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夏目漱石の「吾輩は猫である」。「I am a cat」として英訳もされた有名な小説である・・・
と言いつつ、私は文学(少)女ではなかったし、有名とされる小説類も、学校の教科書に出ていた以外はほとんど自発的に読んだことがないのである(たはは)。
ともあれ、「吾輩は猫である」は、精神的に鬱々と落ち込んでいた夏目漱石を励ますつもりで、高濱虚子が「おいお前、ひとつ小説でも書いてみないか」と声をかけたことで、漱石が書き始め、それを、虚子主宰の俳句雑誌「ホトトギス」に連載したところ、爆発的に売れ出したものだそうだ。
さらに、面白いと思ったのが、この小説の題名はもともと「猫伝」であった、というのだ。しかし、それを見た虚子が「それじゃあ面白くない」と、「吾輩は猫である」に変えさせたそうだ。
へえ〜〜〜。
もし虚子がいなかったら、そして、いたとしても、もし小説を「猫伝」などという凡庸な題名で発表していたら、あの話はそこまで売れず、1話だけで終わっていたかもしれず、夏目漱石という、俳句を多少たしなんでいた男は、小説家として後々にまで名を残すこともなかったかもしれないのだ。
松山で出会った彼ら。ほんと、人との出会いとは、不思議なものである。
ここまで人生を左右する出会い。
虚子のセンスもピカ一だ。ただの俳人ではなく、なかなかのプロデューサーでもあったらしい。
俳句と言えば、毎週木曜日、TBSで放送される毒舌夏井先生の番組を録画しているが、自分ではなかなかうまく作れない。
ま、趣味として、これほど金のかからないものはないから、老後にはうってつけだろう。
うちのアメリカ人旦那に至っては、
「犬と散歩 忘れたらダメ うんち袋」
という作品を、俳句だと思って自慢している。
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