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先週、歯科医へ行ってきた。定期健診のためである。
今回びっくりしたのが、長年通っている歯医者なのに、事前に、「2月4日11時は歯科検診の日です。忘れないように」という葉書が届いたことである。初めてだった。
私の友人に、実家が歯科医で姉が現役歯科医の人がいるが、彼女いわく、いま歯医者は数が過剰で競争が激しいから、そういう「忘れ防止葉書サービス」は広まって来ている、とのことだ。
とにかく、歯医者は数が多い。3歩あるくと歯医者がある。いまでは「ワーキングプア職」に認定されているらしい。医師と違って卒業しても大病院に勤務するということがないから、実家を継ぐのでなければ、多くは自力で借金してどこかで開業しなければならない。コンビニより件数が多いから、国も歯科大の定員を減らしにかかっているようだ。
話がそれた。
彼女のお姉さんは歯科医だが、私はまだ女性歯科医師に治療を受けたことがない。
しかしそれよりももっと見たことが無いのが、男性の歯科衛生士だ。
歯科衛生士は長年女性の職業だったが、法改正により男性にも門戸が開かれ、2012年、初めて男性の衛生士が誕生したそうだ。
ふ〜〜む、細かい仕事だし、なんというか、歯石をコリコリ削ったり歯科医師のアシスタントをしたりは、女性の方が向いている気もするが、個人差であろう。
あと、家族は父母兄妹みんな歯科医なのに、なかなか歯科大に合格しない息子を働かせるために、せめて衛生士にならせる、という手段もあるかも。
わざわざどうしてもこの仕事を一生やりたい、と男性が積極的に考える仕事ではなさそうな気がする、などと書いたら偏見だろうか。
そういえば、亡父が死ぬまで入院していたとき、父を看てくれた看護師さんに男性が2名いた。看護師の場合は体力、腕力も必要なことが多いので、男性看護師でも大歓迎である。しかし、父を看てくれていた2男性とも、話の仕方と言い、シナの作り方と言い、どう見てもそっち系だった。
父のしもの世話のとき、紙パンツをぬらし過ぎないために、性器のまわりを尿取りパッドでくるむ(そうすれば紙パンツ全部を取り換えずにパッドだけ換えれば済むから)手当をしてくれたのだが、どうもその視線と手つきがあやしかった。
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働くということ、会社、派遣、労組
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電通の社長が辞任するそうだけど、高齢のようだし、退職金もたっぷりもらうのだろう。
本当に大変なのは、次以降の社長だ。
人から聞いたことだが、このギョーカイの採用は大きく分けて、「有名人の子弟」と「体育会系」の2種類があるのだという。
前者はもちろん、親の関係から仕事が降ってくるので。後者は、ガタイで買われている。朝から晩まで働かせ、さらに飲み会に連れていっても耐える体の持ち主だからだ。しかし、彼らも入社して1〜2年もたつと、太ってきたりハゲたりするそうだ。
私が嫌悪感をいだくのは、日本の企業の仕事のかなりの部分が、まだ、「夜の飲み会」で決まっているような商習慣だ。いうまでもなく、男社会の(悪)習慣だし、参加する男たちも、「オレは会社の金で飲み食いし、六本木の高級店でクライアントと会っているぜ」という事実に陶酔してはいまいか。
かつては女性の地位が低かったから、旦那が午前様になろうと、妻は家で子供と待っている以外なかった。日本人は、ただただ働けば働くほど賞賛され、従って、男が父、夫として家にいる時間にはほとんど価値は置かれなかった。労働は神からの罰、とされる国々とは、えらい違いだ。
しかし、今は違う。旦那がろくに家に帰ってこないようでは、妻に三下り半をたたきつけられるだろう。仕事ばかりでなく、父としても夫としても時間と労力を割かねばならない。
電通は「人手が足りない、足りない」という。だから遅くまで働かないと仕事が片付かない、というらしい。労働生産性自体が相当低そうだが、だったら、少数の社員に高給を払うのではなく、たくさん雇ってそこそこの給料を支給する制度に変えたら、と思う。しかし、彼らは多分、そんなことしたくないだろう。「鬼十則」の通り、こういうギョーカイは、労働基準法なんてあってなきがごとしなのだから。新入社員採用のときには、事前説明会で、
「わが社の勤務時間は朝7時から終電まで、土日も仕事です。仕事が終わったら飲み会です。女性社員にはセクハラがあります。命と健康の保証はしません。それでも良いと思う人だけ入社してください。」
と公言する必要があった。
ことは電通一社の問題ではない。たぶんライバルのH社も似たようなものだろうし、「仕事が欲しけりゃ飲ませろよ」とばかりに夜の飲み会にたかるクライアントも十分悪い。悪しき習慣は、徐々に絶たねばならない。クライアントとの会議は、飲み会の場ではなく、9時から17時の間に済ませることだ。
そして、最後に、亡くなった方にはきついようだけど、そんなどうしようもない企業に命を犠牲にするくらいなら、とっととケツまくって辞めなければならない。働くところなんていくらでもある。何度も転職した私には、会社のせいで自殺までするのがわからない。
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ついこの間も書いたけど、配偶者手当の拡大には反対だ。配偶者控除という「甘やかし」は撤廃し、成人したなら、税金はもちろん、年金も健康保険もすべて、収入に応じて自分で加入すべきだというのが私の考えだ。育児中、介護中の場合は、それなりに控除をすべきだが、育児も介護もしていないのなら、旦那の庇護下で控除と言う枠に甘えさせるべきではないと思う。
有名な話だと思うので、私などが引用するのも気が引けるが、徳島県の山奥の田舎に、上勝町という、「葉っぱビジネス」で知られる町がある。
過疎地で高齢者だらけ、生産物だったみかんが大打撃を受け、荒れる一方だったこの田舎を、農協職員だった男性が、「葉っぱビジネス」を興して、ばあちゃんたちを使い、見事に救ったのである。
ある料亭で、女性客たちが、つまものとして添えられていた葉っぱを「かわいい」と言って持って帰る様子を見たとき、「これだ!」とひらめいたのである。田舎だから、葉っぱならいくらでもあるし、葉っぱを取るだけなら、体力のない婆ちゃんたちにもできる。
この町では、いまや年収1000万くらいの婆ちゃんたちもいるという。
「孫にベンツ買ってやらないといかん」
とか言って、いそいそと働いている。
葉っぱにたずさわる婆ちゃんたちはみな、パソコンを使いこなし、発注とか販売状況をチェックしている。
教えれば、そして、カネもうけとなれば、婆ちゃんたちだってパソコンくらい使えるようになるという好例だ。
そして、もっとすごいことには、この高齢者だらけの町には、老人ホームが無いのだという。
婆ちゃんたちは、仕事が楽しくて、呆けている暇がない、という。
できる範囲で働かせる。これにまさる福祉があるだろうか。
ただ「くれ、くれ」と口を開けている生活保護者ら、特に、支給日になったらパチンコ屋に並ぶような受給者らに、聞かせてやりたい話である。
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薬学部の学習年限が、4年から6年に延長されたと聞いたとき、正直、「え、6年間も必要?」と思った。研究職に進むのならまだしも。
無知を承知の上で言うのだが、一般の薬局に勤めて調剤している人たちは、医師の処方箋を見て「何を何錠」と、薬の数を数えて袋に詰めているだけに見える。
たまに「この薬とこの薬は飲み合わせが悪いです」と言ってお医者さんに確認し、処方を変えてもらう場合もあるけれど。
薬学部は、国立ならいざ知らず、私立大学だと年間の学費が最低200万円くらいかかるそうだから、6年も払うことになる親顔さんの負担は大変だ。
そして、卒業後の収入もそう高くない、と聞いた。医学部と同じ年数も行く必要があるのだろうか。
保育士さんも、介護士さんも、給与が低いと言われている。
そして、これらに共通するのは、「女性が多い職業」ということだ。
私など、外資系に乗っかっているだけだから、資格で働いているわけではないけど、彼女より収入は多い。
女性の多い職業だと、はなから「すぐ辞める」とか「旦那がいるから」という前提になり、しっかりした給料を払う習慣が根付かなかったのでは、と疑ってしまう。
母が入居する老人施設も、次から次に人が辞める。夜勤もあってきつい仕事なのに、お給料が見合わない、という。
老人を預かってもらって本当に感謝しているが、そんなに次から次へと辞めるようでは心配である。
本音を聞いたところ、ホームの社長が、「時間外手当は払わない」と宣言しているブラック男で、人が辞めたらまた雇えばいいという考えなんだそうだ。
安価な賃金、特に女性の安価な奉仕の上で享受させてもらっているサービスを、いまいちど洗いなおす必要があるのではないだろうか。
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昨日の続き。
1.毎日深夜になるまで会社にいるとか、毎晩のように飲み歩くというのは、異常なことだと認識し、改めること。仕事は、定時の間に猛烈に集中して仕上げるものであって、遅くまで会社にいることを評価の対象になどしてはならない。本当に残業しなければ片付かないとしたら、社員数の割に仕事が多すぎるか、要領が悪くて仕事が遅いかであろう。どちらも改められなければならない。「初めに残業ありき」であってはならない。
2.今でも管理職は圧倒的に男性が多いはずだが、「俺の若いころはこうだった」と、自分の過去を絶対の尺度に用い、若い世代に強制しないこと。男は案外、時代の変化に抵抗が激しい生き物かもしれないが。
3.男性は、家にいて、夫であり父であることも重要な仕事だと理解すること。これほどまでに男が夜遅くまで家にいないことが正当化される風習はおかしい。
4.国は、妊娠した妻を持つ20代から40代までの男性に、時間短縮勤務と残業禁止令を法律で定めるくらいでよい。男はさっさと帰って家事を手分けし子育てを手伝うこと。夫が家事に協力的だと、妻も2人目3人目を産む率が高くなるというデータがある。若い男を家に帰すのは少子化対策になる。国は、少子化少子化と叫んでいるのに、女性の働き方の改善や保育園を造ることばかりに着目している。「畑」ばかりでなく、なぜ「種」の面の問題を解決しないのかわからない。
5.そして、管理職の男たちは、上記3と4の若い男たちに「情けねえなあ」「お前はかみさんの尻に敷かれているのかよ」「俺たちの若いことはそんなやついなかったぜ」「仕事する気あんのか」などと言わないようにすること。
昔は、女性はもっと地位が低く、夫が給料をもらってくれないと生きていくすべが無かったから、夫がどんなに家にいなくても「仕事だ」と言われたら何も抵抗できず、黙って家事をし子育てをしていた。しかし、今の時代は、女性も仕事をしているし、男も家庭にもちゃんと参画しないと、定年で離婚を切り出され、退職金や家を取られて捨てられるかもしれない。老後が延びた現代では、それじゃあ悲しすぎる。
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