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最高視聴率なんと62.9%をたたきだした「おしん」。世界62か国にも配信され、いまだ根強い人気を誇っている。
それがいまBSで再放送されているので、途中から録画するようになった。
橋田寿賀子のドラマといえば、俳優たちの脳みそをパンクさせるほどのセリフ量が知られている。
橋田氏自身「わたしのドラマは、セリフ芝居」と認めている。見ている分には「よくしゃべるなあ」で済むが、俳優たちにはたまったものではないだろう。まだういういしかった田中裕子も、この撮影の最中、倒れて入院している。
多いというか、多すぎる。「そこまでしゃべらなくたって視聴者はわかるよ」と言いたい。表情とか手足の動きとかで十分伝わるのに、とにかく橋田氏は、しゃべらせないと気が済まないらしい。
そして、おしんで最も腹が立つのは、マザコンボンボン夫の竜三である。おぼっちゃま育ちで、ビジネスの才覚もないから、親のカネで開店させてもらった店の経営もぽしゃり、カリスマ美容師であるおしんの稼ぎで飲み歩いたりしている。おしんが勇気をふるい、露店に飛び込んで余った生地をお金に換え、それを元手に子供服の店を始めると、おしんに断りもなく、「広げる」「大きくする」とほざき、勝手にミシンや縫子さんを連れてくる。創業者はおしんなのに、なんで無断でそんなことするのかわからない。おしんは「食べていければいい」と、拡大にはこれっぽちも興味はないのに、「大きくするのは男の夢たい」なんて、まるで自分ひとりで事業を始めたかのようなことを抜かし、何から何まで失敗するクズ男なのである。マジで殺してやりたい。
いまの時代だったら、おしんには「こんなヒモと結婚しているより、独身でいた方がずっと幸せだよ」となるだろう。
これから、関東大震災で、広げた子供服業もつぶれ、竜三の実家を頼るため、二人して都落ちし、佐賀に行くのであろう。すさまじい嫁いびりが待っているのはつとに知られ、放送当時、佐賀県の女性団体から「佐賀のイメージが悪くなる」とNHKに抗議が入ったほどだ。しかし、佐賀の嫁いびりは、本当にああいうものであったらしい。おお、恐ろしや。
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