|
広尾にあるフレンチの人気店でディナーした際の食レポです。(←訪問したのは今年のGW)
駅から徒歩5分ほど、通りに面したビルの1階にある『ア・ニュ』さんに到着。
ア・ニュとはフランス語で、♪ありの〜ままの〜・・・ってゆー意味だとか。^^
ゆえに、食材のありのままの美味しさを引き出して表現する料理がこの店のウリ。 約30席を有する店内は、ウォールナットと白を基調に黒レザーの椅子を配したシンプルなデザイン。
天井が高いので開放感もあり、なかなかイイ感じのお店であります。 オーナーシェフの下野昌平さんは、フランスの名門「トロワグロ」や「タイユヴァン」で活躍された御仁。
帰国後、代官山「ル・ジュー・ドゥ・ラシエット」のシェフを経て、2009年10月にこのお店をオープンされました。 先日発表された「ミシュランガイド東京2016」で6年連続となる1つ星を獲得されています。 で、今回の予約は一休.comから。
【こだわりのコース】「Menu solo/ムニューソロ」全9品 (14,850円/人、税・サ料込) 仕入れた食材に応じてシェフが腕を振るう、その日その時にしか存在しない唯一のコース。 ■「HENRI GIRAUD Hommage a Francois Hemart アンリ ジロー オマージュ フランソワ エマール」
(1,800円/グラス)
ピノノワールとシャルドネ(7:3)で半年ほど樽熟成されたハウスシャンパーニュで乾杯! キリっと飲みやすく、味わいも豊かで美味しい泡です。 ■アヴァンアミューズ
3つの小さい器を大きなお皿の穴にセットして、自らの好みで配置するという面白い趣向。 手前、オレンジの器 「ほうれん草、松の実を合わせたテリーヌ」 やさしいテイストで独特の風味があり、まったりと芳醇なウマ味も感じます。 白器「豚のリエット トーストとピンクペッパー」
青器「フヌイユを使ったブランマンジェ、フヌイユの葉とオイルを添えて」 フヌイユ(別名ウイキョウ)はセリ科の多年草。例えるのが難しい爽やかな味わいが広がります。 ■アミューズ 「メヒカリのフリット」
ホタルイカをそのままピューレしたソース
ヴァン・ジョーヌという黄色いワインのビネガーを使った泡(エスプーマ) アツアツさくさくで身がとってもやわらか〜♪^^
ホタルイカのソースはコクがあって、メヒカリのウマ味を一層深めてくれます。 「ホイップされたバターとオリーブオイル」、「ブリオッシュ」
■前菜 「蚕豆のコンソメスープ」 香りを楽しむ一品ということでワイングラスでの登場。 ソラマメの香りがしっかりで塩加減のバランスよく、洗練されたやさしいコンソメです。 「これ、おもしろいね〜」と嫁様と盛り上がりました。^^ パンは天然酵母とプレーンの2種類で、何れも美味しゅうございました。
グラスワインは、料理に合わせて3杯3000円というセットをオーダー。 1杯あたりの量は少なめですが、3種類のテイストをリーズナブルに楽しめるのは有難い! ■「Andlau Riesling アンドローリースリング2012」
18世紀からアルザスの地に根を下ろした由緒ある造り手、ドメーヌ・クライデンヴァイス社のワイン。 ぶどうが凝縮されてる〜って感じ! ■前菜 「蛤のコンフィ」
60℃のオイルに浸して調理されたハマグリ、ウド、山菜のアイスパウダー 海辺の砂浜をイメージしたという個性的なお皿もステキです。
ぷりぷりの食感の蛤は、ほのかに酸味のある風味付けがされています。
ソースやパウダーの主張はセーブされ、素材の味が十二分に楽しめます。 ■「Sancerre La Bourgeoise blanc サンセール・ラ・ブルジョワーズ・ブラン2007」
辛口白ワインの名産地サンセールで10世代続く名門ドメーヌ、アンリ・ブルジョワのワイン。 ■前菜 「グリーンアスパラガス」
目の前で牡蠣とパセリのソースを掛けてくれるというシャレた演出。 ほんのり温かくてシンプルに美味しい!
言われなければ牡蠣だと分からないソースは、ビミョーに独特の風味とコクがあります。 そのソースの力か?食べるほどに旨くなるという興味深い一皿でした。
■前菜 「フォアグラのソテー」
マデラ酒とトリュフを合わせたペリグーソース、花山椒の塩漬け、伊産スペルト小麦の素揚げ コレ・・・めっさ旨いっ!
山椒の風味とパリっとした麦の香ばしさに、まったりとコクのあるフォアグラの取り合わせが絶妙。 いい意味でフォアグラを食べているという感じがしない新しい味わいです。
過去にいただいたフォアグラ料理と比べても、かなりレベル高い仕上がりと言えましょう。 ■「GEVREY CHAMBERTIN VIEILLES VIGNES ジュヴレ・シャンベルタン ヴィエイユ・ヴィーニュ2015」
60年以上の古木から採れる葡萄のみを使用したピノ・ノワール100%のブルゴーニュワイン。 骨格がしっかりした深みのある味わいで美味しかったです。 ■魚料理 「スジアラと椎茸のフリット」
スジアラは主に沖縄・九州あたりで漁獲されるスズキ目ハタ科のお魚。
周りの椎茸がパリパリで、魚の白身はホクホクと柔らかく調理されてます。
ポルト酒とマデラ酒を煮詰めたソースは、やや甘めで酸味もあって独特なテイスト。 ワカメ・ケッパー・トマトのソースもやさしい味わいで美味しくいただけました。 ■肉料理 「京都丹波産黒鶏のロースト」
とってもアーティスティックなプレゼンテーションを彩るのは・・・ センターに味のしっかりした腿肉と筍 右上に味の繊細な胸肉と石垣島のピパーチ(島胡椒) まわりにはオレンジとミントで香り付けされたグリーンピースとそのピューレ モリーユ茸とクリームを合わせたソースは風味よく、腿肉との相性も素晴らしい。
柔らかな胸肉はみずみずしくてかなり旨いことになってます。
少しピリっとするピパーチをつけると、また違った味わいが楽しめるのもGood! ■チーズ
「ロッソ インペリアーレ」(伊) 赤ワインの搾りかすに漬けられた青かびタイプのチーズ 「グラン マルニエ」(仏) ブリーチーズにオレンジのリキュールの香りをつけた白かびタイプのチーズ ■アヴァンデセール 「バシュラン」
メレンゲの中はアイスクリーム、ヨーグルト、ライムを合わせたシャーベット。 上にはフレッシュマンゴーと相性のいいバジルを添えて、さっぱりとしたデザートです。 ■デセール 「ラング・ド・シャ」
筒状に巻き上げられたラングドシャの中は・・・ チョコレートのスポンジ、ラム酒に漬け込んだレーズンとフレーク。 塩とキャラメルのソースをかけて、さらにその上にラム酒のムースをトッピング。 かなりアルコールのきいたオトナ仕様のスイーツは満足のゆく出来。 ■プティガトー 「バラの香りのフィナンシェ、パイナップルとペルノーの小菓子」
華やかで爽やかな風味がオモシロイ味のスイーツで最後を締めました。 とゆーわけで、素材の味を生かしながらも独創的な調理の施されたコース料理を堪能。 ワインの品揃えも豊富で、料理によく合ったものをレコメンドいただけた点も良かったです。 (所要時間:3時間45分)←過去最長! |
全体表示
[ リスト ]




