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私のように外資系企業に勤め、日々英語で苦労している人間は、外国人による日本語のミスには寛大にならねば、ということは重々承知している。しかし、それでもよく「へっ?何言ってるの?」と思うこともある。
私の勤務先に、日本人でもアメリカ人でもない外国人社員がいる。本人いわく「僕は語学オタク」なのだそうで、その人が出すメールは、和文英文両語で書いてあるのだけど、どっちもおかしい(笑)。
最近、あるアメリカ人男性による日本語セミナーを聞く機会があった。
この人は、日本に長年住んでいるので日本語ペラペラ。日本人相手に日本語でレクチャーして収入を得ている人だから、すごい語学力だと思うのだが、それでもどうしても「へっ?」と思うところが多々あった。
うちのアメリカ人旦那が、サンフランシスコで趣味として日本語を習い始めた当初、日本語学校から徹底して言われたのが「日本語は、長母音と短母音で意味が違ってくる」ということであった。
「病院」 「美容院」
とか。この指導を最初に受けたせいか、旦那は、その点かなりクリアに区別できる。
話をセミナーに戻す。この講師の発語で理解に迷ったところを、イジワルながらメモってしまった。
「銃口を」というので、へっ?危ない話か、と思ったら 「受講を」で、
「商船」え?貿易の話?と思ったら 「所詮」で、
「強化」 はい、なにを強くするんでしょう、と思ったら「許可」で、
「予防」だと思ったら、「要望」で、
「しゅうほう」って何だ?と思ったら「手法」で、
「こうせい」と言うので、「公正」か「更生」か「構成」か、あ〜日本語って同音異義語が多い!と思ったら「個性」で、
「対象」と言うので何を対象に?と思ったら「対処」で、
「勝利して」と言うけど何も勝負していないのに、と思ったら「処理して」だった。
あと、長母音短母音以外にも、アクセントの違いのため一瞬誤解したものも多数。
日本語のアクセントは、音の高低をつける「ピッチアクセント」だけど、英語のアクセントは単語の一か所に圧を加える「ストレスアクセント」だから、全然違う。
「起業」と言ったが、よくよく聞いたら「企業」だった。前者は「業」に、後者は「企」にアクセントがあるのに、逆に言うから。
「師匠がある」って?へ?「支障がある」でしょ?前者は「師」に、後者は「障」にアクセントがあるのに、逆に言うから。
「人生に欠けていますか?」と聞くので、は?と思ったら「人生に賭けていますか?」だった。この発音では、人生に「賭ける」意欲が全然わかない。
一番ぶったまげたのは、
「私のぼうこう」と言ったとき。え???そんな話をするだなんて、オシッコのトラブルにでもにでもなったのか?とうろたえたら、「母校」の、間違いだった。
ぐえっ・・・・・・・
私ら日本人の下手な英語を毎日見聞きしている英米人って、こんな思いをしているんだろうけどね。
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英語、語学、外資系、国際結婚ネタ
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うちの旦那は、街中で、日本人が着ているTシャツやトレーナーなどにプリントされた滅茶苦茶な英語を読んで、「ひーひーひ」とあざわらうのが大好きだ。
私はそこまで悪辣ではないが、こういうメニューとか看板を見ると、
「日本人相手に、無理して英語で書かなくてもいいのに」
と思う。
しかし、5年後の東京オリンピックのとき、海外からの訪問客に見られたら恥ずかしい。看板ひとつとはいえ、ちゃんと辞書やネットで確認してから書かないのかい?
LとRの区別は、日本人にとって永遠の課題だ。はぁ。
X Legular ○ Regular
X BROW ○ BLOW
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日本シリーズが、SBの圧勝で終わった。ヤクルトなんて敵じゃなかった。なにしろシーズン中143試合のうち、90勝49敗という驚異的な成績だっらから無理もない。交流試合以外滅多に地上波中継のないパだけど、こんなに粒ぞろいのチームの試合なら、ウサギチームよりもっと放送した方が、日本の野球レベルの底上げにつながるのではないか、と思うが、どうしても視聴率が取れないのだろうか。
ともあれ、野球を観戦しに行ったとき、アメリカ人の旦那が、「ファウルボールにご注意ください」という場内アナウンスを聞いたとき、
「ファウルボールが観客席に入ってから『ファウルボールにご注意ください』って言ったって意味ない」
と言った。確かに。
で、彼は、子供のころの話を思い出した。彼はニューヨーク出身なのだが、当時の集合住宅のガスメーターの検針の話である。
昔、ニューヨークの集合住宅は、ガスメーターが、地下室にあったのだそうだ。
そういう地下室は、往々にして、入り口も狭く、天井も低い。で、検針に来た人は、しょっちゅう頭をぶつけたそうだ。
ぶつけたあとで、住人から「Watch your head(頭上に気を付けて)」と声がかけられるのを聞いて、
「わかってるよ。ぶつけたあとで言われたって嬉しくも何ともない」
と、ブチ切れたのを見たそうだ。
そりゃ、そうだ。結構笑えた。
我が地元の最弱球団を出て、SBに移った内川選手、お幸せそうです。日本シリーズは骨折で出られなかったのが残念だったでしょうが、ユニフォームをベンチにつるしておいてくれたチームメイトの心遣いや、涙。
観客数は結構あるんだけどね。「2016年は本当に強いチームへ」って、一体・・・・・・
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英語ネタです。
6月27日、アフリカニシキヘビが、体重13kg以上あるヤマアラシを飲みこんだ挙句、死んだというニュースがネットであった。
ヘビはしばしば自分の体より大きい動物を丸のみするようだが、一体どんなアゴしているんだろう。
顎関節が自由にはずせるのだろうか。
それはともかく、あまりにすごい写真だったので、この話を旦那に送ったら、
「Baka na hebi!」
と返ってきた(そりゃ、そうだけど)。
「Snakes swallow bigger animals allthe time, but a porcupine must be very dangerous to swallow because of the quills.」
(ヘビはよくでかい動物を飲みこむけど、ヤマアラシはあの針があるから、飲み込むのは超危険だろうな)
へぇ。
日本語では「針」の一言だけど、こういう、動物の体に生えている針の場合は、needleって言わないんだ。
そうなると、学校で習う「needle」、あれは、ただの「針」ではなく、正確を期すとしたら、ほとんどのケースは「縫い針」、あとは目的によって「編み針」とか「手術針」とか訳さないとならない。
「Quill」というのは初めて見る単語である。調べてみると、ヤマアラシの針をこう呼ぶらしい。
なんで、ヤマアラシ1種のためにわざわざこのような単語を用意しないといけないんだろう。
アメリカ人(あるいは先祖のイギリス人?)にとって、そんなにヤマアラシって密な生き物なのか?
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アメリカの入国管理で見たボード。
ご存じのとおり、英語では、親指は「finger (指)」ではない。
親指以外の4本を「finger (指)」という。
「右手の親指」は「Right thumb」、「右手の親指以外の4本の指」は「Right four fingers」。単語が少なくてすっきりしていいなあ。
日本語の場合、英語でいう「fingers」を言うときには、「親指以外の4本の指」と言わねばならないのだな、と、このボードをみて改めて思った。このボードを作った人は、日本語話者に和訳を依頼した違いないが、和訳をした人も、ちょっと表記に困ったのではないか。だって、日本人の頭では、親指だけを「指」のカテゴリーから切り分けて考ることはしないからね。
しかし、支那語も英語チックなんだとわかった。「Finger」は「手指」、「thumb」は「大拇指」なんだ。「拇印」という言葉は日本でも普通の用語なのに、それ以外で「拇」という漢字を使う機会は無いなあ。
日本語で一言で言えるのに、英語では3語も4語も必要な単語もあるが、今回、「指」に関してはその逆パターンであったし、支那語にも負けてしまった。
ついでに言うと、日本語では「足の指」と平気で言えるけど、英語では「fingers」はあくまで、「手」の指なので、足の指は「toe」と言う。日本人が、「foot fingers」といって英語話者に笑われる話はよく聞く。でも、しょーがないじゃん。
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