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畝尾都多本神社からまた南へすぐ、奈良文化財研究所があり、展示室もあるらしいが日曜日で閉まっていた。
それでさらに南へ歩くと、天香久山の全体が見えるようになり、案内板やトイレなどがある休憩所があり、そこから山のほうへ道が続く。
山を少し登ると、頂上への道と、天香山神社、天岩戸神社への分かれ道に行き当たり、ここに天香久山についての説明板がある。
大和三山の他の二つの畝傍山と耳成山は平野の中にひょっこりといい形で立っているが、それらは死火山であること、またこれら三山の中心には持統天皇の藤原宮があったことを知る。 そこで少し休んで、まずは天香山神社への道を行く。
天香山神社は、山の北側の懐の森の中にある。
本殿は、春日造りで、西向きに建つ。
祭神は、櫛真神。
尾張氏の祖、「天香山命」の名は見られない。
本殿屋根や蟇股には、ここも「三つ巴」の神紋。
拝殿の内には、ここにも木額が奉納されている。
境内に、古代、鹿の骨を焼いて占いをする時にその皮を燃やしたという「波波迦の木」がある。
土器を焼く赤い土を採ったという「赤埴聖地」の石塚も立っていた。
期待していた、尾張氏との関係の事物の発見はできなかったが、深い森の中のいい雰囲気のじんじゃであった。
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番外篇 大和を歩く
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