myuの兼業主婦ミュージックライフ

ライヴ たくさんのご来場ありがとうございました。

連載小説

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全2ページ

[1] [2]

[ 次のページ ]

お久しぶりです。

myuです。

ほんとにほんとにお久しぶりです。

ライヴ関連で毎週予定がびっしり。

忙しくしています。

夏バテしないようにしなくちゃ。

myuでした。

あとがきならぬ・・・

myuです。

今日は現在連載中の小説『Birthday』についての

あとがきならぬ”なかがき”であります。

(読者がいるかどうかもあやしいこの小説ですが、まあ書くことにします。)

ヒロインの実咲(みさき)はアラフォーで夫を事故でなくしながらも

一人娘の裕(ゆう)を育てながらけなげに生きている女性。

子どもがいるヒロイン実咲・・・結構等身大のmyuに近いので感情なんかは書きやすいかな。

でもmyuよりも才能豊かでずっと魅了的な女性であることは確かです。はい。

娘の裕・・・母親想いで元気で明るく素直。100点満点の娘ですね。実咲がホントうらやましい。

この2人がmyunの理想の親子像とでも言いましょうか。


  この小説は2006年にある大賞募集に応募した作品ですが、見事落選。(トホホッ。)

  現在は加筆・修正をしながら、ブログ連載をしています。


SIGNAL(シグナル)和哉、志郎、聡について

この3人にはモデルとなった有名人がいます。

最近世間をお騒がせしたKT君もそのひとり。もうおわかりいただけましたか?

ユニットの人数が合わないのでは?

おっしゃるのもごもっとも。

SIGNALは3人ユニット、あっちは5人ユニット。

その理由はぶっちゃけmyuの文才のなさが原因なんです。

5人ものキャラクターを描き分けられない。

台詞を5人分も振り分けできない。などなど。

ごめんなさい。やっぱりmyuの文才のなさが全ての原因なの。


長くなってしまいましたが、

これを読んで少しでも興味を持たれた方は、

本文をななめ読みでもかまわないので

一度お試しいただけませんか?

ゴールデンウィークの夜長。

読書の秋ならぬ『読書の春』としゃれてみませんか?


以上、なかがきおわり。

myuでした。

Birthday 第七回

Birthday 第七回       著/myu_smiling

 「ああっ、どうしよう。」
 「実咲さん、帰ってからそればっかり。」
 と、響子の事務所に戻ってからの実咲と南部の会話。
 「だって、4曲よ、4曲。今月中にだなんて無理よ絶対。」
 「”やります”って涼しい顔で言ってましたよね、確か。」
 「そりゃ言ったよ、言ったけど。でもあの雰囲気じゃ、出来ないなんて言えなかったじゃない?」
 と、超弱気な実咲。新藤プロダクションを出て事務所・スワンプロダクションに戻って来た実咲と南部。実咲にとっては作詞家として初めての実力の見せ所なのだが。
 「まあまあ、もう一度、デモテープを聴いてみましょうよ。」
 と、南部がCD(シー・ディー)をカバンから出して、パソコンにセットする。パソコンからは、軽快なアップテンポの曲が流れてくる。
 「こんなに良い曲、もう4曲も出来ているなんてやっぱりすごいグループね。SIGNALって。」
 と、曲を聴きながら実咲は改めて感心する。
 「本当ですね。皆さんがこの曲全部に詞をつけてみようをおっしゃるのも納得ですね。」
 と、南部も実咲の意見に同感のようだ。
 先程の初回ミーティングの時点で4曲も仕上げデモテープを持参して来ていたのだ。
 このミーティングで2曲程度に絞り込む予定でいたが、結局、甲乙つけがたく、4曲全てに一応歌詞をつけてみようということなったのだった。
 「本当にどうしよう。」
 と、すっかり自信をなくしている実咲に、
 「落ち着いてください。実咲さん、私、何でもお手伝いいたしますから。」
 と、励ます南部に、
 「それにしても、彩音ちゃんって和哉君達と知り合いだったのね。」
 と、少し落ち着いたのか、こんなことを思い出す、実咲。
 「和哉さん、以前響子社長と一緒にお仕事なさったことがあるそうでそれ以来のおつきあいだとか。ほら、これですよ。」
 と、南部が実咲に説明し、1枚のCDを差し出す。それは白鳥響子のCDアルバムだった。中の歌詞カードのアレンジャーの欄にK.Shindoと記されていた。
 「あっ、これ、和哉君だったの?私、この曲好きなのよ。」
 と、実咲が嬉しそうに言う。と、そこへ、
 「ただいまー。」
 と、元気よくランドセルを背負った裕が学校から帰ってきた。
 実咲・裕母娘の自宅とこの響子の事務所が近い(歩いて10分位)し、更に裕が通う小学校と自宅までの通学路上に響子の事務所があるため、裕は学校帰りにちょくちょくここに顔を出すようになっていた。もちろん今日、実咲達がSIGNALと初めて会ってきたことも知っている。
 「お帰りなさい。学校どうだった?」
 と、実咲が尋ねると、
 「いつもとおんなじ。それよりもママはどうだった?」
 と、いかにもSIGNALのことを聞きたがっているのがわかるすごい勢いだ。
 「どうって?お仕事なのよ。ママ達は。」
 と、実咲がわざとすました顔で言うと、
 「いいじゃん教えてよー、ねえ。」
 と、すり寄ってくる裕。
 「裕ちゃん、この素敵な曲、わかりませんか?」
 と、南部がパソコンから流れる音楽を指す。
 「これ、新曲?でも、歌が何て歌ってるかわかんないや。」
 と、裕が不思議そうに言う。
 「これは、”スキャット”と言って歌詞の代わりに意味のない音で即興的に歌うことを言うのよ。この曲にはまだ歌詞がついていないから適当に歌っているのよ。」
 と、実咲が説明する。
 「この曲に裕ちゃんのママが、歌詞をつけるんですよ。」
 と、南部も言う。
 「そっか。すごいね、ママ。」
 と、裕がやっと意味がわかったように言う。
 「4曲もあるのよ、それが。」
 と、実咲はまた、嫌なことを思い出してしまったという顔をした。

 「これがですか。」
 「これがそうなんだね。」
 と、実咲の両サイドから実咲が持つ携帯電話の画面を覗き込んでいる南部と裕。
 結局、作詞もあまりはかどらないまま時間だけが過ぎてしまったとき、実咲の携帯にメール着信があったのだ。なんと、メールの主は聡だった。
 実咲がメールを開くと、
 「何、これ?」
 と、実咲と裕と南部がユニゾン(同時に同じ高さで)で叫んだ。
 「もうっ、期待して損した。」
 と、あきらかに怒っている裕。
 「本当ですね、全く。」
 と、南部もあきれている。
 実咲もメールの内容に言葉も出ない。実咲が作詞に難航し煮詰まっているのを察しタイミングよくメールをくれたのでは?”さすが作曲担当の聡”と大きな期待が膨らんでいたからだ。メールの内容は”テストです。聡。”だった。実咲は無言で、メールを返信した。
”テスト受け取りました。杉浦。”

Birthday 第六回

Birthday 第六回       著/myu_smiling

 その頃、スワンプロダクションでは、
 「今日は、君ひとり?」
 と、司が社長室に顔を出していた。
 「知ってて来たくせに、わざとらしいわよ。」
 と、響子のきつい一言。
 「わかってるんなら、優しくしてほしいね。」
 と、司が笑みを浮かべる。
 「何の用なの?」
 と、素っ気ない響子。
 「用がなくちゃ来ちゃいけないのか。」
 と、ちょっと不機嫌な顔をする司。

 1時間後、
 「では、次回は、詞が出来上がってからということで。お疲れさまでした。」
 と、三枝が締めくくる。
 「お疲れー。」
 と、志郎が言う。
 「よろしく、実咲さん。」
 と、和哉が実咲に言う。”プレッシャーをかけてる?”と実咲がドキッとした。
 「ちょっと、マネージャーさん方よろしいですか。」
 と、三枝が南部と彩音のマネージャーを連れて出て行った。
 「和哉、私メルアド(メールアドレス)変えたの。」
 と、彩音が和哉にメールを送信する。
 「了解。」と受信を確認すると和哉が続けて、
 「あっ、実咲さんも携帯ナンバー教えて。」
 と、言うより早くテーブルの上に置いていた実咲の携帯を手に取り、赤外線受信で手早く携帯のナンバーとメールアドレスを登録してしてしまった。更に、
 「はいよ。」
 と、言いながら実咲の携帯を志郎と聡に回すと、彼らも同じように登録する。
 「いちいち、事務所を通してたら面倒でしょ。」
 と、和哉が言う。
 「僕達のナンバーも登録しましたから、何かあったらいつでも連絡ください。」
 そう言って聡は、実咲に実咲の携帯電話を差し出し笑いかけた。
 「何、もう口説いてんの?聡。」
 と、和哉がからかう。
 「仕事のことでだよ。そんなこと言ったら実咲さんとご主人に失礼だよ。」
 と、聡が怒る。ペロッと舌を出す和哉。
 聡は実咲の左手薬指の指輪を見てそう言ったようだった。実咲はわざわざ説明(夫・修平が他界していること)もせずに、
 「ありがとうございます。素早いですね。」
 と、言って聡から自分の携帯を受け取った。それは、説明が面倒だったというのもあるが、それよりも、”キャーッ。か、和哉の携帯ナンバーとメルアドが私の携帯にっ……。”と心の中でパニックを起こしながらも精一杯自然に振る舞おうとした結果で、よって、目の前の聡のことなど全く眼中にない実咲だった。

Birthday 第五回

Birthday 第五回       著/myu_smiling

 ここで改めてSIGNALのことを紹介しておこう。
 SIGNAL(シグナル)和哉、志郎、聡の3人で構成される超人気ユニット。アイドルグループとしてデビューしたが、個々に才能を開花させ発揮、デビュー15年目の現在、アーティスト集団に進化を遂げている。楽曲のイメージに合わせてリードヴォーカルがその都度交代するのが特徴だ。
 新藤和哉(しんどうかずや) 32歳 独身 SIGNALのリーダー。ヴォーカル、ベース、SIGNALのアレンジ、総合プロデュース担当。SIGNALがホスト役を務める音楽番組”Music Dream"(ミュージックドリーム)の構成も担当する構成作家でもある。3年連続好きな男No.1の超イケメン。 実咲は和哉の大ファン。
 相原志郎(あいはらしろう) 30歳 独身 SIGNALのメンバー。ヴォーカル、ギター、SIGNALの衣装などスタイリング担当で、若者に大人気のファッションブランド(メンズ)NADESHIKO(ナデシコ)オーナーデザイナー。ナルシスト。
 神崎聡(かんざきさとし) 31歳 もちろん独身
SIGNALのメンバー。ヴォーカル、ギター、SIGNALの作詞作曲担当。何度も言うようだが、5年前のスキャンダルのせいで実咲は聡のことが嫌いだ。
 三枝は実咲が想像していた以上に、知的な美人マネージャーだった。その三枝が、
 「先日は、お電話で失礼いたしました。三枝と申します。よろしくお願いいたします。
そして、こちらが……。」
 と、名刺を差し出し何か言いかけた時、
 「まあまあ、固い挨拶はこのくらいで、和哉です。作詞引き受けてくださってありがとう。こいつが女性の歌詞なんて無理だし、それに最近失恋ソングばっかりでもう辛気くさいったら。」
 と、和哉が聡をつつく。
 「……聡です。よろしくお願いします。」
 と、聡が挨拶する。
「ご存知だと思いますが、作曲は聡が担当いたしますので、実咲さんとの関わりが一番多くなると思います。」
 と、三枝が付け加える。
 「初めまして、志郎です。俺は衣装担当なんで、あんまり関係ないかもね。」
 と、志郎が笑う。
 「よ、よろしくお願いします。」
 と、大スターの3人に立て続けに見つめられ(挨拶されただけだと思うが)我を忘れている実咲にできる精一杯の挨拶だった。
 「それより、兄貴は?」
 と、和哉が三枝に聞く。
 「新藤社長は、”任せた”とおっしゃって先程お出かけになりました。」
 と、三枝が涼しく答える。
 「しゃーねえなあ。実咲さんにも会わずに。」
 と、和哉があきれたように言う。
 「いつものことでしょ。」
 と、志郎が言う。
 「あのー。兄貴?社長さん?って。」
 と、話が見えない実咲に、
 「うちの社長、和哉のお兄さんなんですよ。」
 と、聡が説明する。
 「それに会長が和哉のお父さん。」
 と、志郎が付け加える。
 「そうなんですか。そう言われてみれば同じ名字ですね。」
 と、納得した実咲。

 その後、マネージャーと共に到着した彩音を交えて会議室で初顔合わせとなった。
 「新人のくせして、遅いぞ、彩音。」
 と、きつい言葉だが愛情たっぷりに和哉が言う。
 「ごめんなさい、ボイストレーニングが長引いちゃって。」
 と、舌を出して謝る彩音。
 「申し訳ございません。以後、気をつけます。」
 と、とても緊張している様子の彩音マネージャー。
 「はい、では本題に入りましょう。」
 と、三枝の一言で初回ミーティングが始まった。

全2ページ

[1] [2]

[ 次のページ ]


.
myu_smiling
myu_smiling
女性 / B型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
友だち(6)
  • Poe
  • ribo
  • みゆう
  • ひろまま
  • ongakuzukiobasan
  • 赤い すずめ
友だち一覧
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

Yahoo!からのお知らせ

よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事