昨日の産経新聞に出ていた裁判関係の話2題。
1.認知症の夫が徘徊し、JR東海の線路に立ち入り、はねられて死んだ。しかし、運行に支障を生じたとして、JR東海は遺族に720万円の損害賠償を求めて提訴した件が、最高裁の判断を仰ぐことになった。
どちらの言い分にも理はある。JRとしては、運行への支障や、死体の処理により、損害を被っている。
しかし、この認知症の老人は91歳であり、訴えられた家族といっても、85歳の老妻である。名古屋高裁では、359万円の支払いを妻に命じたが、85歳にもなる老女に、ふらふら徘徊する夫の見張りを24時間しろといいうのも難しい。
JRも、訴訟費用だけで、損害賠償請求額を軽くオーバーしているが、大企業ではない一般家庭が、例外的措置を求めて最高裁まで持ちこたえるのがどれほど大変か、想像に余りある。私の母も認知症なので、他人事ではない。何と言っても、人類の寿命が延びた弊害のひとつである。
しかし、遺族側が「JRも、ホームドアの設置など、最善の努力をすべきでなないか」と発言したそうだが、これには違和感がある。
というのも、ホームドアの設置には、途方もなくカネがかかるからである。そもそも、線路から侵入した徘徊老人を防御するとしたら、あらゆる駅だけでなく、この世の線路をすべて覆わないとならなくなるので、それは非現実的な話だ。盲人が駅で転落する事故が時々起ったために、首都圏では、ホームにドアを設置するところがぐっと増えたけど、そのうち、どんな転落も、「ホームドアの設置を怠ったせいだ」として鉄道会社を訴えるような風潮が定着しそうで、こわい。鉄道の利用は、基本的には、自己責任である。
前にも書いたけど、盲人とか、うまく歩けない人は、積極的に周囲にヘルプを求めて良いのだ。
周囲の手助けのほうが、ホームドアの設置より、はるかに大切なことである。
2.勾留中の男性死亡で国に賠償命令
高知刑務所で平成21年、殺人罪で起訴され勾留中だった男性被告=当時55歳=が死亡したのは、所内の医師らが適切な措置を怠ったためだとして、広島県内に住む姉が国に2200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、高知地裁は2日、国に880万円の支払いを命じた。石丸将利裁判長は、判決理由で「医師には男性を外部医療機関へ搬送するよう指摘すべき義務があった」と判断。搬送されていれば「生存していた可能性は高い」とした。
じゃ〜〜〜かしい〜〜〜!
ふざけんなこの姉!
殺人犯の弟なんぞが死んだからと言って、そんな訴訟を起こしやがって。
いかにも「カネが取れそうだから訴える」の図である。
殺人鬼は高知県で勾留されているのに、姉は広島にいるではないか。それでどんだけつながりが濃いっていうんだ。
私が姉だったら「あんなクズは死んでいいんです。ご迷惑をおかけしました」で終わらせる。
殺人犯なんて病院に運ばなくてもいいし、死にそうになったって蘇生も不要。
国は、本判決を不服として控訴してもいいと思うが、懲役●●年とか無期刑が下ったら、生かしてメシ食わせるだけで税の支出は880万円どころでは済まないから、払ってしまって「安上がり」に済ませるのも手だな。どうするか。
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