桃実 says

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災害、震災、原発

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節電の夏 

私の勤務先が入っているビルは、これまで、節電のため、エレベーターの半分を使用停止にしていたが、この9月からは全機稼動OKとなった。企業に対する節電要請が解除された模様だ。
が、それでも、駅のコンコースなど、街中はまだまだ薄暗い。
 
私はこの夏、本当にスカートをはかなかった。
家事の中では、アイロンかけが最も不毛で嫌いなので、この夏の節電の呼びかけをきっかけとして、アイロンかけの必要なスカートをやめ、代わりにパンツを数本買い足し、これらをとっかえひっかえはいて出勤することにした。
 
・・・・・ 快適だった。実に快適だった。
 
もともとパンツ大好き人間だが、夏の朝、上に組み合わせる衣類をその日の天気や気分でぱっと選ぶのも簡単で楽しい作業だった。
スカートをやめると、ついでに、ブラウスのような上衣も着なくなった。これでもっとアイロンかけを減らせた。
 
あの原発事故をきっかけとした節電。日本人は真面目な単一民族なので、みな、言われるままに、よく協力したと思う。
駅のコンコース、店、そして企業の入り口などは、相変わらず薄暗く、「節電中につきご了承ください」とか張り紙がしてある。それでも、みな、慣れた。慣れてしまうと、この程度の明るさでも十分だと悟るようになった。
 
しかし、ネオンサインや、地下鉄の広告などで食べている広告業者には、痛手だったろう。
自動車の工場では、電力に余裕のある土日に出勤し、かわりに平日に休むようにしたという。
夫婦ともこの業界で共働きしているならともかく、夫だけがそうだったら、妻と子供だけが遊びに行く「セミ母子家庭化」、お父さんの「粗大ゴミ化」が促進されなかっただろうか。夫婦ともこの業界であったら、子供たちとの休みがあわないというジレンマも発生したであろう。
 
マンションも、最近分譲されるものには、オール電化が多い。近所にも分譲中のオール電化があるが、なんか「おそるおそる」売っているようで、チラシを見ても、「オール電化」の文字は、よく目をこらさないと見えないくらいの文字で印刷してある。私はガスの火力が大好きで、オール電化など、停電になったらどうするのかというのが長年の疑問であったが、テレビで盛んに流れていた「電化厨房」のCMも、あれ以来、ぱったりなくなった。やっぱりガスなしでの生活など考えられないと改めて思った。
しかし、ガスも電気も、使えるような状態で初めてナンボのものだ。
被災地では、しばらくの間、空き地に廃材、がれきなどを積み、焚き火をしていた。
自分で火をおこしての煮炊きなど、長年した記憶が無い。いざというときは人間、そのくらい平気でできないといけないのだった。
今どきの子供たちは、水汲み、火おこし、縄ない、重たいものを運ぶなど、原始的な作業にはなじみがないだろう。便利で当たり前という生活に慣れきったところから、今回のように急に放り出されたら、とりわけ、都会ではどうなるのだろう。
 
 
 
あの3.11からそろそろ半年が経とうとしている。が、復興は遅々として進まない。
私はあの直後、勢いで10万円寄付した。私以外にも、国内外から数え切れないほどの募金があったが、それがどう使われているのか、はたまた「平等配分」にこだわりすぎてまだちょっとしか被災者に払われていないというのが本当なのかが不明で、近ごろ実はイラついている。寄付をしたらあとは忘れる、というのがルールだと思っているのだが、「支出明細を出して欲しいなあ」と思うようにすらなってきた。
 
さて、先だって、TVを見ていたときに、う〜んと考えさせられる話を聞いてしまった。
その被災者は、運動用具店を営んでいる。震災からも立ち上がり、なんとか店舗も再開し、お客さんに来て欲しい処なのだが、日本中の人たちから、被災地の子供たちにあてて、スポーツ用具がたくさん送られてきた。結果、この人の店にスポーツ用品を買いに来る客はいなくなってしまった、というのだ。
 
寄付は善意だが、その善意が、ある人の仕事を奪っているのだ。
もちろん、送る側はそんなつもりはさらさらない。子供たちにまたスポーツを楽しんで欲しいという一心からした行為だが、それにしても、寄付をする側は、自分の美しい行為に酔いしれてしまいがちなため、往々にして、こういった裏面には目が行かないものだ。
 
生活保護や○○加算、○○手当てといった税金に寄生して精神の腐っている連中は別として、まともな大人なら、普通、仕事をすることと、そこから収入を得ることは大きな生き甲斐の一つである。幸い、流通も大方復興してきているのだから、寄付をするにも、受け取る側の希望の品を聞き、その品を、地元の店舗から買い、その店舗から直接その品物を納めてもらう、とかできないものだろうか。
被災地の農産物を買う、被災地に行って観光して泊まる、など、とにかく、我々民間は、徐々に、被災者に仕事を与える形の支援にシフトしていくべきではないか。ものを送るのが、常にベストでないことは、ちょっと心していなければならない。
 
ここで提案したい。岩手、宮城、福島の3県を、特例法で、「消費税免除地」に指定したらどうだろう。
アメリカだと、たとえば、ニュージャージー州やオレゴン州はSales Taxが非課税なので、お隣のニューヨーク州やワシントン州からも買い物客が訪れる。値の張る買い物だと、なおさらである。だから、この3県も、消費税免税にして、県の内外から買い物客をどんどん引き寄せたらいい。何も遠方から訪問せずとも、取り寄せも可能である。被災者たちの仕事も収入も増えるはずだから、是非ご検討を願いたい。

震災後の漁の話

父が死んで2年になるので、3回忌なるものの法要を執り行った。
仏事に興味がなく、かつ、生前父と合わなかった私は、予定が立てられているまま、渋々参加した。
体の具合の悪い母は、こういった儀式に初めて不参加となった。
こうやって、年老いた親は徐々にしりぞいていくのだ。
仏事に几帳面な母がいなくなったら、どうしたらいいものか。
 
ともあれ、あらかじめ霊園に頼んでおいたとおり、近所の寺から坊さんを呼んで、読経をしていただいた。
坊さんは、読経を終えると、大体、仏様に関する説法をおこなう。
今日のお坊さんの話は、3月11日の話から始まった。
このお坊さんは、もともと、岩手県の海岸部の出身で、里は、多大な被害をこうむったそうである。
このお坊さんの知人に、漁師さんがおられるそうだ。
その漁師さんから聞いた話だ、と前置きした上で、こう語った。
「網を引き上げると、魚に混じって、人間の腕や指が上がってくるんです」
 
ニュースで、石巻などの漁港の漁が再開し、秋刀魚などが大量に獲れるシーンを見て、私など、
「ああ、漁が復活した、よかった、よかった」
と単純に喜んでいたが、単純すぎた。
 
仏事に疎い私など、常々、人間など死んだら海や山に撒かれ、そのあとはきれいに忘れられるのがよろしい、死後に他人を○○式だの○○回忌などに巻き込むことなど無用、と思っていたし、今でも基本的にはその考えである。
 
しかし、いまだご遺体が確認されていない犠牲者の方々は、そうやって、自ら、わざと網にかかり、自分を発見してもらいたがっているのではないだろうか。
 
私はあえて子孫を持たない生き方を選択した。おそらくは、孤独の中で死ぬだろう。
しかし、孤独のうちに死んだとき、自分の死を誰かに見つけて欲しいと、死後の世界から、何らかの手段をとらないとも限らない。そう思った。
 
 
 
この数日、テレビを見ると、うんざりするやら気の毒になるやらのニュースが、執拗に、執拗に、流されている。
あの、福島県南相馬市のが出荷した肉牛の肉から、基準値を超えるセシウムが検出されたが、すでに他府県に出荷されて、かなり消費されたのでは、というニュースのことだ。
昨日は、あまつさえ、この農家の人の首から下だけ撮影したインタビューまで放送されていた。この方は、日本人よろしく
「食べた方々にお詫びしたい」
などと、苦しそうにコメントしていた。謝罪の言葉を言わないと、マスゴミは引き下がってくれないであろう。えさとして与えていた稲ワラからセシウムが検出されたそうだが、同じ南相馬市の他の農家も、
「南相馬市は放射線量が低い地域なので(稲ワラから検出されたことについて)驚いている。風評被害で価格が下がるのが心配だ」
とコメントしているというが、もっともである。
 
マスゴミは、もう、過剰な報道を止めたらどうだ!
 
一体マスゴミは、この畜産農家に死ねというのだろうか。しかし、この後、この農家が自殺したって、マスゴミは絶対に責任を取らない。これではまるでリンチではないか。だいたい、そんな低レベルのセシウムでは、食べたって死なない。マスゴミは、このニュースを流すなら、あわせて、
「この程度の量ではただちに健康に影響を及ぼさないので、心配しないでください。必要以上に騒がないでください」
というひと言でも付け加えるかと思ったが、そうでもないようだ。
このくらいのセシウムなんて、某国産の食品全般に比べたらまるで問題にならないレベルである。私は食うから出荷してくれないか。
 
それにしても、マスゴミときたら、こんなニュースを執拗に流し、産地に風評被害を与え、酪農家や畜産家を生死の淵に追いやるくせに、菅直人の政治資金団体が、拉致加害者に関係のある団体に献金をしていたという件については、産経新聞以外、完全に無視している。
 
マスゴミの偏向はいまさら言うまでも無いが、こんなマスゴミばかり見てネットを見ない面々が、民主党に投票するのだ。
 
先月末、電力会社各社の株主総会が開催され、多数株主はもとより、少数株主と思われる一般庶民が、多数会場に押しかけたもようである。
東京電力の株主総会では、株主らから「脱原発を定款に書け」などという高慢な要求が出されたが、それは、金融機関などの大株主の反対により否決されたとのこと。
なお、私の記憶が間違っていなければ、東京電力の社長が、冒頭、今回の福島の原発事故に対し、謝罪をしたそうである。まただ。私は弊ブログで再三訴えてきたが、こういう深刻な事態を安易に謝ってしまう日本人のどうしようもない癖はなんとかならないものだろうか。今回の事故の原因は、史上最大、未曾有の大地震であり、英語で言えば「Act of God」、人智を超えるものに起因するのである。そんなことを謝罪したら、これがアメリカだったら、近隣住民のみならず、何かしらのいいがかりを持っている者らと、仕事に飢えたダニのような弁護士どもが「それ〜〜〜!!」とばかりに集団訴訟を起こすに違いない。海外では、謝罪とは、そういうものなのである。日本もそろそろ、最終的な責任の所在がはっきりしない間は、この例にならってくれないか。ましてや、「スーパー堤防なんか不要」と、災害対策を切り捨てたのは、現在の与党なのである。謝罪をするなら、この仕分けをしたご当人ではないか。
 
原発に反対する人がいるのも、それは自由だから、良い。しかし、原発には、少量のエネルギー源で大量の発電ができるというメリットがあり、このお陰で、現在の発展があると言っても過言ではないのではないか。原発を反対する人らは、夏場をどう乗り切れというのか。会社も官公庁もお店もすべて冷房中止。ゆだりながら、効率の上がらない仕事をだらだらし、エレベーターも中止で、ビルの30階40階まで歩け(地方住まいで高層ビルの無い方々、東京に来て高層ビルの高さをご実感ください)と言うのか。工場の操業も今の数分の1に落とせというのか。エアコンを我慢して年寄りが大量に死んだら「これも老人層の人口を減らす成果につながった」と自負するのか
 
原発反対派だって、具合が悪くなれば、病院に行くだろう。しかし、病院もまた、電気なしには1秒だって動かないのだ。手術中に電気が止まって患者が死亡したら、責任を取るとでも言うのか。具合が悪いときに処方される薬だって、電気なしには1粒も作れないことも知らんとでも言うのか。透析患者の透析器、人工呼吸患者の呼吸器だって、電気が止まったら、患者は死ぬ。
 
抗議活動家が身につけるものだって、彼らの手元の持ち物だって、彼らが移動する交通機関だって、大半は、電気なしには存在しえないもののはずだ。
 
電力会社ないし、株主総会会場の前では、「ダイ・イン」と呼ばれる、下のようなパフォーマンスをする活動家が見られたという。戦争反対、とか、原爆反対などのアピールに用いられる、文字通り、死を連想させる抗議活動なんだそうだ。
 
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皆が歩く公道に寝そべったりして、汚ねえぞ。
こんなパフォーマンスをして、得々と酔いしれているさまなんぞ見たくない。
そんな暇があったら、私の疑問にちゃんと答えて欲しい。
現在の生活、経済レベルを落とさないという条件で、答えて欲しい。
 

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