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私の中国での相棒の「羊(やん)」君から、自分の田舎のほうで「火渡り」のお祭りがある、と聞いていて、8月に中国へ行ったとき、その祭りはいつあるのか田舎のお父さんに聞いてもらい、それが旧暦9月9日の重陽節だと聞いて、次回の中国出張はそれに合わせることにした。 旧の9月9日は新暦の10月16日、14日に義烏へ行って、15.16日は市場を歩き回り、16日15時に羊君の田舎の「双峰鎮」へ向かった。 双峰までは、以前はバスで何時間もかかったが、今は双峰鎮も通る高速道路が開通して途中東陽市に嫁いだ彼のお姉さんの家に寄って回り道をしても1時間半で到着した。 ちょっと散歩をして、羊君の家で夕食をゴチになり、羊君いわく、歩いても15−20分ということで、彼の奥さんと3人で18時半ごろ東坑村へ向かった。 思ったより遠く、20分たってもまだ山の中の道、9月10日にiPhone に変えたので、早速現在位置を確認すると、まだ半分ほどの道のりしかきていなかった。 で、40分ぐらいかかって村に到着すると、広場に赤々と燃える石炭の山が見えてきた。 その上を渡るんだとすぐわかり、おもわず、えぇぇぇぇ、と声がでた。 途中で19時の祭り開始の爆竹と音が聞こえたので、すでに祭りは始まっていて、人だかりのほうへ寄っていくと神様の像が祀られたその前で、神様が取り憑いたと思われるおじさんが体を揺らせて、祭りの長(おさ)と思われる人と問答をしていた。 神様の前では、おばさまたちの歌と踊りの神様への奉納が始まった。 羊君によれば、このお祭りは、「風順雨順」を祈るものだそうで、この神様は村の氏神様だろうか。。。 20時ごろ、いよいよ火渡りが始まる。 火渡りの参加者は、まず神様の前に置かれた黄色の紙を取り、会場横を流れる川で足を洗い、その神様の黄色の紙で足を清めてから、火渡りが始まる。 初めに神様が取り憑いたおじさんは、火渡りのリーダーであった。 祭りは、参加者が会場から暗い道路のほうへ歩き去り、21時前に終わったが、行った先から戻ってきた人に、足は熱くなかったか、と聞いても、平気である、との答えであった。 いつごろから始まったものだろうかと聞いてみたが、彼らにもわからない、ずっと昔からやっている、とのことであった。 いずれにしても、日本の修験道の火渡りのルーツを見ることができて大満足であった。
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