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■泣けた映画

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感動して泣いた

■ ホタル(泣きました)
     
東映映画の大作、高倉健主演「ホタル」。この本はそのモデルとなった
鳥浜トメと隊員たちのありのままの姿を娘の礼子が語った感動の物語。

ホタル帰る

■ おれ、この蛍になって帰ってくるよ。■

 昭和20年6月6日、鹿児島県は薩摩半島の中程、知覧町に
ある富屋食堂でのことである。知覧で出撃を待つ特攻隊員たち
はこの食堂に出入りし、なにくれと世話をやく女主人鳥浜トメ
を母親のように慕っていた。明日は死に行く少年たちのために
出来ることと言ったら、母親代わりになって優しく甘えさせて
やるしかない、そう思ったトメは私財をなげうって、特攻隊員
たちに尽くしていた。

 その前日、6月6日は宮川三郎軍曹の20歳の誕生日であっ
た。トメは心づくしの料理を作って、誕生日を祝うと同時に、
明日に控えた出撃のはなむけとした。途中、空襲警報が鳴って、
みなで防空壕に入る。防空壕の中で、宮川は幽霊のまねをして、
トメの娘礼子たちを怖がらせた。

 防空壕を出ると、星のない暗い夜がそこにあった。街の灯り
も灯火管制のために消されている。食堂の横には小川が流れ、
藤棚とベンチがしつらえてある。漆黒の闇の中、小川の上を大
きな源氏蛍が飛び交っていた。宮川の声がした。

 小母ちゃん、おれ、心残りのことはなんにもないけれど、
死んだらまた小母ちゃんのところに帰ってきたい。そうだ、
この蛍だ。おれ、この蛍になって帰ってくるよ。

「ああ、帰っていらっしゃい」とトメは言った。そうよ。皆川
さん、蛍のように光輝いて帰ってくるのよ、と心の中で言った。
宮川は懐中電灯で自分の腕時計を照らして言った。

 9時だ。じゃあ明日の晩の今頃に帰ってくることにする
よ。店の正面の引き戸を少し開けておいてくれよ。

「わかった。そうしておくよ。」とトメが答えた。

 おれが帰ってきたら、みんなで「同期の桜」を歌ってく
れよ。それじゃ、小母ちゃん。お元気で。

 トメには別れの言葉がない。死にに行く人を送る言葉なんて
この世にあるのだろうか。宮川軍曹の後ろ姿は暗い夜道に消え
ていった。



■今週の泣けた映画

 今週は泣けた映画がなかったので、泣けた本を
紹介します。栗原貞子 詩集
今日買ってきて読んだ原子爆弾秘話。新聞で紹介されていたので
興味がわいて詠んでみた。感動しました。戦争を知らない時代にうまれた自分は、幸せなんだとつくずく感じた。栗原貞子さんの他の作品も買って読みたくなり、うましめんかなで調べたら,最近見た、どの映画よりも泣けました。

 生ましめんかな――原子爆弾秘話――  栗原貞子(1913年・広島市生まれ)

 ホタルの墓 ====おにいちゃん、このあめ玉おいしいから食べて,,,,,,,,,
       ====何言っているんだ、これはおはじきじゃないか!

    
                猫 猫
                猫猫猫
              =猫 猫猫猫=   猫
               猫猫猫猫猫 猫     
       
                猫  猫     

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