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これって、美談だったのだろうか??
話を詳細に追っているわけではないので、ざっくりしか書けない。事実誤認があったらご指摘いただきたい。
辛坊治郎氏は、キャスターとして名高く、大阪知事選あるいは大阪市長選に出るのではないかといった噂のある人だ。
その人が、全盲のセイラーと2人きりで、太平洋横断の旅に出たという。
辛坊氏は、TVでしゃべるのが仕事であるから、ヨットのプロではない。
素人が全盲と、なんとかアメリカまで行けると思っていたのだろうか?
いずれ出る選挙のために、現在の知名度に重ねて箔をつけておきたかったのか。
海水がヨットに入ってきたので、このままでは体温が奪われ、死の危険性がせまっていたという。で、宮城県沖1200kmのところを救命いかだに乗って漂っていたところ、海上巡視船と航空機に救助され、厚木基地に戻ってきたそうだ。
一体、救助にいくら税金が出たのだろう?
イラク3兄弟を思い出してしまった。
みんな血税だぞ。
この航海には、スポンサーも沢山ついていたのはないのか。費用が全額、辛坊氏と全盲セイラーの自腹ということはないだろう。
だったとしたら、スポンサーがこの二人の救助のために拠出された税金を払い戻すのだろうか。
保険もかけていなかったのだろうか。よほどの額を積まない限り、こういう「冒険」の類を喜んで引き受ける保険会社も存在しないかもしれないが、それだったらなおさら、スポンサーは、失敗した時の救援費用まで想定していなかったのだろうか。
ヨットは、放棄されたそうだ。これはつまり「海の粗大ごみ」を作った、ということだ。
それから、「全盲の」セイラーって何だろう。記事によると、全盲者が晴眼者とともにヨットを楽しむ「ブラインドセイリング」という競技があるそうで、今回の人はかなりの経験者だったようだが、海洋では、命の危険がいくらでも発生する。それなのに、今回組んだのはヨットのプロではないTVキャスターである。いろんな人(もちろん晴眼者がメイン)に支えられての決定だと思うが、計器も見えず、太陽も星も行く先も見えず、破損箇所が出たって修復もままなるまい。盲人の人は「肌でわかる」「感覚でわかる」といったことをしばしば口にし、「障害者扱いしないでほしい」という趣旨の発言もするのだが(←その割には、駅に転落防止用のドアホームを設置してほしいという時だと、急に「弱々しい障害者」を前面に押し出して請願に行くのだが)、障害の範囲を超えて行動して良いことと悪いことがあると思う。だとしたら、相手をもっと選んで欲しかった。
この二人の出発は、みんな心から拍手で送りだしたのだろうか。ともすると、死にに行ったと思われても仕方のないくらいの無茶さではと思う。個人の意思で勝手に行ったのなら、そのまま死んだら潔いのに、とまで言ったら言い過ぎだとは思うが、最後は国家に泣きつき、多額の税金で助けてもらった。見通しが甘すぎないか。「この国に生まれてよかった」程度の感想では許されないと思う。スポンサーは誰だったのだろうか。
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