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今年のGWは特に旅の予定もなかったので、都心でランチしてきました。
ミシュラン二つ星に輝くフレンチ、 『エディション・コウジ・シモムラ』 さんが今回のお店。 六本木一丁目駅と連絡口の直結したオフィスビル「六本木ティーキューブ」1Fにあります。 オーナーシェフの下村浩司氏は22歳で渡仏し、三つ星レストランを中心に8年間研鑽を積まれたそうな。 帰国後、乃木坂 『レストラン FEU』 のシェフを経て、2007年にこちらのお店をオープンされました。 エディション(edition)は日本語で「版」を意味し、「下村版レストラン」というのがその店名。 店内のテーブルやイスをはじめ、お皿、カトラリー、オブジェに至るまで、全て下村シェフの見立てだとか。 料理、空間、サービスをトータルに編集(edit)して提供するというのがこのお店のコンセプトです。 料理においては、その日の最良の素材をお客の好みに応じて提供するというスタイルをとられてます。
素材重視ゆえ、フレンチに不可欠なバターやクリームなどの油脂を全く使わないことがあるというのも興味深い。 その下村流ネオフレンチを楽しみたいというお客さんで、この日も34席の店内は満員御礼でしたよ。^^ 【初回ご利用者限定】スペシャリティー満載 特別ランチコース (11550円、税・サ料込)
初めて利用する人のみに用意された、スペシャリテを中心とした特別限定メニュー。 ※メニュー右に★がついてるのがスペシャリテ。 コースのスタートにあたり、小さなコップに入った角砂糖のようなものに水が注がれると・・・
あら不思議! あっという間にウェットティッシュに。 このワンダーなティッシュもシモムラオリジナルというこだわりよう。 ↑お土産にもらいましたが、このお店以外で使うシーンはないかと思われ・・・(^^; ■Amuse 「生ハムとバジルのミニバーガー パルメザンチーズのクラッカー」 クラッカーはパルメザンの風味よく、少し甘味もあってイケてます。 ミニバーガーはパンの比率がやや高めで、フツーに美味しい。 ■Huitres 「海水で軽く火を通した真牡蠣の冷製 海水と柑橘のジュレ」 ★ 牛乳で炊き上げたカキをベースに、生の青海苔を加えてミキシングしたムース。 その上に軽くボイルした牡蠣を乗せ、海水にライムとレモンの果汁を混ぜたジュレが掛けられてます。 海苔、ジュレとともに一口で牡蠣をいただくと・・・ パァ〜っと口中に広がる爽やかさ! さらに、磯を感じさせる海苔の風味にミネラルや酸味なども押し寄せて、なんとも複雑な味わい。 プリプリの牡蠣はミルキーで水っぽくなく、カキソースとも相まって独創的な逸品に仕上がってます。 シャンパンとの相性も申し分なく、コレねらいのリピーターが少なくないというのも納得のスペシャリテ。 ■「ドメーヌ・ユエ ヴーヴレ・オー・リュー・セック 2011」 (1890円)
■Foie gras 「フォアグラのソテー 筍 菜の花 鴨胸肉の薫製 ホタルイカ」 フォアグラはもちろんですが、春を感じさせる素材を使った突合せも楽しみな一皿です。 菜の花は、マスタードオイルに赤米と黒米を加えて和えてたものだとか。 とろけるような柔らかさのフォアグラは、濃厚な旨味を残しつつスーッと消えてなくなります。
さらに、シャキッとして少し苦味と辛味のある菜の花が不思議にマッチしてて美味しい。 さらにさらに、期待通りに突合せの一品も侮れないことに・・・ 鴨もホタルイカも素材の味を活かしつつ、丁寧に調理されているのがよく分かる風味と味わい。 とりわけ、筍には感動したっ 懐石料理なんかの筍もイイですが、なんというか、筍以上にタケノコの濃厚な味がガツンときます。 ■St.-pierre 「カダイフを纏った的鯛の軽やかなフリット ブロッコリーのクーリとレモンのコンフィチュール」 ★
トルコなど中東でお菓子に使われる細い麺状の生地を巻いて軽くフリットされた的鯛。 線上に摩り下ろされたパルミジャーノがトッピングされてます。 これをブロッコリーのピューレにレモンジャムを加えたソースでいただくという垂涎の一品。 まず、運ばれてくるや否や、素晴らしいチーズの香りに包まれます。 たまらず、的鯛をひとくちほおばると・・・ カリカリ、パリパリしたカダイフに、ふわっと柔らかい鯛の身の食感が楽しい。 ブロッコリーとレモンジャムのソースも秀逸で、フツーでない想定外の魚料理に感動しきり! いやはや、ハズさないですね・・・下村マジック!!^^ ■「レゼルヴ・ド・ラ・コンテス 2007」 (2100円)
ハイレベルな料理に後押しされ、どんどん酒も進みまする。(^^; ■Viande du jour 「和牛のグリエ グリーンアスパラガス 黒大根 ラディッシュ わわ菜 芽キャベツ」 アスパラの先の上にある塊は、穂先を削ってレモンビネガーで和えたもの。 メインのお肉には、「カイノミ」という初めて耳にする部位が使われてて興味津々。 ちょいとググってみると・・・ 「バラ肉の脇腹にある希少部位で、極上の赤身カルビと言えばココ!バラ肉は繊維質で筋膜が多く肉のキメは粗いようですが、カイノミはヒレに接続しているため柔らかいのが特徴。」だとか。。。 多分、初喰いのカイノミ・・・ 独特の柔らかさと旨味があって、サシの入ったロースとはまた違った魅力的なテイスト! 素材の良さか?シェフのワザか?肉の旨味が十二分に引き出されてます。 でもやっぱり、この部位をセレクトした下村シェフの力量を評価したいなと。。。 あと、アスパラも大根も柔らかく、白菜はめっさ甘ウマでした。 ■Coco 「ライチのエスプーマ グラス・ココ」 ライチのムース、ココナッツのソルベ、パイナップル、アロエ、ナツメヤシ、ヨーグルト 「白いデザート」として紹介された一皿は、ライチのムース(↑奥)がめっちゃライチしてます。^^ しかも、手前のココナッツがとてもよく合う! さらにフルーツが加わって、トロピカルな味の変化がオモシロイ! ふむ〜、これまた唸ってしまうデセールです。 ■Cacao 「カカオのデクリネゾン マジョルカ産オリーブオイルとマルドン塩 カカオウォーター」 ★
まず、口直しのために、カカオウォーターをひとくち勧められます。 ヴェネズエラ産のカカオニブから水で抽出し、 口に含むとひんやりするドイツの砂糖(甘みは半分以下)甘みづけしたものだとか。 なんとも表現のしにくく、他に例えようのない味わいです。 カカオガナッシュのムースには、甘く炊いた黒オリーブを乗せ、塩を少々効かせてます。 通常、ガナッシュには生クリームが使われますが、前記のとおり油脂を使わないため、 オリーブオイルが加えられます。
パウダー状にクラッシュしたアイスを添えていただきます。 途中でカカオウォーターをいただくと、最初とは違った風味と甘みを愉しめるというサプライズも。 ■「再構築したクリスティーヌ苺のタルト」 ★ (+1000円)
普通は、タルト生地にクリーム、イチゴの順で乗りますが・・・ このデセールは、イチゴの上にクリーム、タルトを刻んで乗せるという逆転の発想。 さらに、上にローストしたピスタチオ、ヨーグルトとハーブティー風味のアイスを乗せ、 木苺のソースでいただきます。 純粋に「ちゃんとしたイチゴって、美味しいなぁ〜」としみじみ再確認させられるクリスティーヌパワー! ただ甘いだけでなく、酸味のバランスも素晴らしく、プラスチャージの価値ありな代物と言えましょう。 ■Avocat 「サフラン風味のプリン 11種のスパイス風味」 ピンクグレープフルーツと11種のミックススパイス スパイスの効いたおもしろい味わい・・・ 美味しいプリンで〆ました。 下村流フレンチは、ライトで食べやすく、それでいて複雑に奥が深い。 単に素材の良さを引き出すだけでなく、+αの発想でより魅力的なテイストに昇華されてます。 全体的に量のバランスもよく、美味しいものをチョットずついただく贅沢なコースでした。 ギャルソンもほどよい距離感で、ソツなく感じのイイ接客対応が好印象。
と、その名のとおり、下村シェフにeditされた世界を存分に楽しめるお店です。 (所要時間:2時間8分) |
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実に美味しそうです。
ジュレがかかっているのが良い感じです。
て・・・いつも美味しそうなものを食べてますね。
良いなぁ〜。
2013/7/19(金) 午後 8:00
ぽぽたんさん>いやぁ〜、ココの料理はホント美味しかったです!^^
料理の世界って、奥深いなぁと改めて思いました。
って、いつもこんな料理が食べれればいいですが、大半のランチはワンコイン弁当やレトルト喰ってますから。。。(^^;
2013/7/20(土) 午前 6:54
1品1品、ため息が出そうなコースですね!
嬉しいサプライズが満載な感じがします。
旅行の代わりにこういうランチもいいな(^^
2013/8/9(金) 午後 0:54
AZ姐さん>ここは、間違いなくオススメできるお店です!
単に美味しいだけでなく、感動も味わえるコースでした。
いつかディナーでも利用してみたいなぁ・・・と。^^
2013/8/10(土) 午後 2:32