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前にも書いたけど、戸籍謄本が「除籍」または「改正原戸籍」と、1段か2段過去になったものは、取得費用が、現行戸籍謄本1部450円に対して、「750円」と、ばからしい高値となる。
手作業でコピーを取っていた昔と違い、今はなんでもコンピューターに情報を打ち込めば、除籍でも改正原戸籍でも一発で取れる。手間は変わらないのに、この300円もの差は何なのだ。
区役所の窓口で文句をいうと、
「議員さんにでも文句を言ってください」
と、おずおず、上目遣いで答えた。つまり、役所でもこの料金に正当な理由を持っていないのである。この料金は「自治体単位で決められる」そうだが、弁護士事務所で働き日本中の役所から戸籍謄本を取得した経験のある私からすると、どの自治体でも同じ費用なので、横一列でカルテルを組んでいるわけだ。
みんな、怒らないのかなあ。なんでだろう。
親の死去で、つまり、死亡関係や相続の手続きのために、謄本類を取ることは誰にでも起こりうるのに、唯々諾々と払って、疑問をいだかないのだろうか。私みたいに、高すぎておかしいと思う方がおかしいの?そうしょっちゅう取るものでないからいい、って?
葬儀費用についても、まだ釈然としなくて、払っていない。
葬儀明細をもらったとき、あまりに理不尽な料金設定のため、私は怒り狂い、この料金の正当な内訳を出せと要求したが、
「それはできません」
「決まりですから」
の一点張りだった。
母は、10年前に父が死んだあと、頻繁に「焼香に」と訪れてきたその葬儀社の営業員に丸め込まれ、「30万円お積み立ていただければ50万円のサービスのご利用ができるコース」に、ある日、サインしてしまった。私が何度「家に営業を入れるな。そんなコースに申し込むな」と注意していても、お人よしの母は、ある日、営業さんにほだされてしまったのだ。
しかし、その「30万円で50万円使える」コースなんて、もともとの各種サービス料金設定が、すこぶる「水増し」したものである上、それに含まれないサービスの方をずっと多く利用せざるを得なかった。よって、結論から言えば、母が期待していただろう「20万円のお得ぶん」なんて、まったく無いに等しかった。例えば、手伝いのパートさん1人を1日、といっても、彼女の実働は6時間くらいだったが、その人の人件費が3万円(!)などである。ITエンジニア級か。
そりゃ、葬儀屋だって、毎日月曜から金曜まで葬儀があるわけじゃない。1月まるまる葬儀のない月があっても、人件費や維持費等を払わなきゃいけない、収入の不安定な世界であることはわかるよ。だけど、こんなに水増しし、ぼって、それで気持ちがいいのかい?
相場も定価も不明ないしわからない葬儀の世界。友人にソーカの者がいるけど、彼女は自宅で親の葬儀を挙げたこともあり、20〜30万円くらいしかかからなかったという。ソーカは坊さんの読経もないそうだ。こっちは葬儀屋の指示で、当日来た坊さんにも15万円と車代も払った。
唯々諾々と払っていたら、誰も、改めようとか、問題があるとか思わないよ。
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