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長年首都圏に住んでいながら、築地の競りを見たことがなったが、GWはぶっとおしで休みを取ったこともあるし、アメリカ人の夫のためにも、思い切って行ってみることにした。 横浜から築地なんて「通勤距離」くらいの近さだが、朝の5時に到着できる公共交通手段はないので、ちょっと贅沢して、前の晩は市場すぐ近くのビジネスホテルに泊まった。 頑張って朝4時起床。競りの見学時間は5時から6時15分のみ。あらかじめパンフレットをもらっておいたので、見学場所も把握していたが、本当にわずかなスペースに限定されている。これまで、ガイジン観光客のマナーの悪さに、年末年始の繁忙期に見学が閉鎖されてしまったのも周知のとおりだが、今回見たら、見学スペースは東西の競り場と競り場の間の細い通路のみになっており、競り場には関係者以外立ち入れず、したがって、観光客がマグロに触ること自体できないようになっていた。言うまでも無いが、カメラのフラッシュは厳禁。 西の競り場には、小型の種類のマグロが並ぶ。 壮観だったのは東の競り場で、牛のようにでかいのを始め、巨大マグロがずらーっと並んでいた。 目の前のマグロ(手前から2つ目)があまりにも大きいので、警備の人に聞いてみたら、280kgある、と答えてくれた。確かにマグロの顔の上に「2800」と書いた紙が貼ってあったので、重量は100グラム単位で表示するらしい。警備の人も「こんなでかいのは珍しい」とおっしゃっていた。ラッキー。 マグロはみな尾を切り落とされ、また、尾の上の部分の肉をちょっとだけそいだ状態で並べられている。そして、卸業者たちは、尾の部分と、そいだ部分の肉を見たり、また、尾に刃物を何度もあて、コチコチに冷凍されている肉をちょっと切り取って試食をしていた。 聞いていても訳の分からない言葉で競りが終わると、こんなふうに、長い筆の先に赤い液体をつけ、マグロの体の上に落札業者名を書く。 そうして、落札者がこんなふうにずるずると自分の台車まで引きずって持っていく。鎌の金属部分をもっと小さくて、柄を長くした道具(なんていう名称なんだろう?)を、エラをはずして空洞になっている部分に突き刺して引きずっていくのだ。マグロのエラはことごとく最初から切り取られていたが、何故なんだろう? とにかく、コチンコチンに冷凍されているから、引きずっていけるのだ。これが生だったらとてもこんなふうにコンクリートの床を引きずれない。 警備の人が、「5分から10分くらいで次の人に譲ってください」と英語と日本語で書かれたカードを見せて回っていたが、平日で観光客が少なめだったせいか、別に追い出されることも無く、開始の5時から終了の6時15分まで見ていることができた。観光客の人種も言語もいろいろだった。 男達のすばらしく、かつ、たくましい世界。がんばれ、築地の男達!
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