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ピアノ:スヴィアトスラフ・リヒテル
指揮:クルト・ザンデルリング
ソビエト放送交響楽団(?)
1955年 モノラル
リヒテルが一度だけこの曲を録音していて、以前から欲しかった演奏です。
つい一月ほど前に入手いたしました。
言葉では言い尽くせないほどロマンティックな演奏です。リヒテルのピアノもオーケストラも素晴らしい。協奏曲第2番にはない爽快感と特有の抒情的な響きが相まって、外へ出て大声を出したくなるような気持ちにさせてくれます。
この曲は他に2つの演奏を所有しておりますが、片方は味気なく、また片方は「甘美に甘美に」演奏しているようで、少々わざとらしく聴こえてしまいます。
大男リヒテルがリヒテルらしく演奏して、ちょうど良い甘さを醸し出してくれているのでしょう。
それに、やや意外に感じるのがオーケストラです。
リヒテルの強い音によるものかもしれませんが、ロシアのオーケストラに見られる「力任せ」をあまり感じることなく、むしろ「耽美」で「繊細」な世界がそこにあります。
さらにはモノラルですが旧ソビエトとは思えないほど良い音だと思います。カップリングはオーケストラのみレニングラード・フィルに変わった1959年の協奏曲第2番です。年代は新しいのですが、こちらの方が音は悪いようです。
残念なことにリヒテルは第3番以降のラフマニノフの演奏はございません。第2番はヴィスロツキ、ワルシャワ・フィルとの名演中の名演がございますし、第1番のこの抒情的爽快感をもってすれば、第3番もきっと素晴らしいものになったに違いないのですが、お気に召さなかったようです。残念でなりません。
この演奏はリヒテルファンならずとも、是非一度聴いていただきたい。
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広汎なレパートリーを誇るリヒテルですが、ラフマニノフ第1番の録音があるとは知りませんでした。デューク東さんが絶賛されているので、思わず聴いてみたくなってしまいましたよ。
リヒテルがラフマニノフの協奏曲を演奏していたのは、短い期間であったと聞きます。ちょうどその頃の録音なのでしょうね。以前は悪評高かったMELODIYAですが、結構良い音で録れていることが多いので、この盤も当たりだったのでしょう。
キリ番5000をゲットしてしまったようなので、就寝前の記念書き込みです(笑)
2009/7/4(土) 午前 0:37
デュークさんが「今」入手するリヒテルのCD・・・ずいぶんと希少性の高いもののようですね。勝手ながら「リヒテルは全て持っている!」のイメージでした(笑)
2009/7/4(土) 午後 1:11 [ テレーゼ ]
>内緒さん
好みでなかったか、或いは他の人が「完璧」な演奏をしていたか。
リヒテルは自身でも他者でも「完璧」な演奏をした曲は二度と演奏しないのです。
2009/7/4(土) 午後 5:02 [ デューク東 ]
>ハルさん
レコード店で購入していた時には、まず見つからない音源でした。内緒さんへのコメントでも書きましたが、恐らくこの1回で満足できる演奏ができたのではないでしょうか。ラフマニノフの協奏曲は若い頃の演奏ですね。
2009/7/4(土) 午後 5:04 [ デューク東 ]
>テレーゼさん
まだ持っていないものの方が多いですよ。
私、随分聴き込んでからでないと「次」へ進めないのです。
リヒテルの膨大なレパートリーは一生をかけて私の拝聴レパートリーとするつもりです(笑)
2009/7/4(土) 午後 5:07 [ デューク東 ]
こんばんは☆
ラフマニノフは2番と3番しか聴いたことがないんですよね…。
ぜひ1番はリヒテルで聴いてみようと思います(^−^)
2009/7/5(日) 午後 11:28
>かりんさん
モノラルですが素晴らしい演奏です。間違いなくこの曲のベスト盤だと思います。カップリングも素晴らしいので「お得」な1枚です。
2009/7/5(日) 午後 11:33 [ デューク東 ]
ラフマニノフの1番のピアノコンチェルトも、おっしゃるとおりとっても素敵な曲ですよね!(^^)☆リヒテルがこの1番も演奏しているのは知りませんでした。私もぜひ、聴いてみたいです♪
そして、3番も技巧的で、とても豪快な曲ですよね・・リヒテルが演奏しなかったのはとても残念だと私も思います。リヒテルが弾いていたら、どんな感じになったのかな〜と、私も想像してしまいます。。
2009/7/13(月) 午後 1:18 [ ゆう ]
>ゆうさん
私は4、5の演奏しか聴いたことがございませんが、リヒテルの演奏が断トツですね。それまで「好き」と言える曲ではなかったのですが、彼の演奏で「好き」な曲になりました。
2009/7/13(月) 午後 10:49 [ デューク東 ]