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1月11日、熱田神宮で踏歌神事(とうかしんじ)が行われた。
 
写真は、午後、別宮(八剣宮)で行われたときのもの。
 
イメージ 1
 
熱田神宮のHPによれば、
 
「春きざす大地を踏んで土地の精霊を鎮め、除厄と招福とを祈る神事で、奈良時代より朝廷で行われていた踏歌節会の余風を伝えるものです。
 次第は、陪従(べいじゅう)が踏歌を歌い、舞人が卯杖舞(うづえのまい)・扇舞(おうぎのまい)を舞います。次いで詩頭(じとう)の詔文(しょうもん)にあわせ、高巾子役(こうこじやく)が振鼓を振ります。
 詔文の文言や振鼓の音色から別名「あらればしり」「オベロベロ祭り」とも呼ばれています。また、振鼓の音からその年の豊凶を拝観者が夫々に占います。なお、午後1時からは別宮並びに大幸田神社でも神事が行われます。」
 
10時から神事が始まるとのことで、9時すぎに神宮へついた。
 
平日ということでか、見学者はそんなに多くなかったが、9時半には場所取りをして儀式が始まるのを待った。
 
「新修名古屋市史9 民俗」によると、私は見ることができなかったが、一行が本宮前に入場するまで次のような儀式がとりおこなわれている。
 
「午前9時40分頃、最初に斎館前へ出た陪従は神楽殿に向かって横一列に並び、詩頭、舞人が出るのを待つ。全員が整列すると出発する。まず本宮南にある祓所で修祓(しゅうばつ)の後、影向間社(ようごのましゃ)へ向かう。詩頭、舞人などの八人はそのまま参道を真っ直ぐ進み、手水舎を過ぎると右折し、国道一九号線を突っ切り、影向間社に至ると他の祭員が来るまで待機する(影向間社は平成16年3月に境内の車祓い出口前北に移設された)。その間に雁使が桜の挿頭花(かざし)を冠へ挿す。
 陪従と笛役の六人は、祓所から出ると信長塀のところで列から離れ、旧参道のところで北面し東西一列に並び、笛役の吹く笛にあわせ陪従が笏木を打ちながら催馬楽の「竹川(半首(はんず))を謡う。そして影向間社に向かって進み、途中の鎮皇門跡にあたる西鳥居をくぐると、鳥居に向かって東面して南北一列に並んでから「竹川(半首)」を謡い、国道を横切るのである。
 影向間社の決められた席に着くと、後から到着した祭員の冠へ、雁使が山吹の挿頭花を挿す。挿頭花は、面筥の中へ事前に作って入れてある。最後に雁使も控えの者から挿頭花をつけてもらう。祭員の席は南面する影向問社の本殿に対し東西二列に向きあっている。すなわち、東側は舞人、西側には北から詩頭、陪従、笛役、雁使の順である。祭員の冠へ挿頭花を挿すと、陪従が東側の舞人の席に行き、舞人は後ろへ回り舞の身支度をする。詩頭と高巾子、それから雁使は西の席に座ったまま。陪従等によって「竹川(半首)」が始まると、それにあわせて舞人は卯杖を持って神前へ進み、順に「卯杖舞」を舞うのである。これを試舞という。
 影向間社の行事を終えると、再び国道一九号線を通行する車を警察が止めている間に、祭員が横断して本宮へ向かう。祓所の北まで来ると、祭員は参道西側へ縦に並び、宮司が前を参進するのを待つ。ここでも「竹川(半首)」を謡う。宮司はそのまま本宮内へ進み、他の祭員は大前(拝殿前)の所定位置に座す。」
 
このあとから、本宮前の儀式となり、私も見ることができた。
 
 
 
これら式次第も「新修名古屋市史」によると、
 
「宮司は祝詞を奏上し、拝殿前西側の石段上の席に着く。ついで陪従が東側の舞人の席に行って立ち「万春楽(ばんすんらく)」を謡う。それにあわせて舞人は、陪従の後方を卯杖を持って順に右回りで、正面中央の石段下まで進み一礼する。これはただ一礼して三回巡るだけである。
 つぎに「竹川」を陪従が謡い出すと、舞入は卯杖を持って正面へ順に進み、右・左・右と足を開いて「卯杖舞」を一回ずつ舞う。そして陪従が「浅花田(あさはなだ)」を謡い出すと、舞入は右肩袖を脱いで右手に中啓(ちゅうけい)を持ち、順に正面へ進み出て「扇舞」を舞う。緋の片袖が鮮やかである。
 舞人の「扇舞」が終わると、詩頭と高巾子の出番になる。雁使が面筥から仮面と冠を取り出し高巾子役に着ける。詩頭も雁使から頒文を受け取ると正面へ進み、その約二間あまり後方に高巾子が立つ。詩頭は、13段(現在は7段)からなる巻物仕立ての頒文を両手で持ち、本文を段ごとに読み上げていく。段の区切りに「カナワサ右」、または「カナワサ左」と言い、その方向の肩上へ両手で持った巻物を、詩頭が担ぎ上げるようにすると笛役が笛を吹く。構えていた高巾子は指示のあった方を向き、振り鼓を上げて振るのである。その振り鼓の音を聞いて、かつては参拝者各自が作物の豊凶を占ったと伝えられている。「オベロベロ祭り」の名は、振り鼓の音に由来するという。
 踏歌祭頒文が終わり、高巾子の仮面が外されると、陪従が庭の南側中央で東西横一列に並び「何そもそも」を謡う。舞人は最初と同じように卯杖を持ち、正面に進み出て一礼する。そこを三回巡ると大前での踏歌神事は終了するのである。宮司が退出し、他の祭員もそれに従って斎館へ戻る。」
 
私はこの後、午後の別宮と大幸田神社での儀式もみていこうと、境内の「宮きしめん」へ向ったが、すでに満席で大勢並んでいたので、隣の「きよめ茶屋」でご飯ものはカレーライスしかなかったのでそのカレーと甘酒で昼食にした。
 
 

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熱田神宮踏歌は遠隔地のため実際に見に行くのは難しいですが、この映像はとても助かります。

2018/1/9(火) 午後 4:57 [ buj*tsu* ]


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