「神奈川駅」という小さい駅があるのだが、この駅からすぐの高台に、本覚寺というお寺がある。日本が開国後、アメリカ領事館が置かれた場所で、歴史的にも由緒ある寺だ。
で、「野菜のバザー」もよさそうだったけど、「ふるまいもち」の6文字に目が奪われてしまったのである。うちのアメリカ人旦那は赤貧家庭に育ったので、「タダでもらえるものは石にかじりついてでももらう」習性があり、私にもしっかり移ってしまった(悲)。
朝から小雨模様だったけど、なんだかんだで11時半ごろ着いたら、まだずらっと並んでいた。
おそらく、檀家さんか近所の主婦たちと思われるお手伝いの方々が、懸命になって餅に「きなこ」「こしあん」「つぶあん」「大根おろし」をからませている。餅は、すぐ横で、お坊さんや男性たちが杵で懸命についていた。
もらえる餅の数は1人4個まで。
なので、各1個もらった。最初は甘いものから征服し、最後はおろし餅で口をさっぱりさせようと食べ始めたのだが、あんこ餅の2個目を食べ始めた時点で、私はもうおなか一杯になってしまった。とほほ。年には勝てない。ずらっと並んでいた人らには、私より高齢の老女さんたちもたくさんいたのに。
それでも残したら悪いし、張り紙で「保健所の指導により持ち帰りご容赦」とあったので、ひいひいいいながら、あんこ→あんこ→きなこ→おろし、の順で平らげた。
お寺のバザーなのに、どうして「チンドン屋さん」を呼ぶの? チンドン屋さんなんて、超久しぶりに見た。
かつてアメリカ領事館があったことを示す碑。
その横にある、岩瀬肥後守忠震、という人の碑。ハリスと堂々渡り合った外交官であったらしい。もちろん開港当時は、別に敗戦したわけでも、不平等条約の締結を強制されるでもなく、アメリカに遜る必要はなかったのだが、こういう気骨のある日本人がいてくれたことは幸いだったのだろう。この当時は、どうやって通訳していたのだろう?
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