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先日のcarryardさんのコメントの
「当時の主観がしっかりと生きてますよね、そして当時を冷静に客観視できる今のちょっと自嘲的だったりする御自身がいらっしゃる」
というのを読んで、当ブログの在り方を改めて考えさせられました。
レトロゲームを語るのって、当時遊んでいた人間が語らないと説得力がないんですよね。

私がブログを始めたのって、旧サイトから含めると6年以上経ちますが、レトロゲームについて詳しく語っているサイトさんはあっても、当時について語るサイトって少なかったんですよね。
実は私もそんな内容でレビューしていたのですが、それを読んだ知人にボロクソ叩かれた(笑)
「せっかくゲーム歴が長いのに当時の事に触れないでどうする!こんなレベルじゃ誰でも書けるよ」
これ聞いて悔しくて悔しくて(というかムカついたw)、方向性が変わり、今のスタイルになりました。今となっては客観的に指摘してくれたおかげでよかったと思います。本音を言われなければ今のブログはなかったですし。
 

「当時のことを書く」をヒントにしたのは、ゾルゲ市蔵氏の『8bit年代記』
ゾルゲ氏の学生時代の自伝的な内容で、電子ゲームやファミコンの話や、自主製作アニメの話、手塚治虫との出会いのエピソードなど、氏の思い出の断片を漫画として再構成した名著となっています。

この本で感心したのは、『ゼビウス』の話。
『ゼビウス』を語る場合、大抵の人はゲーム内容だったり、ナスカの地上絵だったり、同人攻略本「1000万点への道」の話だったりする訳ですが、この本ではそれを敢えて避けていました。
ゼビウスが出た時はどれだけ衝撃だったかを本作を一番乗りで遊んだクラスメイトの視点で語ったり(当時としては珍しい陰影のあるグラフィックを「写真のような」と表現していたのが印象的)、また知人に当時の思い出を聞いたりと(今となっては有名な同人攻略本は局地的な知名度でしかなかったなど)、当事者でしか語れない内容に「この漫画はスゲエ」と感激しました。

あれを読んで以来、
「ゲーム内容を語るより当時のことを語った方が面白いんじゃね?」
と方向転換。

現在、私はゲーム歴29年に及びますが、レトロゲームというのは所詮古いゲームで、今遊ぶと古臭くても当時は時代の最先端。
当然私も、そんな古臭いゲームを当時はただひたすら無我夢中になって遊んだので、今の視点ではなく、当時を思い出しながら書いています。

しかし、ゾルゲ先生すごいよなあ。私なんて思い出の断片でしか語れないのに、彼はその断片を時系列に、そして連載物として耐えられる内容に仕上げたのですから、その手腕は私には敵いません。むしろ彼が作ったゲームよりも面白い気もします(笑)
 
 
逆にレトロゲームを語っているのに適していないのは、ゲームアイドル(?)の杏野はるなさん。
ファミコンや電子ゲームなどのレトロゲームに詳しいということになっていますが、1988年生まれということもあって当然ながら実経験は全くなく、話している内容がWikipediaレベル(要は資料を読んだ内容を知っているだけ)止まりでしかありません。これなら最初からその資料(もしくはWikipedia)を見た方が早いです。
リアルタイムでそのゲームを遊んでいる身としては彼女の語る内容が余りにも軽すぎて、それだったらゲームに詳しくなくても直接当時そのゲームに触れた人に思い出話を聞いた方が説得力があるし面白いと思います。

ぶっちゃけ自分は文才は全くないので、「ゲーム内容を語る」という点では他のレトロゲームファンの方が上だと思います。ならばゲーム歴29年の知識を活かした内容にすれば、文才がなくても少しは説得力のある内容を書けるのではないか…少なくとも、レトロゲーム好きの自称ゲームアイドル(笑)よりも深く語れるんじゃないかと。というのが今のこのブログの方向性です。

幸い、現在の職場では私と同様にファミコン世代の同僚が何人かいるので、ブログを書く際に聞き込みをしたりします。そのおかげで少しは深い内容になったんじゃないかな、と思ったりもします。あとはその話をまとめる私の腕前に掛かっていますが(笑)
というか、下手すりゃ私なんかよりもずっと詳しい人がいて、『テラクレスタ』の事を聞いたら、移植版の違いだけでなく、2号機のデザイン的な重要性を延々と語ってしまい、逆に困ってしまいました(笑)

こうやって書くと「杏野はるなをディスっている」と言われそうだけど、実は彼女の本をきちんと買っていたりします。
イメージ 1
というか、レトロゲーム本は片っ端から買っているだけなんですが(笑)
 
ただ、この本で興味深いのが遠藤雅伸氏(代表作:エアーズアドベンチャー、忍者じゃじゃ丸くん鬼斬忍法帳)との対談。
遠藤さんは杏野さんのレトロゲーム好きという後ろ向きな姿勢に疑問を持っているようでしたが、実は私もそんな考えを持つ一人だったりします。

私はファミコン時代からコンソールゲームをリアルタイムで追いかけていった身で、事実、現行コンソール機はほぼ全て所有しています(3DSに至っては6台所有…)。レトロゲームも今に至る流れの一つでしかなく、当然ながらそのレトロゲームは当時の最先端のゲームとして楽しんでいたので、彼女の「レトロゲーム好き」とは全く質の違うものです。
だから、自分が生まれる前のゲームに興味を持つ人は(前にも何度も言っていますが)異質に感じるんですよね。
今の子がレトロゲームで遊ぶと逆に新鮮に感じるんでしょうけれど、彼女の場合、「レトロゲームに詳しい」と売り出しているからイラっとくる訳で…これなら”素人”でしかない私の方がまだ詳しいじゃないか、と(笑)

そうそう、私が実体験のないレトロアーケードゲームのプレイレポートはしても、それ以上語らないのは、「知っている人にとっては中身の薄い記事」になってしまうからです。資料に書いていることを写したところで、読み手にとっては記事内容に違和感を覚えることがままあるからです。
中にはあてにならない資料もたくさんあるので(Wikipediaも例外ではない)、下手をすれば「知らないのに憶測だけで書くな」と言われますから(笑)

この記事に

閉じる コメント(8)

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ゲームについては、昔は情報を仕入れるためだけにファミ通を呼んでましたが、コアなプレーの感想とかを本で読むようになったのは自分はユーズドゲームズからですね。読んでいて、クスっとくるような記事が多かったです。やっぱり実体験がないと掘り下げてなかなか語るのが難しいですもんね。はるな嬢はそれほどレトロは詳しくないのかな?鉄道オタクアイドルみたいな感じでしょうか。それでもああいったアイドルみたいな人がレトロについて興味を持っているだけでもおもろいですよね。はるな本の中味が気になります!

2012/8/21(火) 午後 11:03 夜森霊 返信する

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みやたさんのブログの過去記事を一つ、帰宅中の電車内で見るのが日課になっています(笑)

今日は少し帰宅が遅かったせいもあり、自宅で更新記事を拝見させて頂きました。…いや、なんというか新参者が常連さんを差し置いて、偉そうな感想を述べてしまったようで…。

でも良い方向に捉えてもらったみたいで良かったです!

2012/8/22(水) 午前 2:13 [ - ] 返信する

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>夜森さん

ユーズドゲームズといえば奥山さんの魔法大作戦のコーナーは凄かったですね。特にファイアーエムブレム776を魔法オンリーでクリアなんて圧巻です。普通にクリアするだけでも辛いというのに…

はるな嬢はあの年齢としては頑張っている方ですが、既存の資料をそのまま発言しているだけなので面白みに欠けます。それなら知らないなら知らないで、若い世代によるジェネレーションギャップを感じさせるような発言をしているのなら面白かったのですが、いかんせん知識が中途半端なので、正直どっちもつかずのようにしか見えません…
本の方はエレメカやメジャーマイナーゲーム(突然マッチョマンとか)のプレイ記事、著名人による対談があります。そこまで悪くはない本だと思いますが、レゲー本としては微妙です

2012/8/22(水) 午前 9:13 [ みやた ] 返信する

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>carryardさん

長文での感想ありがとうございます。睡眠時間を削ってまでの感想お疲れ様でした。書き手としては、感想がなによりもの差し入れです。
あと、私の記事を隅から隅まで読んで下さっているようでとても恐縮です。考えがころころ変わるので前に発言した事と、今発言した事が変わったりするので「言っているとこが違うじゃん!」と指摘されたらどうしようかと思います(笑)

ヤフブロに投稿するようになってから一年半も経っていないので、新参者も何もない気もしますが、コメント下さる方は皆平等です。
ただ、7年ぐらい付き合いのある常連さんからは「昔の記事の方がよかった」と言われることがあったりするので、皆が面白いと思ってくれる記事を書く事の難しさを実感します。20代の頃とは考えが違っているので、あの時はかなり無謀だったなと(笑)

2012/8/22(水) 午前 9:22 [ みやた ] 返信する

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>続き

メガドラに関しては私も550本ぐらいのところで一旦止まりました。それまでは勢いだけで進むのですが(それはcarryardさんも一緒だと思う)、残りが本当に辛い。よく「あともうちょっとじゃん」と周りに言われたのですが、むしろここからが本番で、こればかりは当事者になって初めて味わうことになりますからね。

実は以前、「Yahoo!でWWF-RAWで検索したらここのブログに引っ掛かるのでは?」との指摘があったのですが、本当にWWF-RAWでこのブログを見つけた人がいることに驚きました。付属品全て画像をアップしているところなんてウチぐらいなので目立ってしまったんでしょうね。
ソフトは10万ほどで買ったのですが、いまだに後悔はないですね。買わないで後悔するよりも買って後悔するのがモットーなので、結果的にはよかったのではないのでしょうか?残りこれ一本だったのと、後戻りできないのもありましたしね。

2012/8/22(水) 午前 9:26 [ みやた ] 返信する

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>さらに続き

一応私は一般人ですが、うちの職場の学生従業員はゲーム好きなのか、学校卒業後、その手の業界に就職する人が多いです。アルゼのCGやったり、スクエニのヘビーメタルサンダーのOPムービーに携わったり、アプリゲーの会社に行ったり、エロゲアイドル声優やったり…それなりに繋がりはありますが、守秘義務がありすぎてあまり裏話を聴く事ができないので、結局一般人レベルの知識でしかありません(笑)

まあこのブログのおかげでオフ会で業界の方々とお会いする機会が増えたので、こんなハッタリブログでもプロの目にとまるんだな、と実感しました(笑)

しかし、うちのブログがジャンプで例えるのは言いすぎですよ。ジャンプはジャンプでも、冨樫義博先生みたいに休載してもいいですか?(爆)

2012/8/22(水) 午前 9:32 [ みやた ] 返信する

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富樫先生ですか…ハンタ初期ぐらいの間隔でお願いします(笑)

杏野はるなという方についてですが、以前ネットでテーブル筐体について調べていたら、彼女のブログのとある施設の入り口に置かれた筐体の写真が出てきました。
「なんか…ココ、どこかで?」と思ったら、沼袋(中野区北部)の路地裏にある銭湯の入り口だったんですね。ご自身がわざわざ撮りに行ったのかどうかは分かりませんが、仕事の合間を縫って調べて行ったのなら、その熱意と姿勢は評価できるなと思いました。

まぁ、私はガチの二次オタなので、生身の女性には全く興味がありませんが…みやたさん渾身のコスプレ記事なんかも華麗にスルーして、すみません(笑)

2012/8/22(水) 午後 0:36 [ - ] 返信する

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>Carryardさん

月末になると仕事が忙しくなるので、更新が空けることがあっても3日以内にしたいと思います。やっぱクオリティを維持しての毎日更新は厳しいので…

はるな嬢のそういった行動力は純粋に凄いと思います。
その撮影が例え仕事の中であっても、趣味と実益を兼ねたものなので、そこも評価します。私がどんなにゲームが好きでも、それでメシを食べていける自信は全くないので、そういった意味では彼女は偉大です。もちろんレトロゲームの知識は除きますが(笑)

コスプレはいいですよ。元彼女にもコスプレ衣装買ってくるほどに(笑)橋下市長じゃないけれど、オスプレイならぬコスプレイです(爆)

2012/8/22(水) 午後 10:34 [ みやた ] 返信する

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