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結婚記念日、嫁様のバースデー、と我が家にとってはアニバーサリーマンスな2月。
美味しいものでも食べに行きましょっ! ってことで、都心のお店に・・・ 表参道駅から西麻布交差点方面へつらつらと歩くこと十数分、「長谷寺」の向かいの住宅街にあるお店に到着。
「レフェルヴェソンス L'Effervescence」
「サイタブリア」 のCEO石田聡さんが率い、エグゼクティブシェフの生江史伸さんが腕を振るうフレンチ店です。 店名を直訳すると「泡」だそうですが、「物事を生み出す、進化する」という意味もあるとか。 慶大出身の生江さん、ザ・ウィンザーホテル洞爺にあるフランス3ツ星「ミシェル・ブラス」、
さらにはイギリスの3ツ星「ファットダック」のスーシェフを務められたという経歴の持ち主。
料理の最後にご挨拶に見えられ、少しお話ししましたが、ポリシーのしっかりとした好青年でしたよ。 2010年9月にオープン以来、
「ミシュラン東京 2012」で1つ星、「ZAGAT Tokyo 2012」ではフレンチ最高得点を獲得。
「食べログ@東京」でもかなりの高得点(4点超)でTOP100に名を連ねてます。 予約した時間にお店に入ると、笑顔のスタッフに迎えられた後、ラウンジに通されウェイティング。
と、先客グループの中に、時々TVでお見かけする某ニュースキャスターさんのお姿が。 ふむ、、、やっぱ人気のお店なんですね。 広めのメインダイニングはゆったりとした印象で、隣のテーブルも気にならない距離感で配されてます。
白を基調に洗練されたモダンなデザインで、窓外の緑に店内の光と影のコントラストがステキです。
B1には10名規模の個室もあるようで、先のセレブリティ御一行様が降りて行かれました。^^
さて、このお店のランチメニューは、以下の3コース。 「寄り道 en chemin」 (4800円) 「牧場 à côté la prairie」 (4800円)
「おでかけ une promenade」 (7500円)
今回はアニバーサリーランチということで、 「おでかけ」 をいただくことに。
「ローラン ペリエ Laurent-Perrier」 (1680円) まずは、お店の名にちなんで「泡」で Sante!!^^ 繊細さの中にしっかりした旨味もあるバランスのよいシャンパンです。 アミューズブッシュ Amuse bouche
生海苔、厚岸産つぶ貝、蛤やホタテなど貝類の出汁のジュレ、ウイキョウのピューレ
デコポンのシャーベット 「貝の旬は冬、ウイキョウは夏、冬と夏の旬を同時にお楽しみください。」 (←by Garçon) 左の泡っぽい一層目は海苔の風味が漂い、二層目につぶ貝のコリっとした食感が楽しめます。
その後、ウイキョウの爽やかな香りがサっと吹き抜ける・・・今までに食べたことのない味わいでツカミはOK! 右は、−196℃で一気に冷却したというデコポンのシャーベット。 シャリシャリしてない想定外の食感で、デコポンの旨味がストレートに伝わってきます。 焼きたてのパンに、お店のロゴである「泡」をあしらったバター。 La densité du noir〜 黒の世界から〜 アンコウをノワゼットとブールノワゼットで焼いて
黒大根のピュレとクリュ、黒キャベツと黒オリーブ、ヴィネーグルレデュイ 青森県産のアンコウを焦がしバターでソテーしてます。
「まずは黒大根のピュレと合わせてお召し上がりください。」と促され・・・ ほぉっ、アンコウは身がプリプリで、旨味が凝縮されてます。 で、大根のピュレも風味がよく、アンコウとの相性も素晴らしい。 少し酸味があるのはバルサミコか(?)、味を引きしめててソースの出来も秀逸。 丸ごと火入れした蕪とイタリアンパセリのエミュルション、
ハモンイベリコ&ブリオッシュ このお店のスペシャリテ登場
千葉県産の「蕪」の周りの繊維質を落とし、4時間ゆっくりと火を通して仕上げられた一品。 イベリコもブリオッシュも、あくまでアクセントでしかないという、下克上な取り合わせになってます。(^^; 「まずは蕪を小さくカットしてそのままお召し上がりください。」と・・・
うーーーむ、コレ、美味しい。。。
カブ本来の旨味ってこんなにも凄いんでしょうか!?って感じ。 イベリコもブリオッシュも、ハッキリ言って不要です。 最初、「エッ? 蕪がスペシャリテ!?」って思いましたが、” たかが蕪、されど蕪 ” な逸品でした。 ちなみに、こちらは通年のメニューで、調理法もスタイルも同じですが、季節によって味わいが異なるとか。
冬に比べて夏は少し辛味を帯び、瑞々しさはだいぶ落着くそうな。 是非、夏の蕪もいただいてみたくなりました。 「ブルーノ パイヤール BRUNO PAILLARD」 (1890円) 「アルボワ グラン・エルバージョン Arbois Grand Elevage 2007」 料理が素晴らしいので、ついついお酒もすすみます。
ギャルソンのお兄さまが、ちゃんと料理に合うワインをレコメンドしてくれるものウレシイ。 Ville natale〜
ふるさと〜 フォアグラのナチュラルと極寒純米酒、干し柿、田芹、アカザの実
塩だけでマリネしたフォアグラは低温調理されてます。
合わせたのは、アルコールを飛ばさないでゼリー状にした日本酒。 さらに、日本のふるさと思い浮かべるような素材を散りばめたという一品です。 「まずは、日本酒と干し柿でフォアグラを召し上がっていただきます。」とのこと。 見た目にもキレイで、宝石のよう。。。
うーーーん、この組み合わせを思いついたシェフに敬服します。
フォアグラはまったりと上質のチーズのようで、めっさ美味しい! ゼリーは、日本酒の麹風味に若干の苦味もあって、フォアグラにしっくりと合います。 柿の甘味もアクセントになってて、全体的に素晴らしい一皿と言えましょう! フォアグラはそんなに量を食べない嫁様も、絶賛のうちに完食しました。 今までいただいたフォアグラの調理法とは、明らかに一線を画する代物です。 「シャトー・ド・ユロー レ・フェヴェット Chateau du Hureau les Fevettes 2009」 (1680円)
ここで、メインディッシュ用のナイフをチョイスするというお楽しみも。
ソムリエナイフで有名なフランス「ラギオール」のナイフです。 Dans la forét〜 森へ〜 北海道白糠町の鹿、鞍下肉とそのジュ、
白人参のピュレ、アジャン産プルノーと胡麻、芽キャベツ、はこべら エゾシカのローストは、フィレに近い部位が使用されてます。
マダガスカル産の野生の胡椒とマーマレード状にしたプルノーでいただくという未知との遭遇。^^ うーーーむ、コレも一口で唸ってしまう逸品。
驚くほどに柔らかく、一切のスジも臭みもない、ノンストレスな鹿肉です。 サシの入ったA5ランクの牛肉とはまた違った柔らかさの「モミジ」に感動しきり! 突合せの芽キャベツもイイ味付けで抜かりなし! Snowman à casser〜 壊したいスノーマン〜 苺とムースバナーヌ、バニラアイス、アーモンド&ココナッツ、
マルガリータのジュレ&野生ミントの泡、黒オリーブ メレンゲのスノーマンを壊していただくという、遊び心に溢れたデザート。
雪がなくなった後の土をイメージした黒オリーブを添えるなど、細かな演出も楽しい。 Thé ou Café avec Mignardises おしゃべりのひととき ドリンクは、コーヒー、紅茶、エスプレッソからセレクトします。
オススメは、このお店オリジナルブレンドのハーブティー。 レモンとミントをベースに、生のハーブを閉じ込めて・・・
時間とともに、ブルー、緑、紫、ブラウンと色合いが変化していくのも面白い。 味わいもハーブのエキスが抽出されて、ポットの中でだんだんと濃く変化していきます。 お茶菓子は4種の盛合わせ。
抹茶のパウダーを振りかけたマカロン、中にはバタークリーム、白ポルト酒につけたレーズンが。 金粉をまぶした果実には、アプリコットのジュースがたっぷり詰まってます。 ヘーゼルナッツのクッキーは、ミルクチョコのクリームをサンド。 チュッパチャプス風のチョコレートにはある仕掛けが・・・ 食べた瞬間に、「うわっ、口の中がなんかスゴイことに!」というサプライズなスイーツ! ネタばれになるので、詳細はヒ・ミ・ツ!(^^; (←ちなみに、お酒や唐辛子系ではありません。) 帰り際にはお土産までいただいて・・・ 久々に感動的なお店に出会えました!
厳選された食材と料理人としての技量だけでは成しえない、 シェフの斬新な発想と試行錯誤に裏づけされたオリジナルな調理法が料理のレベルを高めてます。 加えて、単に美味しいだけでなく、ストーリー性のある楽しさと驚きを兼ね備えてる点もポイント高い ギャルソンのもてなしもスマートで、しっかりした料理の説明にユーモアのあるトークもあって好印象。
最後は、シェフ自らが店外までお見送りしてくれて、なんとも満足度の高いお店です。 (所要時間:1時間55分) |
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今までのなべさくさんの記事で
5本の指に入る大絶賛ぶりじゃないでしょうか♪
どんなに美味しいのか
想像もつきません^−^
素敵な記念日にポチ☆
2012/5/29(火) 午後 2:51
ともさん>ポチ、ありがとうございます!^^
ご指摘のとおり、これまでのお店で間違いなく5本の指に入ります。
味もさることながら、お店全体としてのポテンシャルが高いので、これからまだまだ進化するのではないかと思います。
2012/5/30(水) 午前 1:23