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最近は多忙になり、これ以上仕事を増やさないように、と 気をつけているのですが、やむを得ず、引き受けなければならない仕事もあります。 今、関与している老人保健施設と同じ母体の、グループホーム。 グループホーム、というのは、軽度の認知症高齢者が、日常の家事を こなしながら(援助してもらいながら)、集団生活をおくる、という 少人数(9名)の施設です。 家事だけでは刺激がなく、時間を持て余している、とのことで、 音楽療法導入、と相成りました。 私もグループホームでの音楽療法は、あまり経験がないので、 自分の勉強のためにもお引き受けした次第です。 場所は、歌人若山牧水の生まれ故郷の、宮崎県東郷町。 自宅からは、約1時間の道のりです。 東郷町は、山は青き故郷、水は清き故郷、の歌詞そのままの景色。 緑豊かな山が、施設のすぐ裏にひかえ、しばらく歩くと川面に美しい光を たたえが五ヶ瀬川が流れています。 「こんなに美しい場所に度々、来れるなんて〜!!」と、 思わず心の中で、叫び声をあげました。 この趣きのある日本的な風景が、牧水の歌に多大な影響を与えたことは 間違いない、と確信しました。 その牧水ゆかりの町には、国道から少し入ったところに、 さりげなく、このような歌碑が建てられています。 書かれているのは、 「静けきになく鳥きこゆ啼く声にこもれる命ありがたきかも」という歌。 昭和2年に詠まれたもので、歌集『黒松』に収録されている歌だそう。 歌碑は平成8年に建立されました。 歌の口語訳ですが、牧水に詳しい方に尋ねてみると、 静かなひととき、鳥の鳴く声が聞こえる。 その鳴き声には、確かに鳥の命が宿っている。 ありがたいものだ。 小さな鳥も生きている。私も生きている。 「生きる」とは何と素晴らしいことなのだろう。 といった牧水の倫理観が現れている歌。 牧水は小さな虫、そしてそれをはぐくむ土、木、風、空、すべての具象に生命を見つけ、 触れ、愛おしく感じることの出来た歌人なのです。 とのことでした。 ところで・・・ 私の住む町には、『若山牧水』というお菓子があります。 チョコレート色の洋風の皮の中に、白餡が入ったお菓子。 日本茶にも紅茶にも合う、美味しいお菓子です。 若山牧水は、酒豪で有名な歌人ですが、
果たしてこのお菓子、牧水のお口に合いますでしょうか? |
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日本の歌人のことはあんまり知らなくて、口語訳が助かりました。^^
陽光あふれる宮崎県人らしく、暖かくて優しい人柄ですね。その御菓子、ネーミングはたおやかですが、酒豪と聞いてビックリしてます。♪
2007/10/8(月) 午前 9:23 [ ひろmahler=^・^= ]
宮崎県にも東郷町という地名があるのですね。愛知県にもありますし、他に鳥取県にもありますね。鳥取には親戚がいるので偶然知っていただけですけど。
和菓子は少し苦手ですが、日本茶と一緒であることが前提なんでしょうか。甘すぎるなと感じることが多くて。
2007/10/8(月) 午前 10:54
写真を見るだけで、美味しそうです。
九州には美味しいもの沢山!ですよね〜。
2007/10/8(月) 午後 9:59 [ pia**sic*000 ]
牧水は宮崎の生まれだったのですね。
お酒の歌、とくに「幾山越えさりゆかば」の歌などおもいだされます。よい歌人ですね。
2007/10/9(火) 午前 8:41 [ - ]
ひろさん♪そうなんです、牧水はお酒が大好きで、お酒に関する歌をたくさん残しています。お酒の呑み過ぎで肝臓を悪くして、43歳の若さで亡くなったそうです。
2007/10/9(火) 午後 9:04
shogoさん♪私、宮崎県以外の東郷町のこと、ちっとも知りませんでした。最近の和菓子は以前のに比べると、甘さ控えめのものも多いように思います。日本茶やお抹茶と一緒がやはり美味しいです♪
2007/10/9(火) 午後 9:08
piamusic2000♪美味しそうに撮れていますか?良かった!あまりオシャレなものはありませんが、素材を生かした地方ならではの美味しいものがありますね♪
2007/10/9(火) 午後 9:23
どくだみさん♪そうですね、若山牧水は、宮崎県が誇る歌人です。「幾山河越えさりゆかば・・・」は私も大好きな歌です。牧水はお酒と旅を愛した歌人だそうです。いつか牧水の歌を書いて下さいませんか?
2007/10/9(火) 午後 9:34
ミルテンさん、こんばんは。いつか、牧水のように酩酊しつつ、宮崎の山を幾つも越えてみたいものです東郷町は、中也の友人の方がいらっしゃった町でもあります。ぜひ訪ねてみたいと思っています。歌碑から御菓子まで、とてもよくできた構成の記事だと思いました。当然ポチです。ありがとうございます♪
2007/10/9(火) 午後 11:09
復活さん♪傑作をいただきありがとうございます。とっても嬉しいです!是非、東郷町にもお運び下さいね。最近は、中也ゆかりのものもみつかったようですので。
私は、『なつかしき 城山の鐘 鳴りいでぬ をさなかりし日 聞きしごとくに』の、城山の鐘を毎日、聞いています♪
2007/10/9(火) 午後 11:55
こういう紀事はいいですね〜
大分には行ったことがあるんですが。
滝廉太郎の「荒城の月」は九州でしたっけ?
2007/10/12(金) 午後 9:58 [ you ]
グループホームでの音楽療法を始められたのですね その記事も差し支えのない範囲で読ませていただけると嬉しいです 牧水を育んだ東郷町の風景、五ヶ瀬川の四季折々の様子なども是非見せて下さいね。
2007/10/14(日) 午後 4:28 [ - ]
you30712 さん♪コメントのお返事遅くなってごめんなさい。褒めていただけて嬉しいです。滝廉太郎は、お隣の大分県出身です。竹田というところにある「岡城址」に出た月の美しさに触発されて、『荒城の月』を作曲した、と言われています。
2007/10/15(月) 午後 7:51
確かそうですよね。。
大分には飛行機で行きましたが、何やら空港から大分市まで相当遠かったようで、ホーヴァークラフトで湾を横断する手もあったとか・・・宮崎では高千穂峡谷と言うのが有名ですよね・・・
2007/10/15(月) 午後 8:02 [ you ]
bachseefk7i さん♪コメント、ありがとうございます。グループホームでの音楽療法は、いつかご報告出来ることもあると思います。景色はお天気に良い日に、撮って来ますね!
2007/10/15(月) 午後 8:38