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11月18日午後、また自転車で北区の式内社をまわった。
家から東へ20分ばかり、名古屋城のすぐ北にある「多奈波太神社」へまず寄った。
教育委員会による説明板があり、
「平安時代に編纂された「延喜式」に「山田郡多奈波太神社」と記される格式の高い神社で、主祭神は、天之多奈波太姫命(あめのたなばたひめのみこと)(天之棚機姫命)である。
「尾張名所図会」にも「田幡(たばた)村にあり、七夕の森といひて、例祭七月七日、燈(ともしび)をかかげて諸人参詣す」とある。昔からの祭礼風景が七夕祭りとして現在も続いている。
社殿は、昭和20年5月の空襲で消失、昭和39年に現在の木造銅板葺きに復興再建された。」
例大祭 8月7日
茅輪祭 7月7日
ということで、7月7日は、夏の病気除けの茅輪くぐりが行われるようで、七夕祭が行われているわけではなさそうだ。
来年は見にきてみようと思う。
祭神は、「式内社調査報告8」によれば、天之多奈波太姫命遺骸にも、応神天皇、大山津見神、素戔鳴尊、天照皇大神、大己貴命も祀られているそうだ。
社殿は、南南東向きに建つ。
拝殿正面には、「五三桐」の紋がみられ、鬼の部分には、「ゆり紋」のような紋がつく。
正面の蟇股にも「五三桐」の紋がつく。
社殿は、祭文殿は無く、拝殿の後ろには本殿が建つ。
本殿は流造りで、千木・鰹木が載る。
拝殿前の狛犬には、紅白の前掛けが掛けてあり、表情も可愛い。
境内には、「乳イチョウ」というイチョウの木が祀られている。
説明板によると、
「イチョウは、柱状の瘤(乳垂)が出来る事があり霊力の宿る神木といわれます。
多奈波太神社の「乳イチョウ」は樹齢が若いにも拘らず多くの瘤(乳垂)が垂れ下がっており珍しい存在です。
この乳イチョウの生命力にあやかり健やかで豊かな母乳にめぐまれたという逸話も聞かれ参拝の皆様の健康と幸せに役立てば幸いです。」
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番外篇 名古屋を歩く
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