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【本日の観映】
「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」
筋ジストロフィーにかかりながらも自らの夢や欲に素直に生き、皆に愛さ
れ続けた実在の人物・鹿野靖明さんと、彼を支えながらともに生きたボ
ランティアの人々や家族の姿を描いた人間ドラマ。大宅壮一ノンフィク
ション賞と講談社ノンフィクション賞をダブル受賞した書籍を原作に前田
哲監督がメガホンをとり、大泉洋サンが主演を務めました。
北海道の医学生・田中(三浦春馬)はボランティアとして、身体が不自由
な鹿野と知り合います。筋肉が徐々に衰える難病・筋ジストロフィーを12
歳の時に発症した鹿野は、いつも王様のようなワガママぶりで周囲を振
り回してばかりいましたが、どこか憎めない愛される存在でした。ある
日、新人ボランティアの美咲(高畑充希)に恋心を抱いた鹿野は、ラブレ
ターの代筆を田中に依頼しますが、実は美咲は田中と付き合っていた
のです…。
人の手を借りなければ生きていけないのに鹿野さんは“自立生活宣言”
をして、大勢のボランティアに囲まれながら生活を送りました。他人に委
ねるのですから、普通ならちょっと気が引けてしまったり“わがまま言っ
たらダメかな”と思うのに、鹿野さんは全く遠慮なし。自由奔放です。しか
し鹿野さんのボランティアを行った人々は、介助を通して自分たちの進
む道が見えてきたと語っているとのこと。過酷な病名でありながら、お涙
頂戴ではない物語が、素敵でした。
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