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韓国が誇るコロラトゥーラソプラノ、スミ・ジョーのモーツァルトアリア集です。
コロラトゥーラソプラノの大御所は、何と言ってもグルベローヴァ。
その歌声は、あまりにも完璧であまりにも正確で、もちろんそれはそれで素晴らしいのだけれど、
一種、近寄りがたいご威光が放たれているように感じます。
今日、ご紹介するスミ・ジョーの歌は、
何と言っても、暖かい血の通った人間が歌っている、という感じがします。
彼女の声は、ただ美しいだけでなく独特の雰囲気を持っているのです。
同じアジア人だからでしょうか、彼女の声が持つ民族の匂い、のようなものも、
伝わってくるようです。
曲目は、以下の通り。
中でも私は『あなたに明かしたい、おお神よ』が、もっともお気に入りです。
1. 歌劇「後宮からの逃走」K.384~あらゆる種類の拷問が
2. 歌劇「魔笛」K.620~愛の喜びは露と消え
3. あなたに明かしたい,おお,神よ K.418
4. いえ,いえ,あなたには無理なこと K.419
5. ああ,情け深い星たちよ,もし空に K.538
6. 歌劇「牧人の王]K.208~私が愛するならいつまでも変わるまい
7. あなたの心は今は私に K.217
8. わからないわ,あの人の悩みは K.582
9. 歌劇「フィガロの結婚」K.492~とうとうその時がきた…恋人よ早くここへ
10. 歌劇「劇場支配人」K.486~若いあなた!
11. 私の感謝をお受けください,慈善の方々よ K.383
12. やさしい春がもうほほえんでK.580
『フィガロ』や『魔笛』以外は、普段、あまり歌われないコンサートアリアが多いのですが、
どの曲も、聴きやすく美しい曲ばかりです。
スミ・ジョーも、いつかはライブを聴いてみたい歌手の一人です。
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