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旅も終わり。
これまで泊まってきたアメリカのホテルやドライブインの清掃作業は、NYでは支那人女性を見たけど、それ以外はほぼ100%、スペイン語の女たちの仕事だ。朝は女たちのスペイン語のおしゃべりで目覚めたことも多い。ほとんどが、本国を捨ててきた不法移民だろう。トランプ大統領は、メキシコとの国境警備を強化し、不法移民を入れない政策に注力しているが、実のところ、安価で英語力も必要ない低レベルの労働力として、アメリカに居住していることになっていない彼らが重宝されている面もある。
旦那と私がホテルを出るのが遅めだったある日、外から帰ってきたら、まだ部屋の清掃がされていなかった。しばらくすると清掃の女性が来て、まずは旦那に、
「のーいんぐりっしゅ」
と言い、それからスペイン語でまくしたて始めた。意味はおそらく「部屋を掃除していいですか?」ということだろう。旦那は「OK, go ahead, we will be waiting in the lobby」と答えた。
それきしのこと、なんで「May I clean your room?」くらいの英語で言えないんだろう?仮にもアメリカに住んでアメリカで働いているのに。
旦那が外に出るよう私にしぐさをしたので、清掃にどのくらい時間がかかるか確認したかった私は、彼女の眼を見ながら、ゆーっくりと、
「How long do you take?」
とだけ尋ねた。しかし彼女と来たら、困ったように微笑みながら、
「イエス・・・・・」
と答えるのみ。「イエス」じゃないって、何時間くらいかかるのと聞いているんだ、と思って、私の腕時計を指しながら、再び、
「How long do you take? One hour? Two hours?」
と聞いてみたけど、みじんも通じない。旦那が、
「もういい、出よう」
とうながすので、1階ロビーで待機した。
私が、
「なんでこんな簡単な英語も分からないでアメリカで働いているの?私はたった5つの単語しか言わなかったんだよ。それなのに」
と言うと、
「ホテルの掃除に英語を話すことを期待しても無駄だ。」
おそらく彼女らは、親戚や友人で、先に入国した女たちから、掃除の仕事ならあるからおいで、と言われ、ビザなしか、親族訪問のビザで入国し、そのままい続け、掃除の仕事をしているのだろう。念のため、掃除も立派な仕事だから、差別しているわけではないのはお断りしておく。しかし、だからといって、必要最小限の会話もできずにアメリカにいつづけいているって、不思議で仕方ない。彼女らは、バスで通勤し、朝から晩までスペイン語話者としか話をせず(上司はバイリンガルなのだろう)、スペイン語のTVとラジオばかり聞き、中南米食料品店で買い物をしながらアメリカにいるのだろう。賃金もおそらく劣悪だろうけど、それでもまだ本国にいるよりマシ、ということか。
旦那に、
「そうまでしてアメリカで働きたいのなら、中南米ではいっそ小学校からバイリンガルで教育すればいいじゃん。いくら不法移民でも、せめて英語ができるならアメリカ側の態度も変わると思うけど」
と言ったら、旦那は、
「そんな英知がある国なら、とっくにやっている」
とのこと(絶望的)。
中米諸国は、国として機能していないところばっかだ。
これを思うと、日本人ってなんと真面目なんだろう。
英語圏行く必要があるかどうかにかかわらず、英語が話せるようになりたいと思う人らがせっせと英会話学校に通う。ちまたには英会話学校があふれている。 |
アメリカの話、白人種論
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何歳になっても「ひえ〜ーーっ」と驚くことばかりのワタシ。
今、アメリカの某州の個人宅におりますが、この家の庭、夜になると「firefly」、直訳するなら「火蝿」、つまり「ホタル」が舞うのです。
近付いて、手にふわ〜っと包み取って見ると、日本のそれよりずーっと小さく、まさに「蝿」か「小バエ」くらいの小ささですが、きちんとお尻の先っぽが光っています。
この近くには、池も川も湖もありません。それなのにどうしてホタルが成長できるんだろう?と思って旦那に聞いてみても、ちっとも要領を得ません。
横浜の家の近くにある小学校には、代々、5年生か6年生がホタルを養育する専門の設備まであります。中は、年中水の流れる「ビオトープ」のような構造です。近所に小川があって、餌になるカワニナが獲れるので、それで育てられるのですけど、アメリカでは何でこんな家の庭でホタルが飛んでいるの??と思って、調べてみたら、びっくり。
ホタルには、陸生のものがいるのですね。
というか、逆に、水の中で生まれ育つのは、世界でも日本の「ゲンジボタル」と「ヘイケボタル」のみで、海外では、ホタルは、陸生が普通なのだと知りました。
ホタル=水辺、と思い込んでいたワタシ。何と狭隘な。
外国人からしたら、「なぜ日本のホタルは水辺にいるんだろう」ということなんですね。
ほんと、幾つになっても知らないこと、驚くことばかり。
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昨日書いたけど、元農林水産省事務次官という上級国民の男性(76)が、44歳にもなる引きこもりの暴力息子を殺してしまった事件につき、この人はやはり、「登戸のように、長男が危害を加えてはならないと思った」と動機を語っているという。
親でしか取りようのない処分の形となってしまった。
ところで、アメリカにも「引きこもり」という問題はあるのだろうか?
私も、苦労して
silent retreat
social recluse
social withdrawal
shop at home without working or going to school
などという訳語を目一杯引用し、
「とにかく、卒業しても働かないで朝から晩まで家にいて、誰とも会わないで、1日中ゲームなんかやっていて、働かないから、親が80過ぎてもまだ年金で食わせてやっているの。そういう問題ってアメリカにもあるの?」
と懸命に旦那に聞いたけど、彼は「聞いたことない」と言う。
もちろん、うちの旦那一人がすべてのアメリカ人ないしアメリカに関する知識を網羅しているわけではないけど、結構不思議だった。日本にもあるのなら、日本の3倍人口があるアメリカにだってあってもおかしくないではないか。それとも、かの国は、18歳過ぎたら親元を出ていくというカルチャーが日本よりもっと強く浸透しているからかな、とも思った。
そうしたら、旦那は、
「アメリカだったら、引きこもりでなく、プー太郎か乞食になるだろう」
と言う。
「親は、年取った子には絶対住居をシェアしないわけ?」
と聞くと、
「とにかく聞いたことないなあ。アメリカだったら、麻薬をやらかすとか、銃乱射に出て逮捕される形で結局は報道されるから、それかなあ」
と言う。
それも困るんだが。
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相撲は実は大の苦手。
21世紀にもなって、いまだ肥満が奨励され、ちょんまげと尻丸出しで競技させる時代錯誤はなんとかならないものかなあ、と思っている。
しかし、伝統と国技という点では、昨日は非常にありがたかった。男性の国賓をもてなすのに、こんな良い場所はない。
トランプに心酔するアメリカ人旦那、および私は、狂喜して拝見させていただいた。
Trump大統領のTwitter
Tonight in Tokyo, Japan at the Ryogoku Kokugikan Stadium, it was my great honor to present the first-ever U.S. President's Cup to Sumo Grand Champion Asanoyama. Congratulations! A great time had by all, thank you @AbeShinzo!
(私訳:今夜、両国国技館において、初めてのアメリカ合衆国大統領杯を、優勝した朝乃山関に贈呈できたことは、この上ない光栄であった。おめでとう! そしてアベシンゾウ、あなたのお陰で素晴らしい時間をすごせた。ありがとう!)
そして、トランプ大統領によるヒョーショージョー贈呈式。
何よりもかによりも、靴を脱いでスリッパの姿が放送されたアメリカ大統領なんて、空前絶後だ。
Certificate of Commendation ("commendation"は少し噛んだ) (表彰状)
Asanoyama Hideki (朝乃山 英樹殿)
In honor of your outstanding achievement, as sumo grand champion, I hereby award you the United States President's Cup. (大相撲優勝の栄冠に輝いたあなたの業績を祝し、私はここにアメリカ合衆国大統領杯を贈呈します)
May 26, Reiwa one (令和元年5月26日)
Donald J. Trump (ドナルド J.トランプ)
President of the United States (アメリカ合衆国大統領)
Thank you.
朝乃山関、やっぱ日本人の癖で、大統領から表彰状をもらう際、握手されながら、ぺこぺこ頭を下げた。気持ちは分かるが、お辞儀と握手を同時にするのは非常に見苦しく、困ったことである。握手の時はまっすぐ相手の目を見ましょう。
ともあれ、この平成の時代になってもまだ力士になる男子はいるのだなあ。私、せめてあの「ちょんまげ」だけでも廃止したらどうかと、つまり、ショートヘアで戦えばいいのに、と思っている。床山さんが失業してしまうけど。ごくまれに、まげをつかんでしまう反則で負ける力士がいるが、それも未然に防げる。
さて、太った男性が苦手で相撲嫌いであった私だけど、昨日見ていて「おっ、これはイケるかも!!」と思った力士を発掘した。
竜電、りゅうでん、という。
昔の武士のような顔つきがいい。ちょっと応援してやることにした。
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うちのアメリカ人旦那、日本では号外は無料だと知って、ひどく驚いていた。
「アメリカでは、滅多に号外なんて出さないけど、仮に出したとしても有料で売るよ」
へえ、そうなんだ。
日本の新聞社って、ふところが深いんだね。
ネット時代に、斜陽産業になりつつあるけど、私はやっぱ、紙が捨てがたい。
とっておけるのが何より。
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