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先日、久しぶりにレコ芸を読み、付録のCDを聴きました。
以前に比べ、試聴出来る時間もずいぶん長くなって、
聴き応えのあるCDだな〜と思いながら、耳を傾けていきます。
私は、ずいぶん演奏の好みが激しい方なので、
「あぁ、これはイマイチ・・・」とか、
「演奏は良いけど、ちょっと録音が古いな・・・」などと、
勝手な感想をブツブツと口にしながら、聴いていきますと・・・
「これはすごい!!!」と思わず声を上げてしまった
ほど、素晴らしく、とても気に入った演奏がありました。
ピアニストの名前を確かめてみると、
『アブデル・ラーマン=エル・バシャ』の名前が。
「あぁ、やっぱり!!」
大好きなピアニスト、エル・バシャの新譜からの抜粋でした。
彼は日本では、知名度の低いピアニストですが、
その実力は、ヨーロッパでは高く評価されています。
私は、数年前に、神奈川県立音楽堂で実演を聴きました。
その時に聴いたバッハの美しさ、崇高さは忘れることが出来ません。
ということで、今夜は最近、少し遠ざかっていたエル・バシャのピアノを
聴くことにしました。
数年前、彼のベートーヴェン全集(フォルラーヌ、10枚組)を買ったのですが、
その中から、まだ未聴だったこのCDを。
彼のベートーヴェンは、乱暴に弾かれることはまったくなく、
にも関わらず、その情熱を雄弁に伝えます。
内在された音の力は爆発することなく、情熱に姿を変え、
美しく熱く表現されています。
そして音が流れ去った後には、ほのかに香りが残るように、
音の余韻が残されます。
どんなに小さな音の一つ一つにも神経が通い、
細かいパッセージも弾き飛ばすことがありません。
音は落ち着いた響きを持っていて、メロディによって多彩に変化します。
やっぱりこれからもじっくり聴いていきたい人。
とにかく驚くべき実力の持ち主、
素晴らしく達者なピアニストです。
このCDはベートーヴェンのピアノ・ソナタの中でも、
好きな曲ばかりが収録されています。
ピアノ・ソナタ16番、17番『テンペスト』、18番です。
レコ芸で、特選盤になっている、
『ロシア・ヴィルトゥオーゾ作品集』を買おうと思います。
大好きなスクリャービンのソナタも入っているので。
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エル=バシャは、ベートーヴェンの後期3大ソナタを聴きました。この全集からの1枚だと思います。柔らかくこれみよがしな所のない演奏でした。それからショパンの全集も素晴らしいですね。新譜が出たんですね(驚)。ぜひ聴いてみたいです。彼のスクリャービンなら美しさが際立っていることでしょう。
2007/1/14(日) 午前 0:08
ミルテンさんに触発されて、エル=バシャの記事を書きました。TBさせていただきました♪
2007/1/14(日) 午前 1:25
本当に、エル=バシャのピアノは柔らかいですね♪久しぶりに聴いたら、改めて新鮮な驚きがありました♪これを、自分の音楽活動にもフィードバックしたいです。押しつけがましくないのに、このように聴いている人に力を与えてくれるピアニストだと思います。
2007/1/14(日) 午前 8:10
TBありがとうございました。私のつたない記事に触発されて、とは嬉しいコメントです(泣)。エル=バシャ、これからも目が離せませんね♪
2007/1/14(日) 午前 8:13
私もベートベン好きなのでミルテさんの紹介しているCD探しに行ってみようかなぁ
2007/1/15(月) 午後 5:10
mi-naさん、コメントありがとうございます。ベートーヴェン、お好きなんですね♪聴かれたら、是非、感想をおきかせ下さいね。メロディの美しさと多彩さでは、ベートーヴェンが一番だと思います♪
2007/1/16(火) 午後 8:28
こんばんは。エル=バシャ、3月から4月にかけて日本ツアーのようです。関東、四国、九州、中部、関西、北海道とくまなくまわるようです。「テンペスト」「悲愴」「ハンマークラヴィーア」などがプログラムに入っています!
2007/1/24(水) 午前 1:04