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古代史関係の本を読んでいると、新羅から渡来したという天日槍(あめのひぼこ)がよく登場する。
関ヶ原を越えて近江に行くと、天日槍が一時住みつき、天日槍が但馬へ移動した後もその従者の技術者集団の一部が、竜王町に住みついたという「鏡」の里があり、そこに天日槍を祀る「鏡神社」があるとのことで、昨年11月28日に訪ねてみた。
名古屋からJRで米原乗り換えで近江八幡まで行き、そこからバスで竜王町の鏡口まで行ってそこから散策を始めた。
バス停から街道沿いに鏡神社へ向かうとすぐ、「源義経宿泊の館跡」の石碑が立ち、義経はこの地で元服をしたそうで、この地が義経ゆかりの地であることを知る。
そからちょっとで鏡神社にたどりつく。
入口左に屋根をかぶった大きな松の切り株があるが、これは、「烏帽子掛けの松」とよばれ、義経がこの松の枝に烏帽子を掛けて神社に参拝したのだそうだ。
美しい赤い鳥居には向拝がつき、これは珍しい。
祭神は、天日槍命で、多度神社に祀られていた、天津彦根命と天目一箇命も祀られている。
社殿は、舞殿、中門があり、その奥に流れ造りの本殿が建つ。
本殿は、重要文化財に指定されていて、室町時代のものだそうだ。
舞殿の鬼瓦には、三つ巴の紋と虎だろうか奇怪な獣と天日槍だろうか人物像の飾りがつく。
本殿屋根には、神社としては珍しい鬼の顔の鬼瓦が載る。
舞殿と本殿の蟇股の飾りは地味なものだ。
境内の小高いところに八幡神社の小さな社があり、応神天皇とともに源義経が祀られている。
八幡神社は西向きに建っているが、これは義経が幼少期にすごした鞍馬山に向いてその地を偲んでいるのだそうだ。
この地の鏡王は、壬申の乱で近江側に味方をしたそうで、万葉歌人として有名な額田王とその姉は、鏡王の娘であることを知る。
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