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結婚記念日と嫁様のバースデーが重なる2月。
今年も都心で恒例のアニバーサリーディナーをいただきました。 これまでのイベントではフレンチかイタリアンが定番でしたが今回は和食で。 ・・・と、やってきたのは赤坂界隈。
TVなどでもお馴染みの三代目主人・村田吉弘氏が率いる老舗料亭『菊乃井』さんです。
本店は京都にあり、ミシュランで三ツ星に輝く日本を代表する名店のひとつ。 (↑赤坂店は星二ツ!) 竹林に囲まれ打ち水された美しい石畳がエントランスへといざないます。
店内は、カウンター、小上がり、テーブル、座敷などで約50席のキャパ。
カウンターはいろいろ面倒くさそうなので、テーブル席を予約しました。(^^; 平成二十八年如月の『御献立』 (20,000円/人、税・サ料別)
四季折々の旬の素材を生かし、伝統と革新の両立を目指した京懐石がウリだとか。 桃の節句が近いということもあり「白酒」の食前酒でスタート。
で、ドリンクメニューをいただくと・・・
お店オリジナルの"泡"があるようなので、そちらをいただくことに。 あと、ドンペリがボトル2万円という破格の安値で提供されているのには驚きました! ■「菊乃井 キュベ クリザンテム ブリュット」 (12,000円/750ml)
あっさりと繊細なシャンパンで和食にも合いそう。 今回、結婚記念での利用であることを伝えたところ、お祝いに御赤飯をサービスしていただきました。
少量ですが、温かくてふっくらと美味しく炊きあがってます。 ■猪口 「かくれ梅、白子、桃の花」
塩抜きした梅干を出汁で煮て、鱈の白子のペーストを掛けた一品。 白子のまったり感に梅干がちょうどいい塩梅で面白いテイストです。 つづいて、ステキな二段重の器が登場!
■八寸
「筍、独活、烏賊木の芽和え、飯蛸、わらび」 「菜種、白魚寿司、花弁百合根、いくら醤油漬け、人参葉の辛し胡麻和え」 弾力のある飯蛸の足には細かい網で裏越しされた炒り卵がまぶしてあります。 生の人参や木の芽など、春っぽい爽やかな味わいが楽しい。 白魚寿司は鮎の稚魚を握りにしたもの。
と、色味もよく、いずれもきちんと下ごしらえされた旨さの八寸でした。 ■向付 「明石天然鯛、さごし、山葵、水前寺海苔」
明石鯛は潮流が早くプランクトンやエビなど鯛の餌も豊富な明石海峡で獲れる高級ブランド鯛。
その肩書き通りに旨味ののった身はプリプリの上物。 やっぱ明石鯛ってスゴイ!と思わせる感動モノの美味しさです。
ポン酢のゼリーを乗せていただくサゴシ(出世魚サワラの幼魚)もまったりと美味しゅうございました。 ■向付 「小鮪、黄身醤油、辛子」
わざわざ造りを2皿に分けて提供するあたりも興味深い。 小鮪は関西ではコシビ、関東ではメジマグロと呼ばれるクロマグロ(本鮪)の幼魚のこと。 ほとんど黄身といってもいいくらいの黄身醤油と辛子でいただきます。
素材の良さが光るまったりとした鮪に、黄身醤油でさらにまったり度が増しマシでウマイっ! この黄身醤油、正解だと思います。 ■蓋物 「蛤真蒸春丘仕立て、筍、こごみ、結び人参、うるい、芹、木の芽」
目に鮮やかにして香りもいいスープは、なんともホッとするやさしい仕上がり。 シャキッとほどよく火入れされた筍は、素材本来の味がしっかりと引き出されています。
真蒸もハマグリの身がふんだんに使われており、まさにニッポンの春を楽しめる一杯と言えましょう。 ■焼物 「鮑磯焼き、若布、雲丹、肝ダレ」
磯の香り漂うワカメの舞台に現れたのは、アワビとウニの贅沢なダブルキャスト。
このアワビ、かなり厚めにカットされているにもかかわらず、ハンパなく柔らかい! 濃厚な肝ダレもイケてますが、シンプルに柑橘&塩でいただくのが良ろしかろうというのが我家の共通見解。 まろやかにあま〜いウニは、一切の雑味やクセもなく口の中でまったりとトロけます。
■中猪口 「柚子と山葵のソルベ」
シャンパンも飲み干し、日本酒へ移行。
料理に合わせて高級どころがリストアップされてます。 人気銘柄では「獺祭二割三分」や「飛露喜」なんかもありましたよ〜♪^^
■「大吟醸 黒龍 しずく」 (2,800円/一合)
■口取り
「長芋と生このこ、若布と蛍烏賊の黄身酢かけ、アスパラと利休麩の白和え」
「烏賊と分葱のてっぱい、海老の黄身寿司、花山葵」
うーむ、どれもこれもひと手間かけられた上品な作りで、日本酒にもよ〜く合います! 各小鉢とも一口、二口程度といった量もイイ感じ。 ■強肴 「新海苔鍋、伊勢海老、鯛、貝柱、浅利、蓮豆腐、小蕪、新海苔、アサオ海苔」
やさしい出汁に素材のエキスが十分引き出されたスープは想像以上に甘ウマ。
和風ブイヤベース仕立てで複雑に奥深い味わいが楽しい新海苔鍋でした。 ■御飯 「蟹御飯、三つ葉」
蟹の殻だけでとったスープと蟹味噌で仕上げた御飯はその風味がなんとも素晴らしい。
■留椀 「牛蒡すり流し、牛蒡、胡椒」
ガツンとストレートな牛蒡テイストの留椀も、料理としてきちんと仕上がっているのはサスガ!
■水物 「バニラアイスクリーム、焼き林檎」又は「抹茶アイスクリーム、白玉、小豆」
余った御飯はおにぎりにしてくれるというのでお持ち帰り。^^ とゆーわけで、肉・油なしのヘルシーに美味しい菊乃井ワールド・・・十分に堪能させてもらいました。
また季節を変えて再訪してみたいお店です。 (所要時間:3時間2分) 加えて、ホスピタリティ面の感想なども少々。
入店時、スタッフの皆さんから「おいでやす〜」と活気ある挨拶が気持ちイイ。
ただ、ホールスタッフがやや多めの印象で、店内が広くないだけに少し気になりました。 若いお兄さんスタッフ達の接客は、ややぎこちなさも感じましたが特に問題はなし。 退店時も店長さんとスタッフさんが店の外までお見送りをしてくれました。 少々残念だったのは店内がうるさかったこと。
カウンターでは結構な声高の御婦人とスタッフの談笑が終始店内に響き、 テーブル席ではおじさんグループの大きな笑い声も聞こえてくるといった居酒屋並の喧騒。 個室じゃないので、しょうがないとは思いますが・・・ もう少し静かに料理を楽しめるような配慮があってもいいかなと。 以上、〆て二人で65,340円(税・奉仕料10%含む)の食レポでした。
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結婚記念日おめでとうございます♪
素敵な記念日で羨ましくなっちゃいました^^
お料理がどれも凄いな〜!
気になったお料理のコメントを一つ一つ書いたら
記事が出来ちゃいそう^^
こんな素敵なお料理たちを
少々騒がしいところでいただくのは確かに残念ですね。。
・・・でもとにかく美味しそうです!!^^
2016/5/5(木) 午前 10:19
結婚記念日おめでとうございます。
こんな素敵な記念日をお二人でなんて、とても羨ましいです^^
どれもこれも素晴らしいお料理ですね☆
量が多いように感じますが、海産物中心だとそうでもないのでしょうかね。^^
これだけのお料理はぜひ個室で静かに頂きたいですよね。。
居酒屋のような喧騒の中ではちょっと。。
2016/5/5(木) 午後 6:21
> ともさん
ありがとうございます!^^
お店の雰囲気はともかく、料理はさすがに普段味わえないような一品が続いて、
最後まで美味しくいただきました。
これで日本酒がもう少し安ければ・・・とも思いますが、
あまり飲みすぎると料理の味が分からなくなるので、
ちょうど良かったかもしれません。(笑)
2016/5/6(金) 午後 4:11
> zinoさん
ありがとうございます!^^
人に寄って違うとは思いますが、量的には若干多目かなと思いました。
でも、お肉がなかったので食べれない量ではありません。
店内の様子、居酒屋並みといっても、
さすがに安いチェーン店のようなうるささはなかったですが、
料亭にしては気になるレベルでした。
その日のお客さんによるかと思いますが・・・
2016/5/6(金) 午後 4:18
暫く前になりますが京都の菊の井にお邪魔しましたが、個室だったので水を打ったような静かさで衣擦れの音が気になる位でした。料亭を名乗るならもう少し配慮があってしかるべきですすよね。銀座界隈の
白木のカウンター席で頂く割烹でも煩く感じる事は皆無だったので驚きです。よくミシュラン☆が取れましたね、銀座なら一二岐や安達直人というミシュランで☆を取った若手の店で一人でかなり飲んでも2万円程度で満足できますよ。是非行ってみてください。
2016/5/16(月) 午後 9:19
> yanGさん
なるほど、本店は料亭らしい雰囲気でいただけるのですね。
料理は美味しかっただけに、ここの雰囲気は少々残念でした。
銀座のオススメ店の情報、ありがとうございます!^^
何れもノーチェックだったので、ググッてみましたが、よさそうなお店ですね。
かなり呑んでも2万円程度というのも魅力的です。
和食のお店はあまり知らないので、次回の候補にさせていただきます。
2016/5/18(水) 午前 1:14