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アザブジュバーンでフレンチ・ランチをいただいたのは昨年の夏のこと。
なんとも季節はずれの食レポですが、ICレコーダーの記録と記憶をヒモ解いてしたためます。(^^; 今回のお店は、駅から麻布十番商店街を六本木ヒルズ方面に進んだ道沿いにあります。
ジャングルかよ!って、思わずツッコミを入れたくなるような植物ボーボーのビルが目印。^^
フランス語で「お守り」を意味する『gri-gri』という名のお店へ。
以前は名古屋で営まれていたそうですが、2012年11月に東京移転されました。 フランスのサロンをイメージしたという店内は、席数14のこじんまりとした広さに飾らない雰囲気で敷居が低い。
オーナーシェフは、仏・ローヌやスペイン・バスクの三ツ星店で修行された伊藤憲さん。
"地に足のついたサプライズ感"をコンセプトに、シェフおまかせの斬新なフランス料理がウリのよう。
ワインは約150種のストックがあり、同じく仏・ローヌとパリで働かれたソムリエールの奥様がサーブしてくれます。
ランチメニューは4,630円(税抜き)の1コースのみ。
ちなみにディナーは、8,000円〜13,000円のコース設定。 ■「R&L ルグラ・グランクリュ・ブリュット・ブラン・ド・ブラン」 (1,800円/120ml)
シャルドネ100%によるブラン・ド・ブランのグランクリュ。 ミシュラン三ツ星店にもオンリストされている別名「プロ御用達のシャンパン」。 と、そんな肩書きを知らずとも、品の良いウマさで満足度の高い泡でございます。^^ ■アミューズ 「冷製オニオングラタンスープ」 凍らせたオニオンスープにパルメザンチーズのエスプーマとライ麦を添えて 玉葱の甘さにチーズのしょっぱさがベストマッチ!
スープを凍らせるという夏にぴったりの発想でツカミOKな一品です。 ■アミューズ 「パセリの蒸しパン、黒オリーブ、レモンのコンフィ、ベジョータの生ハム」
目にも鮮やかなパセリ・グリーンのパンは手でそのままいただきます。 手に取った瞬間、うわーと声がでてしまうほどのフワフワ感。 食前に「これ、パセリがダメな人は食べれないね。」なんて嫁様と話してましたが・・・ ほのかに香草風味はあるものの意外にもパセリ臭さはなく、駄目な人でもOKなテイストに仕上げられてます。 オリーブの塩っけにコンフィの甘さもあって、かなり面白いテイスト構成。 ホカホカ焼きたてのパンはもちっとした食感でライ麦が入り。
バターも独特のやさしい旨味があります。 ■前菜 「鮎のコンフィ」
フランスに鮎はいませんが、もしいたら・・・とイメージして作ったという一品。 一度抜いた骨を二度焼きし、仏産タイム、はちみつ、うるかと一緒に戻して再構築。
まわりにはタイムの花とミネラルウォータ「ペリエ」の泡が添えられています。 最初の一口は、んっ?て感じも食べ進めるうちに旨さが増幅します。
鮎の身の旨味と内臓を発酵させた「うるか」独特の苦味。 爽やかなソースの酸味が渾然一体となって複雑に美味。
ポリポリと香ばしい骨せんべいもアクセントで、鮎の塩焼きとはまた違った味わいを楽しませてもらいました。 ■「Jasnieres Les Rosiers ジャスニエール 2013」 (1,400円/グラス)
■前菜 「フォアグラ・ディジョン」
ブルゴーニュ地方にある美食の町「ディジョン」をテーマにしたアーティスティックな一皿。 ディジョンが発祥とされる「クレーム・ド・カシス」というリキュールに3日間ほど漬けこまれたフォアグラ。 トップには有名な「ディジョンマスタード」を使ったジュレ。 スパイスやはちみつ、ジンジャーを混ぜたパン・デ・エキスを薄くカリっと焼いて挟んでいます。 まったりとした食感のフォアグラは、カシスの酸味とジュレの爽やかさが加わってかなり美味しい!
後味にフワっと上品な甘味がくるのもカシス漬けのなせるワザでしょうか。 いろんなお店でいただきましたが、またまた新しいフォアグラの味わいに遭遇!といった感じ。 ■魚料理 「金目鯛のポワレ」
蒸して火入れしたキンキに赤玉葱と生の蕪に刻んだバラの花びらを添えて バラの香りを移して作ったソースで お皿はナポレオン3世の皇室御用達「ベルナルド」社の「エキュム ホワイト ディナープレート」。 見たことあるな〜と思ったら、「レ・セゾン」でも使われていたのを思い出しました。 一般的な煮魚の一歩手前といった絶妙の火入れ具合でその身はみずみずしい。
ローズなソースの出来も秀逸で、上手く表現できませんがとにかく旨い! サイドの赤玉葱と蕪の突合せも金目の繊細な旨味を見事に引き立てており感動ものの一皿でした。 ■「Alsace Rouge アルザスルージュ 2012」 (1,500円/グラス)
■肉料理 「黒豚のロースト、トマトのチャツネと茄子のサーディンマリネ」
バスク風に仕上げられた一皿は、海のものと山のものを一緒にいただくというのがその特徴。 藁で香りづけされ、表面はカリっと中は柔らかで、肉の旨味がほとばしります。
結構な厚さがあるのに全然重くなくて最後まで美味しくいただけました。 カルパッチョっぽいマリネは、これまた爽やかなテイストで肉料理との相性もよろし。
■デセール 「クローブのアイス、ラムで火入れしたバナナ、クランブル、ミルクチョコレートソース」
クローブは丁子とも呼ばれるスパイスで、なんとも独特な風味があります。 例えが悪いですが、子どもの頃に虫歯の治療で使われた薬の味を思い出しました。(^^; でも、ちゃんと美味しくまとめられているあたりはサスガ。 ■ミニャルディーズ 「ズコット」
ズコットは伊・トスカーナ地方で誕生したお菓子でフィレンツェの伝統的なドルチェ。 凍らせたマスカルポーネにアプリコットを乗せ、燻した香りをカップの中に注入して配されます。 甘さ控えめでスモーキーなオトナスイーツでした。 ドリンクは、紅茶、ハーブティー、コーヒー、エスプレッソから。
とゆーわけで、一品一品が独創的かつアメージングな仕上がりで実に面白い! それも奇をてらったものではなく、手間隙かけた工夫が凝らされており、料理としてのクオリティも高い。 毎回違った驚きを提供してくれそうな懐の深さを感じるお店です。 (所要時間:2時間) |
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美しいお料理たちですね〜♪
どれもこれもどれもこれも気になってしまいました!
お肉料理とイワシのマリネが寄り添っているお皿が
なんだかミラクルです^^
2016/2/23(火) 午後 9:38
追伸・・・
それと!
一度見たら忘れられないビルですね!(笑)
2016/2/23(火) 午後 9:39
> ともさん
そーなんです!
いただくまでは、豚にイワシってどーよ!?って感じでしたが・・・
調理の上手さもあってか、これはアリ!な取り合わせでした。^^
2016/2/24(水) 午前 2:24
> ともさん
すごいでビルでしょ!^^
ここまで繁ると、アートです。
水やりが大変そうですが・・・(^^;
2016/2/24(水) 午前 2:26