桃実 says

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英語、語学、外資系、国際結婚ネタ

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またRita Bill、旦那との旅行中の話。

ある町では、夜、和食レストランに行くことにした。Ritaは結構和食にも通じているみたいで、「味噌スープが大好き」という。私が持参した即席の味噌汁を飲ませたときには大層喜んでくれたほどだ。
しかし彼女が言う「hibachi styleの店」という言葉がわからなかった。お店の人に聞いたり、メニューを見たりして確認したところ、「ヒバチ」というのは「ろばた焼き」スタイルのことを指すらしい。ともあれ私らは、ろばたではない普通のテーブルに座って注文したが、調理人たちはどうみてもヒスパニックらしかったし、出てきた「和食」はズッキーニやマッシュルームがたっぷり使われた炒め物であった。

私らは、せっかく和食レストランに来たので、日本酒を飲むことにした。そうしたら、ウエイトレス嬢が真面目に、「IDを見せてください」と言う。へ? 私ら4人とも中高年。見た目でわかるでしょ、というのは通じなかった。
RitaとBillは免許証、私はパスポートを見せた。すると旦那は、
「How about this?」(これでどう?)
と言って、かぶっていた野球帽をパっと取り、光り輝く頭部を見せたが、ウエイトレス嬢は笑っているだけ。結局、彼も免許証を見せるしかなかった。

「このハゲ〜」は、年齢証明にならなかった。



 
アメリカ横断ドライブの話に戻ります。

道中、給油のため立ち止まるとき、ついでに食べ物も買いましたが、あちらのことですから、pizza、ホットドッグ、ハンバーガーばかり。おでんも肉まんも弁当もありません。

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Bill君はグルメではないので、こういう超典型的な食べ物を1日3回食べていても飽きないタチです。
彼は「これ美味いよ」と私に勧めたのですが、私はつい口がすべって「I doubt」と言ってしまいました。彼は苦笑いしていました。


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これは中南部のとあるところで食べた「ビスケット」(りんごの甘煮、バター、ジャムが添えられている)と、「Grits(グリッツ)」。この白いおかゆみたいなものがグリッツです。実は、食べてみたら、本当に日本のおかゆに良く似ていて、私はむしろこれ、好きでした。原料は、とうもろこしを挽いた粉末だそうですが、とうもろこしの味はしません。
アメリカ中南部に足を踏み入れたのは初めて。グリッツは南部の食べ物のようです。

「ビスケット」とありますが、見た目も味も「スコーン」そっくりです。どう違うのか?と、いっぱしのグルメを標榜しているRitaに聞いたら、ビスケットのほうは「butter milkを原料に使っている」とか答えましたが、ほんとかしら?

ビスケット、といえば、他のホテルに泊まったとき、朝ごはんに出ていましたが、バターやジャムを付けるだけでなく、こんなふうに、

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グレイビーソースをかけて食べるのが文化みたいですね。
グレイビーソースというと、普通は肉を焼いたときに出る肉汁を利用した赤色のソースのことのようですが、これはなんというか、クラムチャウダーというかホワイトシチューみたいです。こんなシチューみたいのが、朝ごはんの定番だとは。
でも、美味しくなかったです。
もちろん、ホテルの朝食ビュッフェで出されるものですから、質を求める方が間違っていますけど。

ところで、うちの旦那は、井村屋の「たいやきアイス」が大好きなのですが、道中見つけた韓国系スーパーに寄ったところ、ほぼ同じらしい物があったけど、こんな名称で売られていました。

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ちょっとぉ、口に出して呼べないじゃん。
韓国人は、こんなところまで日本人にいやがらせをするっていうことか。

メートル法洗脳

RitaやBill夫妻のうち、とりわけBillは、移民ではないアジア人とこれほど近く話をする機会はまれだったろう。
彼がアメリカ以外の国に関心が持てるかどうかわからないが、アジアの言葉では、英語でいうbrother, sisterの訳文には大変苦労する、と話した。
「年長のbrother, sisterと年少のbrother, sisterでは言葉が完全に違うんだよ」
と話し、旦那も横からフォローしてくれ、Billはたまげていた。ついでに、弟や妹から上の存在を呼ぶときは、Big brother, big sisterと呼び、ファーストネームだけでは呼ばない、とも伝えた。

蛇足だが、支那語では、「uncle, aunt」の訳にも困っているだろう。支那語では「母の兄/姉」「母の妹/弟」「父の兄/姉」「「父の弟/妹」が全部違う言葉だと聞く。日本語は父方母方の差はなく「伯父伯母」「叔父叔母」で、どうしても年がわからんときはひらがなで「おじ、おば」という逃げもあるけれど、あの国ではそれができない。

それと、私がいつもアメリカ人をいじめて喜ぶ、彼らのメートル法音痴。私が、
「水は何度で凍るの?」
と聞くと、旦那も彼らも「32度」と答える。私は「ひえ〜〜〜っつ、そりゃ、真夏の気温だよ!」とわざとらしく叫び、世界でメートル法を採用していないのはアメリカくらいで、アメリカからヤード、ポンド、マイル、オンス、華氏で情報をもらっても、いつも計算機を叩かなければならないので、アメリカ以外の国にとっては、非常に不便だ、と言ってやった。Billにはさぞ「目からうろこ」だったにちがいない。
しかしRitaは、「私、学校でメートル法を習った」といい(Ritより若いならBillだって習ったでしょうに)、それ以降、道中、
「今日の気温はセ氏○度だから」
「あと次の休憩地点まで○km」
と、いちいちスマホに質問して返ってきた答えを、前の車にいるこちらのスマホに送ってくれたのである。
なんというフレキシブルで愛らしい姪だろう。そして、スマホの技術にも感謝。

旦那の9歳年上の兄さんが若い時にもうけた娘なので、年は私とあまり変わらないが、しかし彼女は私をaunt(おばさん)と呼んで慕ってくれる。ありがたや。
道中、Bill君も、私に話しかけるときは、
「いま○度(あと○マイル)だ。あ、これメートル法で何度(何km)かわからないんだけど」
と、一言添えるようになった。
彼は、NYのおまわりさんであるから、外国人観光客にも多く接していると思う。それらの人々に、今後、ちょっとした配慮を示すかも、と思った。



チップが無い日本

旦那の姪のRitaは、子供のころからチャイナタウンの点心を時々食べに行っていたこともあり、不器用ながら箸も使える。アメリカの箸袋には、how to use chopsticksがイラストで説明されているけど、あちらの方々の箸づかいは、到底見ちゃいられないものだ。しかし、支那製の箸は、持ち手から先まで太さが同じ。はっきりいって食べづらい。その点、日本の箸は先端が細くなり、食べやすい。日本の文化は、繊細だ。ちなみにBillは箸を使えず、魚も野菜も食わない。

さて、彼等夫婦に、私はかねがね不満と不便を感じていた「チップ」について話題を振った。
「日本ではチップないんだよ」
そうすると、びっくりしたのはRitaよりBillのほうだった。
「えええ〜〜っ??? チップが無い?」
「そうだよ。定価にtaxをつけて、それを払うだけだよ」
「ええ〜〜、ドアボーイなんかどうしているの?」
ドアボーイって、たしかホテルで荷物を持ってきてくれる役目の人だったっけ。そんな高級ホテルに泊まった経験が乏しいのだが、
「たぶん、会社の指示で、受け取らないようにトレーニングされているはず。だって、彼らは完璧なサービスをして、初めて給料をもらえるわけでしょ?」
それでもBillもRitaも、依然として納得しない。Billが重ねて、
「タクシーは?」
と聞いてくるので、
「料金ちょうどを払って、それで終わりだよ」
と答えた。
「チップないの?」
「ないよ。」
彼は、絶対信じられない、という顔をしていた。

Ritaは、チップを盛る傾向がある。ウエイトレスさんにも最低20%は払う。
「ウエイトレスってすごい基礎賃金が安いの。だから、気の毒でしょ?」
と言う。旦那によると、2度の離婚を経験し、シングルマザー歴があったRitaは、家計の足しに、週末バーで働いていたことがあるので、そういう職種の人らに同情が厚いのだという。それもわかるけど。

いちいち暗算をして、いや、いまはスマホがあるから計算も簡単にできるだろうけど、レシートに金額を追加し計算する、という手間を、アメリカ人らは生涯続けるんだなあ。
ちなみに、あるホテルで、旦那は「外に食べに行くのがしんどい」と言うので、私ら3名、付属のレストランからテイクアウトをした。注文した食べ物ができてくると、レシートのチップ欄を見て、全額支払うつもりだった私は、Ritaに、
「これ、何%払うの?」
と聞いた。Ritaは、
「テーブルに座ってサービスを受けるわけでもないのに、チップなんか要らないわ」
と言い、好奇心旺盛な彼女は、レストランの受付係に「こういう場合もチップ払うんですか?」と堂々聞きに行った。これにはびっくり。受付の人は、「その場合は10%が適当でしょう」と答えた。
公式なルールがあるわけでもないようだ。

雪のモンタナ

はじめてモンタナ州を通ったのだが、もう雪があった。

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朝の最低気温、氷点下6度。それで、宿泊したドライブインの老あるじに「寒いですねえ」と話しかけたら、
「こんなの、寒いうちに入らんぜ」
と言い返された。なるほど、おっちゃん、半袖のTシャツ姿だ。アメリカの人らは体感温度がおかしい。

さて、姪Ritaの3度目の夫Billの話の続きをする。
彼は、元々、TWA(な、な、懐かしい〜)のメカニックをやっていたのだが、職場の先輩が警察官に転職したところ、「警官は年金がいいぜ。お前も受けてみたら」と誘われ、合格したので、NY市の警察官になったという。以来22年、主にブルックリン区で仕事をしているという。

Bill君、警官なのにしっかり太っていて、顔も正直ぜんぜんイケていない。が、まあ、働くこと働くこと。
私なんて単純なもので、肉体労働に耐え、思い物でもウンショと運んでしまう男に意外と弱い。いくら男女平等の時代とはいえ、肉体の差は絶対消えない、汗をかきかき荷台に荷詰めをしたり、車体の後ろにトレーラを接続したり、元がメカニックだったこともあるのか、ジャッキなどの機械操作も得意で、とにかく良く動くのだ。うちの旦那は既に老境に達しているから、そういう肉体作業は元から期待していないが、Bill君なしにはできないことが今回は多かった。

旦那は拳銃も携行していたが、万一、途中で警察の検問に遭ったら面倒なことになるから、と、それもBillの車に積んでもらっていた。Billはもちろん警察証持参だった(触らせてもらった)。警察官なら銃を携行しても一切怪しまれないから。

Billに、「9.11の当時はどうしていた?」と聞いたら、1日12時間、丸2か月間休みなしで働いた」という。さもあらんが、尊敬。また、「NY市外でも逮捕する権限があるの?」と聞いたら、「目の前の現行犯だったら」と答えた。
私のへたっぴな英語もなぜかBillには良く通じたが、日米の銃規制の差については話す時間とタイミングがなかった。

途中、養豚場の近くで給油したせいか、我々の車にハエが2匹ほど入っていた。私は、旦那がかぶっていた野球帽を振り回し、叩き潰そうと頑張った。

次に給油で停まったとき、Billが、
「Were you having a dispute?」(喧嘩していたの?)
と聞いてきた。へ?なんで?と思ったら、彼らの車は私らの車の後ろをついてきたのだが、前方の車の中で、私が帽子をブンブン振り回して、旦那を打ちのめしていたと思ったらしい。大笑い。

この雪のドライブインでは4人1部屋に泊まった。私はビビったのだが、「親戚だからいいでしょ」というのりで。ダブルベッド2つがあったので問題はなかったのだが、夜、「熊がいる」と旦那がおののいたくらい、Bill君のいびきはすごかった。翌日から別々の部屋にした。

とにかくいいやつだった。Ritaは3度目の正直というか、いい旦那を得た。


 



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