♪ジョイニング・ミュージックセラピー♪

音楽療法士ののんびりブログです。日々の仕事や日常を綴ります。

お気に入りのCD

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先月、久しぶりにCDを買いました。
それがこのCD。


チョン・ミュンフン指揮『サムソンとデリラ』は、冒頭から
私の耳を釘付けにしました。

音の比類ない美しさと透明度、そして強靱なバネのようにしなやかな音楽!
これは彼でないと為しえない、稀有な音楽です。

オペラといっても、なぜだか管弦楽を聴いている、という感覚です。

対訳がなくても、まったく違和感がありません。
音楽が言葉を表現しているからだと思います。


ライナーノートに、私が伝えたいことのすべてが書かれているので、
少し引用してみます。


               ・・・前略・・・

    むろん、そこには老齢の芸術家のみが示すことが出来る、これ以外には
    何ともありようがない完成した音楽があったわけではない。

    その代わりに根本的には整然として見通しのよい響きで一貫しながら、
    あるいは大きく歌い、あるいはずしりとしたフォルティッシモを作って
    みせ、あるいはソロ楽器が争うように美しさを上りつめ、というように
    持てる限りの表現のパレットを使い分けて、華麗な音楽を作りあげて
    いたのだった。・・・・


これは、許 光俊氏が書かれている文章ですが、
まったくその通りだと思います。


この演奏には、すべてが凝縮されて詰まっている、という気がします。
このようなCDに出会えて本当に幸せ!という他ありません。


歌手も、
サムソン/プラシド・ドミンゴ
デリラ/ヴァルトラウト・マイヤーと申し分のないキャストです。

歌と管弦楽の境界線が感じられず、
両者が一体となって溶け合い、美しく響き合っているのには、本当に驚くばかり!


大好きなデリラのアリア『あなたの声に心は開く』は、
これまで聴いてきたものよりもずっと遅く、その甘さと情熱が
まったりと歌われています。

こうでなければもう満足できなくなりそうです。


チョン・ミュンフンは、もうパリを離れてしまったようですが、
このように素晴らしい録音を残してくれたことに、ただ感謝するばかり。

久しぶりに、熱くなれたCDでした。

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12年前の今日、1月17日に阪神大震災は起こりました。


神戸で大学生活を送っている娘が、
「今日は記念碑のある公園で、無料でコーヒーを配るんだよ。」と朝メールをくれました。


自分から申し出て、バイト先のボランティアに参加するという娘に、
立派になったな、と少し感激すると同時に、神戸の街が娘をそのように
成長させてくれたような気がしました。


亡くなった方々と神戸の街を思い、今夜はバッハを聴きます。
そのために選んだのは、このCDでした。

この演奏からは『赦し』を聴くことが出来ます。
そして、激しく波立つ感情も表現されています。


今日という日に、この音楽ととも祈りを捧げます。

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先日、久しぶりにレコ芸を読み、付録のCDを聴きました。

以前に比べ、試聴出来る時間もずいぶん長くなって、
聴き応えのあるCDだな〜と思いながら、耳を傾けていきます。

私は、ずいぶん演奏の好みが激しい方なので、

「あぁ、これはイマイチ・・・」とか、
「演奏は良いけど、ちょっと録音が古いな・・・」などと、
勝手な感想をブツブツと口にしながら、聴いていきますと・・・

「これはすごい!!!」と思わず声を上げてしまった
ほど、素晴らしく、とても気に入った演奏がありました。



ピアニストの名前を確かめてみると、
『アブデル・ラーマン=エル・バシャ』の名前が。

「あぁ、やっぱり!!」

大好きなピアニスト、エル・バシャの新譜からの抜粋でした。
彼は日本では、知名度の低いピアニストですが、
その実力は、ヨーロッパでは高く評価されています。

私は、数年前に、神奈川県立音楽堂で実演を聴きました。
その時に聴いたバッハの美しさ、崇高さは忘れることが出来ません。


ということで、今夜は最近、少し遠ざかっていたエル・バシャのピアノを
聴くことにしました。

数年前、彼のベートーヴェン全集(フォルラーヌ、10枚組)を買ったのですが、
その中から、まだ未聴だったこのCDを。


彼のベートーヴェンは、乱暴に弾かれることはまったくなく、
にも関わらず、その情熱を雄弁に伝えます。
内在された音の力は爆発することなく、情熱に姿を変え、
美しく熱く表現されています。

そして音が流れ去った後には、ほのかに香りが残るように、
音の余韻が残されます。

どんなに小さな音の一つ一つにも神経が通い、
細かいパッセージも弾き飛ばすことがありません。
音は落ち着いた響きを持っていて、メロディによって多彩に変化します。

やっぱりこれからもじっくり聴いていきたい人。

とにかく驚くべき実力の持ち主、
素晴らしく達者なピアニストです。


このCDはベートーヴェンのピアノ・ソナタの中でも、
好きな曲ばかりが収録されています。
ピアノ・ソナタ16番、17番『テンペスト』、18番です。


レコ芸で、特選盤になっている、
『ロシア・ヴィルトゥオーゾ作品集』を買おうと思います。

大好きなスクリャービンのソナタも入っているので。

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年末から年始にかけて、家を留守にしていました。

留守をしていた間、音楽を聴くことも、ピアノを弾くことも、
歌を歌うことも出来ませんでした。

あまり自覚はなかったのですが、
帰宅したとたん、無性に音楽が聴きたくて、聴きたくて・・・(泣)。
やはり、音楽無しでは生きていけない私です。

今日は今年になって初めて聴く曲、ということで、
慎重に選曲しよう、と心に決めてCD棚の前でしばらく眺め、考えました。

そして、久しぶりに目に飛び込んできたこのCDに決めました。

ショパン/バラード全曲、他:ピアノ/ニコライ・デミデンコ

バラードは、ミケランジェリ、ペライア、ブーニンなど好きな演奏は
たくさんありますが、このCDは、もっとも気に入っているものです。

初めてこのCDを聴いたのは、1997年の12月。
第一音を聴いた瞬間に「これはすごい!」と声をあげたのを
覚えています。

友人から借りたものでしたが、自分でも購入し手元に置いています。

穏やかな中にも、繊細で輝きのある音。
テクニックの完璧さは言うまでもなく、乱暴なところのない、
すみずみにまでやわらかく神経が行き届いた、絶品の演奏です。

まったく嫌味のない演奏で、気に障るところがまったくない。
これは演奏の好みが激しい私にとって、もうほとんど奇跡的な演奏と言えます。

この曲を今年最初に聴くことにしたのは、大正解でした。

久しぶりに、この美しくも淋しい音楽に、
自分の気持ちを重ね合わせ、涙が流れました。

これ、ってやはり自分への音楽療法なのだ、と思いました。

患者さんを癒す前に、まず自分が癒されなくては、ね!!

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ブラームスのヴァイオリン・ソナタは、さまざな演奏を聴いて
きましたが、私にはこのCDが今のベスト盤です。

スピヴァコフのヴァイオリンは、暖かくやわらかい音で、
ブラームスの激しさよりも、穏やかさや切なさを繊細に表現して
いると思います。

どちらかと言うと、甘く、夢っぽい演奏でしょうか。
ですから、激しく情熱的な演奏を求められる方には、
少し物足りないかもしれません。

私が始めてこのソナタを聴いたのは、友人から貸してもらった、
ナージャ・サレルノ・ソネンバーグとセシル・リカドの演奏でした。

とても印象に残る演奏でした。
ブラームスの魅力をしっかりと私に伝えてくれた演奏だったのですから。


ブラームスの作品は、数が少ないので、
ちょっと熱心に聴けば、聴き尽くしてしまいます。

これからの楽しみは、若い演奏家や過去の演奏家から、
自分の好みに合った演奏に、どれだけ多く出会えるか、でしょうか。

どんなにいい演奏に出会えたとしても、
きっとこのCDは、ずっと手元に置いて愛聴し続けると思います。

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