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先日、合唱コンクール出場のため宮崎県立劇場に出かけてきました。 宮崎県立劇場は、別名をアイザック・スターンホールと言い、 ヴァイオリニストのアイザック・スターンととても縁が深いコンサートホールです。 1996年3月、宮崎県は宮崎県立劇場をメイン会場として、 元N響コンサートマスター徳永二男氏を総合プロデューサー、 アイザック・スターン氏をゲストに迎えて、第一回『宮崎室内楽音楽祭』を開催しました。 『宮崎室内楽音楽祭』は、2002年に『宮崎国際音楽祭』と名称を変更し、 国内外で活躍している演奏家を毎年宮崎に迎え、質の高い演奏を聴かせる音楽祭として、 現在も成長を続けています。 アイザック・スターンは2001年に亡くなるまで、毎年宮崎県を訪れ、多くのコンサート、 多くの教育プログラムに参加し、宮崎県民に愛されてきました。 彼が亡くなった時、宮崎県は彼への感謝の気持ちを込めて県民栄誉賞を授与し、 県立劇場コンサートホールを『アイザック・スターンホール』と命名したのです。 上の写真は、コンサートホール一階ホワイエにある、アイザック・スターンのコーナーです。 メンデルスゾーン/ピアノ三重奏曲第1番、第2番 アイザック・スタ−ン(ヴァイオリン) レナード・ローズ(チェロ) ユージン・イストミン(ピアノ) スターンが22歳(第2番)、35歳(第1番)の時の、スタジオ録音です。 スターンのヴァイオリンの魅力は、彼の人間性と演奏とが完全に一致していて、 少しもブレが無い、というところではないか、と思います。 彼は必要以上に、音を飾ったりテクニックを誇示したりはしません。 いつも音楽に正直、演奏に忠実、音に真摯なのです。 この演奏は、少し抑え気味にも聴こえるスターンのヴァイオリンに、 歯切れのよいイストミンのピアノ、上品なローズのチェロが絡み合って、 極上のメンデルスゾーンを聴かせてくれます。 彼が宮崎県に残してくれたもの、与えてくれたものはとても大きく、かけがえのないものです。 私は今後も、彼が創設してくれたこの音楽祭に足を運び、より充実した音楽祭に育ってくれるよう 応援していきたい、と思っています。 ブログでお知り合いになったクラシックファンの皆様、
毎年5月に開催される宮崎国際音楽祭に是非、お出かけ下さいませ。 現在の音楽監督はシャルル・デュトワ氏で、来年も務められることが決まっています。 |

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