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昔、英語に無知だったとき(注:私は26歳まで英語を話せなかった)、「ファーストフード」なる食べ物のことを、
「一番に出てくるからそう呼ぶのかな」
と思っていた。その後、「fast」と「first」の違いを学んだ。しいて書くなら「ファストフード」であろうが、あまりしっくりこない。
うちのアメリカ人旦那はよく、
「日本語ってこんなに母音や子音の数が少なくて、どうして成り立つんだ?何を聞いても同じに聞こえることがある」
と文句を言うが、英語に比較したらそう言われても仕方ないと思っている。そもそも日本語の会話は、文章の漢字表記を頭に描きながら行っているので、同音異義語が出てきても、すぐ脳内変換ができる。漢字の知識が乏しい外国人にとっては至難の言語だろう。
小池百合子知事が主催する地域政党の名前が「都民ファーストの会」というそうだが、英語も堪能な小池知事にして、「ファースト」という横文字を使ったのがいただけない。
「あいまい母音」と呼ばれる、「first」とか「early」などの、「e」をひっくり返した発音記号を使った音声は日本語にはない。カタカナで「ファースト」と呼ばれると「速い」のか「一番」なのかわからない。
私は結婚した時、旦那ちゃんに英語名(ユダヤ人の女子によくある名前)を付けてもらった。候補の一つとして「Sherley」があったのだが、ちょっと考えてこれは没にした。
「日本語の『シャーリー』という発音じゃ間抜けだ」
というのがその理由だ。「あいまい母音」が日本語には無いからなあ。
小池氏もなぜ「都民第一の会」にしなかったのだろう。もう他にこの名称の組織があったのかな。
日本語を大切にしましょうよ。
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英語、語学、外資系、国際結婚ネタ
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「リス」は、私とアメリカ人の旦那の間の、永遠のテーマの一つである。
過去に何度も書いたが、私はアメリカでは「リス」は、それこそ日本の「スズメ」のようにありきたりの生き物であることを知らなかった。日本では、リスはペットショップで売られていることを彼は知らなかった。町田に「リス園」があるので連れて行ったことがあるが、彼はあきれ果てていた。「木ネズミをわざわざ金払って飼う日本人が信じられない」という。
さて、これはその旦那からもらった、「番犬」ならぬ「番リス」の話である。
もちろん全部英語なので、要約すると、アメリカのメリディアン(カリフォルニア州)に住むAdam Pearlという男性が帰宅したところ、家の中が何かおかしいことに気付いた。家の前から家までの雪の上に足跡があったし、とりわけ、室内の拳銃の保管庫にひっかき傷があったので、「絶対誰かが侵入した」と確信し、警察を呼んだ。
女性警察官が来て、捜査にあたった。捜査中、彼のペットであるリスのジョーイ君がいつもそうであるように、室内を走り回った。彼女がびびって「このリス、噛むの?」と聞いたのでPearl氏「まあ、リスですから噛まないとは言えませんがね」と。
数時間後、彼女は、Pearl氏の家から盗まれたものを持って再訪した。彼女の説明では、捜索していたら、手にひっかき傷を負った男を見つけたので、「その傷はリスに引っかかれたの?」と尋ねると、男は「そうだ」と認めたため、御用となった。
まさか、まさか、リスにひっかかれたのを認めたことで逮捕されるとは。
そもそもアメリカ人で、リスを家のペットとして飼う人がいるのも面白いが、このリスは、立派に番犬ならぬ番リスの役割を果たしたのである。ジョーイ君、あっぱれ!
タイトルが、「Meridian man's pet squirrel goes nuts on bargular」というのも面白い。
リスはナッツが好きだが、「go nuts」で「怒り狂う」とか「気がふれる」という意味になる。
ところで、私が大好きな「ミッフィー(日本名「うさこちゃん」)の作者であるディック・ブルーナさんが、89歳でお亡くなりになった。
高齢のため、創作活動は2011年にやめておられたそうだが、この単純な線のうさぎの女の子の絵にどれだけ癒されたかしれない。ブルーナさん、安らかに。
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もうすっかり古〜〜〜い古〜〜〜い話になってしまったが、昔は「タイプ学校」というのがあって、私も大学を卒業した春休み、就職内定先から、「社会に出たら必要だから、行っておくと良い。是非」と言われ、「虎の門タイプ学校」に通っていた。何を習っていたかと言うと、要するに「英文タイプ」である。タイプライターというものがあって、紙をはさんで、ひたすら英字と数字を打って書面を作るのである。
慣れてくると、ブラインドタイプ、と言って、キーを見ないでもすらすら打てるようになるはずなのだが、私はそれがどうしてもできず、いつも「字消し」キーを使ってミスタイプを消していた。
いまどきの人は、生まれたときからPCがあるから、タイプなんて習わないでも自然にキーボードが使えるようになるんだろう。それとも、スマホしか使わない世代だと、就職したら、デスクトップのPCの操作に苦労するのかな。
ともあれ、以前、会社の若い人に、「タイプライターって、何ですか?」と聞き返されて絶句した話は9年前(なんと!)に書いた。
さて、今日の話は、「ピリオドを打ったあと、次の単語との間に空けるスペースの数」である。
私は、上記のタイプ学校で、「コンマ ,」のあとは1スペース、「ピリオド .」のあとには2スペース空ける、と教わり、ワープロ専用機(ふ、古い)を打っていたころから今日まで、ずーっとその通りにしていた。
しかし、割と最近、会社の文書を英訳する必要があり、それをほぼnativeの女性社員(30代)にチェックしてもらったところ、なんとなんと、私が空けたピリオドのあとの2スペースを、ことごとく1スペースに削られてたのである。
私はむかついたが、長年の人生経験で、世の中、私が間違っていることの方が多いと悟っているので、むかつきを抑え、アメリカ人の旦那に聞いてみた。
そうしたら、
「2スペース空けていたのは、昔の英文タイプの時代のしきたりで、今のWordは機械が自動的に1行の語数をカウントして適切に間隔を空けてくれるから、ピリオドのあとも1スペースでいいんだ」
と言うではないか。ぐわ〜〜。私が化石になっていただけであった。
しかし、そう言われたあとの今でも、やっぱりピリオドのあとは2スペース空けないと、どうにもこうにも落ち着かない。アメリカ本社へのメールもその要領で書いて送る。周囲の皆さん、許してくれ。
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今年は、「酉年」にあたる。
この「酉」という文字、「酒」という漢字の右側の部首(つくり、というのか?)だが、もともとは「酒がめ」に由来するらしい。
また、「酉」は十二支のうちの十番目、1年でいえば10月にあたるから、ちょうど10月というと新酒の仕込みに入る月なので、その意味でも酒と縁のある文字らしい、と聞いた。
が、詳しいことは分からないし、正しい説か否かもわからない。ご存知の方がいたらご教示願いたい。
さて、うちの旦那はアメリカ人だから、干支にはめっぽう弱い、というか、意味がわからないし関心も無い。
毎年私が「来年は何年?」と聞いて確認を取っているのだが、本人にはどうでもいいことである。
昨年末は、買ってきた年賀状をふくめ、周囲にニワトリの絵が描かれたものがあったので、それを見て、
「Year of the Rooster?」(ニワトリ年?)
と聞いてきた。私は「ニワトリに限らないよ、birdでいいんだよ」
と言っておいたが、bird年でいいのか、上記の「酉」の字の由来もあって、これまた自信が無い。
さて、旦那は、このように、ニワトリのオス(おんどり)を指すときは、「rooster」と言う。これってあまり学校で習わない単語かもしれない。学校で習うとしたら、おんどりは「cock」、めんどりは「hen」、だろう。
めんどりはさて置いて、おんどりを表す「cock」は、旦那もそうだが、アメリカでは、意図的に発語を避けられている。
というのも、男性のソレを指す俗語と同じだからだ。
変なオチで、失礼しました。皆様も、もしアメリカ人とおんどりの話をすることがあったら、cockではなくてroosterと言いましょう。
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クリスマスになりました、と言っても、うちは旦那ちゃんがユダヤ系なので祝いません。ユダヤ人の子供たちは、今の時期ごろに重なりますが、「ハヌカ」というものを祝います。
ま、それは置いておき、私が一番好きなクリスマスソングは、Wham!の「Last Christmas」です。
「Once bitten and twice shy」って歌詞、キュートですね。文法的には正しくないのでしょうが、「一度痛い目にあって二倍臆病になった」という、繊細な男の子の気持ちが「once」と「twice」という言葉でお茶目に表されています。
その他の歌詞では「I meant it」というのがあります。これは日常本当によく使われる表現で、「本気だったんだ」。
「Mean」は、中学校で最初に習う意味は「意味する」だと思います。
「What does it mean?」(それってどういう意味?)は、すっごくよく言います。簡単に聞き返したいときは、「Which means?」で済ませます。しかし、「I mean that」と言えば「本気で言っているんですよ」と、それこそ強い意味を持ちます。
さて、このmean、夫婦喧嘩をして、旦那が「お前の代わりなんかいくらでもいる!」なんて叫んだ時、妻が、
「You don't mean that・・・・」
とか言ったらもう危ないですね。「あなた、それ、本気で言ってるの」って意味で、荷造りを始める妻の様子が浮かびそうです。
そのほかにも、meanには「いやしい」「イジワル」という形容詞の意味もあります。女の子が目に涙をためて
「You are so mean!」
と言って去っていたらもうアウトですね。
しかし、いつから日本ではクリスマスにケーキとチキンを食べるようになったのでしょう。まあ、子供のころはクリスマスの意味(meaning)もわからず、ただただ父親が買ってくるケーキが楽しみでしたけど。
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