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陶器のバイク作家 梶野 彰
知る人ぞ知る、焼きもののオートバイを作っている陶芸家です。

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犬の本をGET。



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ヤフオクで落札した本が届きました。中身が何であれ、こうした小包の姿を目にするたびにワクワクするオレ! 欲しかったものが中に入っていると思うと、うれしさはなおさらです。(≧▽≦)


それでは御開帳❤









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 これだ。 表紙がいい。ヽ(^。^)ノ








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それに厚みもあって、りっぱな装丁の単行本だなぁ!



内容は公募で選ばれた「犬飼い」の一般人たちの作品集で、64編が納められているということらしい。この表紙にある椎名誠のコピーは、じつは本の帯。
彼が選考委員長を務めたことで巻頭エッセイも引き受けたようだ。物書きではないシロウトたちの文章を集めた本では金が取れないと思ったのか?  
ーーー と言うのも、








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定価1800円はたしかに高い。新品では手が出ん!
「中古本300円即決」だったからこそ買ったのよ。

でも









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12年前の本ながら、新品みたいにキレイ❤ (ラッキー♪♪)



北海道のローカルな出版社ってこともあって、こんな本が出ていたなんて知らなかった。(そのせいか、納められている作品も地元北海道の人のものが多い)
先日 椎名誠を検索していて、たまたまこの本の紹介記事に遭遇したんだな。
表紙を見て「これはきっとオレ好みの本だ」と直感!
まだ一話も読んでいないが、主人公の犬たちの写真がモノクロで小さく載っていてニヤリとさせられる。(^m^) それぞれどんな人生が詰まっているのだろう?
家族の一員として大事にされてる(あるいはそうだった)話が多いのじゃないかと想像するオレ。やっぱり心が温まる話がいいじゃないですか。犬好きとしては、その方がうれしいじゃないですか。この想いを満たしてくれそうな予感がするんだな。

それではこれからじっくり読んでいきたいと思いマス。(^_^)v



      


おとぎ話。




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守り人シリーズで知られる上橋菜穂子の、比較的初期の作品「狐笛のかなた」を読みました。こんな内容です。↓








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児童書だから主人公はやはり少年少女や動物かと思いながら読み始めたけれど、読み終えたら還暦のオレもすっごい感動して!!

大人の権力争いのための呪いや死といったダークな本筋と平行して、それにあらがうように小夜とキツネのピュアな恋愛模様が展開される様は、おとぎ話のように美しい。
中でもエピローグのくだりは白眉で、ハッピーエンドにしたのは作者の良心か。
いや、このわずか3〜4ページのラストシーンのための膨大な「前振り」だったとさえ思えるほどだから、やはり最初からそうと決めていたにちがいないなと。
だって子供が読み終えた時に幸せな気持ちになれるし、その後の人生もきっと明るくなるもんな!



手元の新明解国語辞典(第四版)によれば


 お伽噺(おとぎばなし)

子供に聞かせる昔話や、動植物が人間と会話をし一緒に行動する空想的な話など。


とある。そのとおりだろうけれど、でもこの本を子供相手の夢物語、作り話として一笑に付すわけにはいかない。なぜなら、自分の人生に重なるところがあったからよ。


野犬の群れに追われた子狐が登場する冒頭の部分から











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まるで小フクみたいだなと。(^m^)
これはフクよりもマズル(鼻先)が細長い小フクだろうと。
そう一発で感情移入させられたのだけれど、読み進めるうちいつしか小夜との仲を応援している自分がいて、これは小フクじゃなくフクだなと。と言うのはの。

みなさんご存じのように、フクと出会って2人で暮らし始めた時からずっと、当ブログでその様子を報告していたオレ。
やがて「フクのつぶやき」として毎回フクの画像にふきだしを付け、オチの形で何かしら一言ずつ語らせていたわけですよ。こんな具合に。 ↓









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動物が人と会話をするのがおとぎ話ならば、まさに地をいっていたオレ。(≧▽≦)

そしてこのわがブログを日々興味深く見つめる(見知らぬ)女性が居て、彼女と恋愛しわずか3ヶ月ほどで結婚した現実は、ある意味おとぎ話みたいじゃないですか。

「狐笛のかなた」では狐自身が小夜の相手だけれど、オレたちの場合は犬のフクが妻との出会いを演出したってわけです。









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そして結婚後も「フクのつぶやき」は、こうしてフクの生涯続きました。(じつは今もたまにつぶやかせる)そればかりか死後丸4年経った今でも、フクはしょっちゅうオレの夢に出てきます。
つい3日ほど前にも、オレの昔の名古屋の実家から妻が散歩に連れ出していました。
今朝も夢を見て、このわが家の庭と家の中を元気に歩き回っていました❤
いつも小夜に寄り添い身を挺して守った狐の野火のように、どうやらフクは死んでしまった今もオレを見守ってくれているようです。











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 フクも








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 小フクも、これからもずっと一緒です。

おかげでわが家もハッピーエンドといえるのではないかと思えるのです。






    

夜の「読み聞かせ」




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先日 夫婦の会話の中で、ひょんなことから「ごんぎつね」の話になりましてね。
何冊か出ている中、妻が子供の頃に慣れ親しんだというこの絵本を探し出してきました。定価の半値の中古本です。
順にページをめくりながら「そうそうこれこれ! なつかしいなぁ!」
ほのぼのとしたタッチの絵で、オレの方が年上なれど初めて目にするものです。

やがて夜になり寝床でじっくり読もうとしますと、となりの妻が
「ねぇ、読み聞かせして」とねだるものですからね。
「・・・・しょうがないなぁ」とぼやきつつも、

「一(いち) これは、わたしが 小さいときに、村の もへいと いう おじいさんから きいた おはなしです。」

と、ボソボソと音読を始めました。









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「(読むの)上手だねぇ」とお上手を言われながら、どんどん読み進めていきます。
同じく枕元に居る小フクは、聞いているのか眠っているのかわかりません。











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これはごんがひょうじゅうが捕った魚たちをびくから川に投げ込んで、うなぎを口にくわえるシーン。「うなぎは、キュッと いって、ごんのくびへ まきつきました」
というくだりでクスクス♪と笑ったり〜〜〜








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「このごんが一番可愛いなぁ❤」と、首を伸ばしてなつかしそうに眺めたり。

(その間に立ち上がって、ひんぱんに位置を変える小フク)










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短いお話なので、一気に読めてしまいそう。やがてあのラストが近づきます。
そうです。火縄銃で撃たれて死んでしまう、かわいそうな最期。

ですがここでは、本にはない妻の絵で〆ることにいたしましょう。










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ほぼ原寸大のこの走り描き。「お前だったのか〜」とつぶやく小フクのとなりのごんは、よく見ると(片目をつぶって)お茶目にウインクしています。
妻はこのお話を、こうしたハッピーエンドにしてやりたかったのでしょう。きっと初めて読んだ子供の頃から今に至るまでずっとーーー。





       

「おじさんのNote」



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これは1/8日付読売新聞朝刊を飾る、「君たちはどう生きるか」の全面広告。
おどろきです。
何で今ごろいきなりこの本が売れてるのか。狂い咲き?!

いえね、わたくし。子供の頃に買って読みました。  小学校高学年の時だから、今から50年近い前のこと。
道徳の時間(現在こんな授業あるのかな?)もきらいじゃなかった純真な優等生だったあきら少年はこの本に痛く感動しまして! とりわけ好きだったのが「おじさんのNote」。真理を説く先生の言葉のように感じいって、「そうだ、自分はまっすぐでりっぱな大人にならなくては!」と、宝物の一冊にしておりました。

時は流れ、大人になって久しいつい数年前のこと。たまたま思い出し、ヤフオクで当時の装丁の本書を発見! なつかしくて、たしか900円ほどで「買い直し」。
(自分のは大人になる過程で処分したらしい) 新潮社版のこちらです。↓









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これは函。







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そしてこれが表紙。 樹の前を、背に縞のある黒いねこが歩いてゆく。。。。








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このほどよい小振りなサイズも好きでした。 
「君たちはどう生きるか」は、やっぱりこれじゃなきゃ❤


ところでですね。本文中に何度も登場する、お気に入りの「おじさんのNote」
この新潮社版ではひとつ、変なところがあるのです。 ↓









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お気づきでしょうか?


おじさん の お に 、(点) がありませんね。








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どの箇所のものにもないのです。
子供の頃、これはどういうことなのだろうと。!(^^)! わざとこうしてるのかもと。
単なる誤植なら再版の時に訂正すればいいことなのに、手元のこの本。↓









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三十四刷でも尚 このままなんだな!

大人になって岩波文庫版を見たら、ちゃんと「おじさん」になってました。(≧▽≦)

草むらや凸凹があった遊び場の広っぱがキレイに整地されてしまったような。
もともと謎なんてなかったんだよと、何も知らない人から訂正されたような気がしてなんだか悲しかったあきらおじさんだったのでした。m(_ _)m


今回のマンガ版も、ぜひ読んでみたいものです。


    

  

はいお待たせしました。 「野良犬トビーの愛すべき転生」
その感想の続きをいきます。ちなみに主人公のこの犬。一番大好きだった飼い主である少年イーサンの時には、ベイリーという名でした。




主人公の犬は「前回の人生」での経験があったからこそ、現在があるのだと自覚する。
たとえば警察犬(K9)として行方不明者捜索の仕事に就いていた時。日々の「捜せ」
の指示によって嗅覚が鍛えられたおかげで、その後何年ものブランクがあったにもかかわらずまた新たに人を捜し出すことに成功したのだと。
そして次の人生では、ある時イーサンにつながる者たちの匂いを敏感に嗅ぎとり、それらをたどって「たやすく」ついに永年の夢だったイーサンとの再会を果たし、再び彼の犬になる。映画では老人となったイーサンが「ベイリーか?!」と自分だとわかるシーンを落しどころにしていたが、原作のこの本ではちがう。もっと深い。犬は気付く。
「捜せ」で捜し出すのが終わりではなく、さらに先があった。それは「救え」だと。
自分が犬として何度も生き返った理由は、人の心を救うためだったのだとーーー。


ところで何度も生まれ変わる話といえば、この有名な絵本「百万回生きたねこ」 ↓








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あなたもきっとご存じなのでは?  ストーリーはこうだ。

自由気ままな無頼を気取り、死ぬことなどへっちゃらで一度も泣いたことがなかった
オスの「ねこ」
百万回目の人生で白いメスねこに出会い、初めて家庭を持つ。子供も生まれて幸せだと思える生活を送っていたが、やがて白いねこが死んでしまう。その時初めてねこは泣く。今まで泣かなかった百万回分を泣き尽すと、ねこも死んでしまう。そしてもう二度と生き返りませんでしたーーーーー でお話が終わる。

オレは初めてこれを読んだ時に思った。男の目線として、いかにも若い女の人が作りそうな話だなと。運命の出会いや幸せな結婚生活へのあこがれか。ありがちだなと。
良き伴侶を得ての愛ある日々を送ることこそが人として尊いことですよと諭されているようで、それはまちがいではないのだろうけれど、もうひとつ鵜呑みに出来ない抵抗感があったんだ。白いねことは何なのか。そのまま「運命の女性」を指すのではなく、その人なりの生きる目的、生きる糧、ライフワーク、アイデンティティー・・・・
それらの象徴として捉えることも出来ますよと。そんな奥深い作品なのだと、今ではまるでバイブルのような存在のこの絵本。そんな評価が高まるにつれ、「好きなんだけど何かがちがう」とずっと思っていたオレ。それが何なのかが、今回この犬の本を読んではっきりした。
このねこは、何かを成し遂げたわけじゃない。百万回生きてきた中で、誇れるようなすぐれた仕事をしたわけでもなさそうだ。白いねこに心底惚れて愛した風でもないし、白いねこにいたってはねこに惚れていたかどうかもあやしい。(そんな記述がどこにもない)
ねこの百万回目は、われわれ庶民が送っているいわば「ふつうの生活」で、そうなるとふつうの生活こそが尊いのですよということになる。ちがうか?
何ら学習するでもなくただいたずらに何度も生き死にをしただけで、たまたま百万回目にラッキーパンチが当たっただけのねこ。それに対してはるかに少ない数の人生の中で常に体験を糧として自己を冷静に分析し、次の人生に生かす努力を重ねた犬。
自分が生きるその役目は、人の心を救うことなのだとはっきり答えを出している。
彼は基本的に人間が好きで、人に尽くすことに喜びを感じるだけではなく、救うことをちゃんと実行している。ねこは人を救ったか? ねこは「自分のことが一番好き」だったじゃないか。犬のように飼い主とお互いを幸せと思えてこそじゃないのか?
そして百万回目の人生で救われたのはねこの方じゃないか。「あぁねこよかったね。これでやっと死ねるね」という話で、白いねこを救ったわけでもないと思うんだな。

年老いたイーサン亡きあとは、かつての恋人であり再会後(二人を再会をさせたのも犬!)現在の妻となったハンナの悲しみを和らげることが今後の使命だと自らを奮い立たせ、「すべてがこの瞬間に結実したという、確信に裏打ちされた心の平安」とのハッピーエンドで完結する見事さ!

そんなわけでこの犬の本。オレのイチ押し!!


   



    

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