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昨日は、案の定、日本中あちこちで「恵方巻」が大量に売れ残り、焼却処分に至った本数は数えきれないという。
まともに食べられない貧困家庭も多いというのに、なんというバカな習慣が広まったものか。
家で作った料理なら、冷蔵庫に入れながら何日も「チン」して食べ続けるものもいくらだってあるのに、店で売られている物に限っては、どうしてその日に売り切ってしまわないとならないのだろう。
もうすぐ2月14日だが、バレンタインデーのチョコレートしかり。
夏になると、土用の鰻しかり。
クリスマスになると、ケーキしかり。
みんな、余ったら、やっぱり捨てているんだろうか。
回転寿司業界最大手の「スシロー」が、大型ショッピング店舗に入っているためどうしても休めない11店舗を除き、従業員たちのために、明日と明後日、全店休業するという、飲食業界初の決断をしたという。
素晴らしい。大英断である。このような試みができるのも、最大手で、客の信頼と人気が厚いからこそだろうが、相当の勇気のいることだ。しかし、長い目で見れば、就職希望者の獲得にもつながり、休業に伴う売上げ喪失以上の効果があろう。
「お客様は神様です」なんてバカな標語が日本中に広まってしまったが、日本人は、1年365日、いつ行っても店にはモノがあって当然、と思い込みすぎている。だから、余って焼却するほど恵方巻をそろえておかないと、
「あの店は品揃えが悪い」
などと客に悪口を言われることを店も恐れるのである。
スシローの一大決心に続いて、
「当店は、食料資源保護のため、今年から恵方巻は100%受注生産とします」
とアナウンスするコンビニや食品店が出てくれてもいい。と言うか、元は関西の一部ローカル習慣だったのだから、きれいに止めても構わないのだけど。
もちろん、捨てられる食品は、恵方巻に限らない。肉、魚、野菜、惣菜、その他毎日どれほど大量に捨てられていることか。日本人は、もうちょっと、「店にいけばいつでもモノがたっぷりあって当然」という思い込みを、減らした方がいい。
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